【世界先行配信】英国ドラマ「宇宙戦争」ひかりTV で独占配信中!

英国放送BBC制作の最新サイエンス・フィクション歴史劇「宇宙戦争」をご存知ですか?

2019年の10月4日から、世界に先駆けて日本国内では「ひかりTV」で、独占配信が開始されています。なんと!全4話(他国では、全3話)一斉配信です!

今回は、異例の配信計画が実施された、この新しい海外ドラマを紹介します!

テレビドラマシリーズ「宇宙戦争」原作者、H・G・ウェルズとは?

この作品は、タイム・マシン「透明人間」等の代表作で有名で、サイエンス・フィクションの父とも呼ばれているイギリス人著作者、ハーバート・ジョージ・ウェルズが執筆した小説「宇宙戦争」をもとに制作されたオリジナルミニドラマシリーズです。

H・G・ウェルズ氏は、現名門大学であるインペリアル・カレッジ・ロンドンの前身校である大学に奨学金生で入学して生物を学んでいます。その後、当時(宗教的にも)保守的だったイギリスの科学の教育に携わるのを諦め、現在でも発行されている科学雑誌ネイチャー等に、記事を寄稿する等の執筆活動に集中します。

彼は、今では当たり前SFのコンセプトであるタイムマシーンを始めとする数多くのアイディアを考案した事でも知られています。その中には、原爆も含まれています。

トム・クルーズ主演の映画版との違い

現在Huluで配信されてる映画版「宇宙戦争」と本作は、全く別の作品になっています!映画版の設定は、現在のアメリカであり、主役のトム・クルーズは、(少々頼りない)子持ちの父親という設定です。公開当時まだ、幼かった天才子役のダコタ・ファニングの叫び、怯える演技が目立った作品です。

今回のドラマ版「宇宙戦争」の設定は、原作が書かれた頃と同じ20世紀初頭のイギリスです。主人公は、駆け落ちをした新聞記者ジョージとその愛人/恋人エイミーです。ジョージを演じるのは、イギリス人俳優のレイフ・スポール。彼は、ラスト・サムライ』で通訳役、映画シリーズ『ハリー・ポッターでは、ネズミに化けるピーター・ペティグリュー役を演じてお馴染みのティモシー・スポール氏の息子です。

ドラマ版「宇宙戦争」あらすじ

エドワード王時代のロンドン郊外の小さな町に越してきたジョージとエイミーは、近所の人々から、白い目で見られています。なぜなら、ジョージは、離婚も成立していないまま、エミリーと家庭を持っているかです。

そんな中でも、近所に住む天文学者のオグリビーは、交友的でした。

勤めている新聞社でも、駆け落ちが原因で居場所が狭いジョージは、(駆け落ちの制裁として)政府関係者である兄フレデリックの命令で、上司からの扱いも良いものではありません。

そんなある日、突然、ジョージの村に隕石の様なものが落下します。オグリビーとエイミーは、早速調査に出向きます。国が調査団を派遣して調査を開始すると、隕石は、調査団や見物人を次々と焼き殺します。その後、地震の様な衝撃と共に、火星人エイリアン=トライポットが出現します!

村からの脱出を試みる、ジョージとエイミーですが、飼い犬を助ける間に、離れ離れになってしまいます。

フラッシュフォーワードした、ディストピアの世界(赤の世界)では、エミリーは、幼い息子を連れて、ジョージを探します

ロンドンに逃れたエイミーは、フレドリックを訪ねますが、トライポットが街を襲い始めます。2人は、イギリスを脱出する為、沿岸を目指します。

一方、エイミーを追ってロンドンを目指すジョージですが、軍隊に足止めされてしまいます。軍隊と戦い、危機一髪で命を取り留め、沿岸を目指し、エイミーと再会を果たし、国外脱出を諦め、生まれて来る子供の為にも、生き延びる事を目指します。

ディストピアの世界(赤の世界)では、オグリビーがエイミーと再会します。彼らは、エイリアンの侵略の本当の理由を話し合います。

【ネタバレ】

エイミーは、オグリビーに彼女の世界の終わりの話を始めます。

次々に、仲間を失ったエイミーとジョージですが、食べ物も水もない状況で、ジョージは、正気を失っていきます。小型のエイリアンに取り囲まれ、絶体絶命になる二人ですが、ジョージは、お腹の子供を守る為、自分を犠牲にしてエイミーを逃します。

何も育たない赤の世界で、腸チフスになっている人間を食べた事が、エイリアンの絶滅の原因ではないかと思ったエイミーは、オグリビーに腸チフス菌を使って、汚染された大地を取り戻せないかと持ちかけます。

オグリビーは、そのアイデアを実行し、エイミーは、地面から、緑の葉っぱが生えている事に気がつき、曇っていた空から、太陽の光が差し込みます。

ドラマ版「宇宙戦争」見どころ

約120年前のイギリスに火星人のエイリアンが侵略に来る映像は、なかなか新鮮味があります。原作の設定に近い映像化は、本作が初めてのため、ファンの間では待望の作品となっています。特殊効果/映像は、”制作費12億円の超大作!”や”最新CG映像を駆使して制作”っと宣伝をされている様に、(英国放送の通常レベルより)高いものに仕上がっています。(ドクター・フーを参考にして下さい。)

英国の有名俳優ロバート・カーライル氏が、「ワンス・アポン・ア・タイム以来のテレビドラマ出演で、英国紳士を好演しています。

ドラマ版「宇宙戦争」感想

冒頭のシーンでいきなり、”Jap” や”Japs”(現在では、日本人を冒瀆する単語)が連呼される為、(日本人にとっては)多少びっくりするオープニングになっています。

主役の二人のカリスマ性が、若干足りない?!と感じます。これは、キャラクター設定と演出が原因なのかもしれません。

物語の展開も、バラツキ?が少々見られます。設定は、原作に近いものの、ストーリーは、全く違います。

ジョージの、「大英帝国が行ってきた植民地支配/奴隷貿易の天罰より、自分たちも違う人種(エイリアン)に、同じ目に遭わされているのだ。」っと言うセリフや、エイミーの「肌の黒い人々は、貧しくても幸せなのよ。」のセリフには、英国内からは批判が、殺到しています。

原作とは、違った作品のメッセージに困惑を感じずにはいられない作品です。

キャスト

ジョージ:演 レイフ・スポール

エイミー:演 エレノア・トムリンソン

フレドリック:演 ルパート・グレイヴス