伝説のB級映画「デビルマン」実写化はなぜ低評価?Huluで見た感想!

巨匠永井豪の名作漫画を実写化するも、残念過ぎる出来栄えに「伝説」となった映画、「デビルマン」はHuluで配信中です。(2019年8月17日現在)

なお、本作は映画倫理委員会よりPG12に指定されており、12歳未満のお子様が視聴する際は保護者の助言・指導が必要になります。

「デビルマン」をHuluで見た感想

2004年10月9日公開。配給は東映。1時間56分。

1972年の発表以来、そのダークで壮大な世界観が大きな反響を呼び不朽の名作として漫画・アニメファンに愛され続ける作品「デビルマン」を、「原作漫画の完全実写映画化」というキャッチフレーズのもと制作費10億円をかけ当時の最新VFX技術を駆使して製作された。

しかし、主演の伊崎兄弟をはじめ演技未経験者を多数起用していることや、説明不足で意味不明なシーンが続くことなどで多くの酷評が集まり、その年度最低の映画を選出しランキングする賞である、2004年文春きいちご賞1位、第1回蛇いちご賞の作品賞、男優賞、監督賞を受賞している。

原作

永井豪「デビルマン」

《漫画版》
講談社の少年漫画雑誌「週刊少年マガジン」で1972(昭和47)年から1973(昭和48)年にかけて連載。(全53話)

単行本
講談社 コミックス版「デビルマン」全5巻+「新デビルマン」全1巻の他、愛蔵版全5巻、改訂版全4巻、小学館 ビッグ コミックス〔スペシャル〕画業50周年愛蔵版全5巻が刊行。

《テレビアニメ版》
NETテレビで、1972年(昭和47年)7月8日から1973年(昭和48年)3月31日まで漫画版とほぼ同時期に放映。(全39話)

スタッフ

製作総指揮:泊懋
監督:那須博之
脚本:那須真知子
デビルマンコンセプトデザイン:寺田克也
キャラクターデザイン:衣谷遊
音楽:安川午朗
「デビルマン」「製作委員会:東映、東映アニメーション、東映ビデオ、テレビ朝日、バンダイ、ラッドガー

主題歌

Hiro「光の中で」

あらすじ

不動明(伊崎央登)は、4年前に両親を亡くし牧村家に引き取られて暮らす高校生。気弱な性格で不良グループから目をつけられてはいるが、親友の飛鳥了(伊崎右典)や牧村家の娘・美樹(酒井彩名)と共に平凡な学生生活を送っていた。

そんなある日、明は了から「了の父が死んだ」という報告を受ける。

了の父の飛鳥博士は南極の地底湖で新しいエネルギーの研究をしていたが、その過程で他の種族の体を乗っ取ったり食べたりしながらひたすら進化し続ける知的生命体「デーモン」を発掘してしまう。
それに気付いた時にはすでに遅く、研究所で勤めていた何千人もの人間がデーモンに合体されており、飛鳥博士もまた体を乗っ取られて死亡してしまう。

その姿を見て驚く明に、自分もまた悪魔と合体されてしまったと告白する了。もう人間ではなくなったことを悲観し明に自分を殺してくれるように願う。

しかしその場で明もまたデーモンの勇者アモンと合体するが、強い意志によって人間の心を残したまま半分人間半分悪魔の「デビルマン」となるのだった。

明は「デビルマン」となった運命を受け入れ、人類殲滅を画策するデーモン族と戦うことを決意するが、一方でデーモンを恐れる人間たちもまたデーモン狩りを始めるのだった・・・

なぜ低評価なのか?

伝説のB級映画「デビルマン」を視聴してみた!

アニメ、漫画、ゲームなどが実写化されるというニュースを聞くと、「どうせまた失敗するんだろう・・・」とやれやれ顔になってしまう意見が聞かれます。

実際、アニメや漫画という手法でデフォルメされたストーリーやキャラクターを生身の人間を使って映像化する難しさから、いくつも残念な実写化作品が生み出されているのも事実です。

そんなマイナス評価の付きがちな実写化作品の中でも最早伝説級の駄作と言われているのが映画「デビルマン」です。

公開中から幾多の映画評論家から酷評され、その後に公開される作品も「デビルマンよりはマシ」だとか「デビルマン並みにひどい」といった駄作の物差し扱いされるほどになっているこの作品を、2019年になってようやく見てみることにしました・・・!

ツッコミが追い付かない

原作が多くのクリエイターたちに大きな影響を与えた不朽の名作ということもあり、熱烈すぎるファンが重箱の隅をつついて悪く言いたててるんじゃないの~?見てみたら案外面白かったりして⁈と少し期待しながら観始めたのですが・・・開始早々からもうツッコミが止まらなくなりました・・・

1990年代後半のゲームみたいなオープニング映像に始まり、明と了を演じる俳優が双子⁈、高校生なのにオープンカーで登下校? え、ここはどこ?いきなり出てきたこの人は誰?え、こんなにあっさりやっつけちゃうの?なんでそこでいきなり叫ぶの?結局どういうことなの?と?マークを多数飛ばしながら観なくてはいけないというかなり残念な作りの映画でした。

原作の「デビルマン」を読んだことがあっても、これはどういうことだ?と頭をかしげる状態だったので、原作未読の方はついていけるのでしょうか?非常に心配になります。

これで製作費10億円かかっているという情報もあり、ああ映画ってお金をかければいいってものではないんだなあと心から思ってしまいました。

「デビルマン」へのリスペクトは感じる⁈

とはいえ、「デビルマン」という人間の本質を問うダークファンタジーを2時間程度の実写映画にまとめようとするのは非常に難しい仕事だったろうと思われます。

寺田克也さんがデザインを手がけたデビルマンの姿は非常にカッコいいし、全体的には原作「デビルマン」という作品へのリスペクトを感じられました。

デーモン狩りと称して暴走し、ついには戦争まで起こしてしまう人間たちに対し、デーモンになった少女・ミーコが「私たちじゃない!悪魔はおまえら人間だ!」と叫ぶシーンはとても良かったですね。

ただなんというか、監督の力量や脚本の内容、そして明、了、美樹を演じた3人の演技力ではそれを十分に表現しきれなかったのかなと思うと大変残念です。

あの有名人が多数出演!

映画「デビルマン」は、出演者が妙に豪華なのも心にとどめておきたいところです。
明の養父母である牧村夫妻を本当のご夫婦である宇崎竜童・阿木燿子夫妻が演じたのをはじめ、モデルの冨永愛、格闘家のボブ・サップ、元横綱のKONISHIKI、歌手の小林幸子・・・と、多彩な顔ぶれが揃っています。しかしきちんと出番や見せ場があるのは一握りで、あとはワンシーン出て一言二言喋るだけというある意味大変ゴージャスな使い方をしています。

その中でも特筆すべきなのは、物語の中で重要な役どころを担う少年・ススムを当時12歳の染谷将太さんが演じているということでしょうか。声変わり前の染谷さん、非常に可愛らしいです!

また、なんと原作者である永井豪先生も教会の神父役で登場していますので是非見つけてみてくださいね!

原作「デビルマン」も読んでみよう!

聞きしに勝る超B級映画だった映画版「デビルマン」。細かくツッコミを入れまくりながら観たり、「映像作品を作るときはこういう点に気を付けるべし」と教科書にしたりすると良いと思いました。

そして、原作「デビルマン」は深く熱い不朽の名作漫画なので、未読の方はぜひぜひ一度読んで頂いて、映画版との多すぎる違いを確認していただきたいです!

登場人物/キャスト

不動明 / デビルマン:伊崎央登
牧村家に居候している気弱な高校生。陸上部所属。
4年前に交通事故で両親を亡くしたが、牧村家に引き取られている。
デーモンの勇者アモンと合体するも、自らの強い意志で人間の心を残したまま半分人間半分悪魔の「デビルマン」になる。

飛鳥了 / サタン:伊崎右典
明の幼馴染で同級生。文武両道の優等生。明を傷つける者に絶対に許さず激しい制裁を加える。
研究者の父が発掘してしまった「デーモン」に体を乗っ取られる。

牧村美樹:酒井彩名
明が居候している牧村家の一人娘。正義感が強い明るい女の子。

牧村啓介:宇崎竜童
牧村恵美:阿木燿子
美樹の両親。明を引き取って養育してくれている心優しい夫婦。
啓介は農林水産技術庁の農業試験場に勤めている。

飛鳥教授:本田博太郎
了の父親。南極の地底湖で新しいエネルギーの研究をしていたが、その過程で恐ろしい知的生命体「デーモン」を掘り出してしまい、体を乗っ取られて死亡してしまう。

川本巳依子(ミーコ):渋谷飛鳥
明や美樹たちの同級生。女子生徒達からいじめられている。

ススム:染谷将太
両親がデーモンに乗っ取られてしまった少年。

牛久雅夫:仁科克基
明と了のクラスメイト。かつて明をいじめたことで了に殺されかける。

《デーモン》
シレーヌ:冨永愛
鳥の姿をした美しいデーモン。

ジンメン:船木誠勝
街中に現れ人々を喰らう亀に似たデーモン。

《その他》
ニュースキャスター モリソン:ボブ・サップ
街頭に流れる英語ニュースのキャスター。

神父:永井豪
美樹が通う教会の神父。

大沢樹生、
金山一彦、
きたろう
鳥肌実
今井雅之
モロ師岡
有福正志
布川敏和
KONISHIKI
小林幸子
的場浩司
嶋田久作

Huluで配信中のアニメ漫画の実写化作品

公開されるたびに賛否両論となるアニメ、漫画、ゲームの実写化。公開直後の評判を聞いて映画館に観に行くのを見送って、そのまま見ていないまま作品はありませんか?

Huluではアニメ、漫画、ゲームの実写化作品が多数配信されています!見逃していたあの作品をぜひ確認してみましょう!

《アニメ》
人造人間ハカイダー ディレクターズカット版(1995年)
CASSHERN(2004年)

映画 ひみつのアッコちゃん(2012年)
ガッチャマン(2013年)
THE NEXT GENERATION パトレイバー(2014年)
THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦(2015年)
CUTIE HONEY -TEARS-(2016年)

《少年・青年漫画》
DEATH NOTE デスノート(2006年)
DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年)
L change the WorLd(2008年)
デスノート(ドラマ版) (2015年)

クローズZERO(2007年)
クローズZERO Ⅱ(2009年)
クローズEXPLODE(2014年)

20世紀少年 -第1章- 終わりの始まり(2008年)
20世紀少年 -第2章- 最後の希望(2009年)
20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗(2009年)

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年)
カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年)

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2015年)
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド(2015年)
東京喰種 トーキョーグール(2017年)
斉木楠雄のΨ難(2017年)
今日から俺は‼(2019年)

《少女漫画》

スケバン刑事(1987年)
スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲(1988年)
スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ(2006年)
君に届け(2010年)
高校デビュー(2011年)
ヘルタースケルター(2012年)
今日、恋をはじめます(2012年)
L♡DK(2014年)
好きっていいなよ。(2014年)
俺物語!!(2015年)
ヒロイン失格(2015年)
ちはやふる-上の句-(2016年)
ちはやふる-下の句-(2016年)
ちはやふる-結び-(2018年)
青空エール(2016年)
溺れるナイフ(2016年)
兄に愛されすぎて困ってます(2017年)
きょうのキラ君(2017年)
ママレード・ボーイ(2018年)

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