海外ドラマ『チェルノブイリ』のネタバレあらすじと見た感想

2019年にアメリカのHBOで制作・放送された『チェルノブイリ』。1986年にチェルノブイリで、実際に起こった原発事故を忠実に再現した今作品はエミー賞、ゴールデン・グローブ賞で作品賞のほか多くの賞を獲得しています。

全5話のこのミニシリーズは、ドキュメンタリードラマとして非常に質の高い仕上がりになっています。さすがHBOと言うべきでしょうか。

今回は、そんな海外ドラマ『チェルノブイリ』のあらすじと見た感想など、ネタばれを含めてご紹介します。

チェルノブイリ原子力発電所事故

このお話は、1986年当時ウクライナ・ソビエト社会主義共和国のチェルノブイリにあったチェルノブイリ原子力発電所の4号炉でおこった原子力事故を描いています。

1986年の4月25日、保守点検のために4号炉を停止させる作業中にしていた実験の最中に爆発が起こり、その後の火災によって14エクサベクレルという高濃度の放射能が放出。周辺の火災は26日には鎮火したものの、原子炉では黒煙と溶けた燃料が燃え続けていました。

この事故は世界で最も最悪な原子力事故と言われていて、国際原子力事象評価尺度(INES)では最高レベルのレベル7に分類されています。

『チェルノブイリ』のあらすじ

第1話

チェルノブイリで起こった原発事故の全容を知るソ連の原子核物理学者レガソフ教授は、事故数年後、当時起こった事全てをカセットテープに録音すると、自宅で首を吊り自殺をしてしまいます。

4月25日、4号炉の実験の最中に突然爆発が起き、前例のない出来事に現状の掴めない職員たちはあわてふためいきます。爆発によって引き起こされた火災を消火するために消防士たちが駆けつけ、消火活動を開始

それと時刻を同じくして、所内では放出された高濃度の放射性物質により、多くの職員に異変が起こり始めました。その影響は職員のみならず、野外で消火活動をしている消防士たちにも顕著に現れだしたのです。

第2話

どれほどの深刻な状況であるかを把握し始めていた関係者は、原因追求と責任を誰に取らせるかを身の危険をひしひしと感じながら話し合っていました。

事故の深刻さをわかろうとしない政治家たちによって、レガソフ教授はチェルノブイリに飛び調査をすることになります。彼が現地に到着すると、原子力発電所の職員たちは炉の爆発の隠蔽を図り、虚偽の報告をしますが、のち調査により爆発が生じたことが証明されます。

放射能の放出を抑えるために、炉の上空からホウ素と砂をかける方法を提案しますが、あまりの高熱のためにヘリが原子炉の真上につくことは不可能であること、そしてその案では他の炉も爆発する危険性があることがわかりました。

解決策として、直接建物の中に入り、策を講じる案が実行に移されることになります。そのためには3人の作業員が命を捨てることに。状況を説明された原発作業員の中から、自らの命を賭す覚悟のある立候補者3名が名乗りを上げたのでした。

第3話

3名の勇敢な作業員の働きにより、他の原子炉が爆発することを防ぐ計画は成功しました。原因究明に奔走するレガソフ教授は、3名の作業員がまだ話をできる間にできるだけ詳しいことを訊こうとします。

放射能の放出により間もなく飲み水となっている地下水が汚染されようとしていました。それを防ぐため、鉱山業に関わるチームが召集を受けます。

レガソフ教授とともに原因究明に当たっていたスウェーデン人のウラナは、作業員の証言により爆発の原因を知りますが、そのせいでKGB(ソ連国家保安委員会)によって逮捕されてしまいました。

第4話

やっと周辺住民に避難勧告を出した政府でしたが、全員が避難をするわけでもなく、住人の反応は様々でした。その頃、現場を収拾させるためにドイツからロボットを借りたレガソフ教授たちでしたが、汚染があまりに早くにロボットを犯し、全く使い物になりません

釈放されたウラナは、手にした重要書類の中に、不自然に編集されたページを見つけます。原発事故の原因はKGBで、彼らは証拠隠滅を図っていたのです。

その頃、原発所の収拾を図るべく検討を重ねていたレガソフ教授でしたが、実際に作業を行うのは人間の手によってするしかないと結論を出します。

第5話

事実が徐々に明らかになっていき、原発関係者は真実を公表しなければならないと感じ始めていました。しかし、国のトップは隠蔽作業に余念がありません

今回の事故が起こった原因の一つは、その当時行われていた「安全テスト」の10時間にもわたる延期でした。そのために経験のない所員が安全テストの執行に関わることになったのです。

事故直前に無理やり安全テストを終わらせるため、出力を上げる指示をしていたことも爆発の原因となりました。しかし、一番の原因は設備の不備にあったのです。

『チェルノブイリ』を見た感想

チェルノブイリの原発事故の内容は書物で読んだことがあったのですが、こうして映像で目の当たりにすると、全く違った出来事のように思えました。

廃炉となったリトアニアの原子力発電所でロケを行ったということで、すごくロシアっぽい感じが出ていましたね。室内なんかはセットで撮影したと思うのですが、服装とか、家具とか、小物とかがすごく雰囲気が出てて感心しました。

やはり実際に多くの人が関係し、被害に遭い、亡くなられたという事実を平面の文字で追うだけではなく実際に人間が演じることで、ものすごい臨場感と感情の渦に飲み込まれるものなのだということを改めて感じました。

監督が『ブレイキング・バッド』や『ウォーキング・デッド』を手がけたヨハン・レンクということもあり、人物描写が非常に優れていたと思います。

実際の事故を非常にリアルに、克明に描かれた『チェルノブイリ』は、一見の価値ありです。

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