松田龍平主演映画「舟を編む」をHuluで見た感想!

2012年本屋大賞を受賞した三浦しをんの小説を松田龍平主演で映画化!「舟を編む」はHuluで配信中です。

「舟を編む」をHuluで見た感想

2013年4月13日公開。配給は松竹・アスミックエース。2時間13分。

辞書編纂に情熱を燃やす人々を描き、2012年に本屋大賞を受賞した三浦しをんの小説「舟を編む」を、「川の底からこんにちは」「ぼくたちの家族」の石井裕也監督、松田龍平主演で実写映画化。

2013年には第86回アカデミー賞外国語映画部門日本代表作品に選出。困苦内でも、第37回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ6部門の最優秀賞、第68回毎日映画コンクール日本映画大賞、第38回報知映画賞作品賞、第26回日刊スポーツ映画大賞作品賞をはじめ、多くの個人賞も含めた多くの賞を受賞している作品です。

原作

三浦しをん「舟を編む」

2006年に「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞を受賞した三浦しをんの作品。
光文社の女性ファッション雑誌「CLASSY.」で、2009年11月号から2011年7月号まで連載。2012年には本屋大賞を受賞。2013年に実写映画化、2016年10月にテレビアニメ化。

単行本
光文社より 2011年9月16日発売
文庫版
光文社 光文社文庫より 2015年3月12日発売

コミカライズ
雲田はるこ「舟を編む」
テレビアニメのキャラクター原案と文庫カバーを担当する雲田はるこが作画。

コミック単行本
講談社 KCxより 上下巻で刊行。

スタッフ

監督:石井裕也
脚本:渡辺謙作
プロデューサー:土井智生、五箇公貴、池田史嗣、岩浪泰幸
音楽:渡邊崇
製作:「舟を編む」製作委員会
製作プロダクション:リトルモア、フィルムメイカーズ
特別協力:三省堂、三省堂印刷

あらすじ

1995年。大手出版社・玄武書房の辞書編集部では、辞書編纂のベテランである荒木公平(小林薫)の定年退職が間近に迫っていたが、残る唯一の編集部員・西岡正志(オダギリジョー)は辞書作りに興味がない。

荒木は、長年共に辞書を作って来た監修者の松本朋佑教授(加藤剛)に、定年までに必ず自分の後継者を見つけてくることを誓う。

しかし地味で出世の見込みもない辞書編集部には誰も来たがらず、さらに辞書編纂に必要な言語センスのある者も見つからず、難航する後継者探し。

しかしそんな中、西岡が、営業部で変人と噂される馬締光也(松田龍平)の情報を仕入れてくる。
大学院で言語学を学んでいたという馬締は、名前の通り生真面目だが対人スキルに欠け営業にまったく向いておらず部内のお荷物状態だった。

しかし、住んでいる下宿の部屋を本で埋め尽くしてしまうほどの本好きで、普段から辞書に慣れ親しんでおり優れた言語センスを持っている馬締は、荒木から出された「“右”という言葉を説明できるか」という質問に自分なりの答えを述べたことで荒木にその才能を見出され、辞書編集部に異動することに。

その時辞書編集部では、企画が通ったばかりの新しい辞書「大渡海(だいとかい)」の編纂に着手するところだった。見出し語が24万語、完成まで15年は要すると思われる「今を生きる辞書」の編纂に意気込む編集部員達。

「言葉の海、それは果てしなく広い。辞書とはその大海に浮かぶ一艘の舟」という松本の言葉に感銘を受けた馬締は辞書編纂の世界に没頭していく・・・

みどころ

「辞書」を作る人々の物語

学生時代、誰もが手に取った事のある「辞書」。そんな辞書の編纂の過程を描いた小説を映画化した「舟を編む」。辞書編纂に携わる人々の情熱を描くストーリーは静かな感動を呼び、数々の映画賞を受賞しています。

分からない言葉に触れても、ついつい手元にあるスマートフォンや電子辞書などで手軽に調べてしまいがちですが、この「舟を編む」を見終わった後に思わず辞書を取り出してパラパラとめくってしまいました。

新たに辞書を購入したり、新たな出会いが多くなる入学や進学、就職などを控えた春先にじっくりと視聴したい作品です。

日本映画の良いところを凝縮したような作品

ハリウッドをはじめとする海外映画作品に比べると華やかさに欠け、一部の映画ファンからは低評価を受けてしまいがちな日本映画ですが、この「舟を編む」は日本映画の良いところをぎゅっと集めた作品と言ってもいいのではないかと思います。

確かにジェットコースター的に高低差のあるドラマチックなストーリー展開もド派手な演出もない作品ですが、実直で善良な人々が一つの目的に向かって協力し合い、苦難に立ち向かいながらも最後までやり遂げる姿や、同じ日本人同士だからこそ感じることができる細かな感情の揺れなどが非常に丁寧に映像化されており、視聴後には熱い感動がじんわりと胸の中に広がる・・・心に残る非常に良い作品だと思いました。

「物を作る事」を考えさせられる

学校で勉強を始めるにあたって必ずと言っていいほど手にとる「辞書」ですが、この作品を観て、当時何気なく使っていた辞書がこれほどの作業量と長い年月をかけて作られていたのだと初めて知りました。

その長い年月の中で受け継がれ広がっていく辞書編纂者たちの熱い思いや重責を担う苦しみ、そして彼らを見守る家族や恋人のまなざしの優しさに胸が熱くなり、いろいろなシーンでついつい涙が出てしまうことも。

日本は「ものづくり大国」と呼ばれることがありますが、全ての「物作り」にこうした熱いドラマが秘められているのかと思うと、生産者の方々には本当に頭が上がりませんね。

ちなみに、「舟を編む」を見ていて、同じく出版系のお仕事ドラマである「重版出来!」「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」を思い出して、再度視聴したくなりました。

派手さはないからこそ活きる俳優陣の魅力

前述した通りド派手な展開の無い「舟を編む」ですが、だからこそ出演している俳優陣の魅力が非常に活きている作品でもあります。

主演の松田龍平さんは、生真面目だけどコミュニケーション能力にやや難のある青年・馬締を見事に演じ、数々の主演男優賞を獲得しています。
ふとした視線の動かし方やちょっとした表情の変化で感情の機微を表す表現力は本当に素晴らしいと思います。

また、そんな馬締を取り巻く人々を演じた方達も、宮﨑あおいさんオダギリジョーさん小林薫さん加藤剛さん伊佐山ひろ子さん黒木華さんといった超豪華なラインナップ!

特に印象に残ったのは辞書の監修者・松本先生を演じた加藤剛さんでしょうか。
お年を召してからもその端正な佇まいは健在で、穏やかながらも辞書編纂に熱い情熱を抱きつつお茶目さも持ち合わせている老学者役にぴったりでした!

しかし、加藤剛さんは残念ながら2018年6月18日に胆嚢がんのため80歳で亡くなられております。心よりご冥福をお祈りしたいと思います。

登場人物/キャスト

《玄武書房辞書編集部》

馬締光也(まじめ みつや):松田龍平
玄武書房第一営業部部員。27歳。入社3年目。名前通りの生真面目な青年。
営業マンでありながら対人スキルが低すぎるため部内のお荷物扱いだったが、大学院で言語学を専攻していた経歴と優れた言語感覚を買われて辞書編集部に引き抜かれる。

西岡正志(にしおか まさし):オダギリジョー
玄武書房辞書編集部員。27歳。入社5年目。社交的でコミュニケーション能力の高いチャラ男。
はじめ辞書に対する関心は低かったが、馬締に影響を受けて辞書編集に情熱を持ち始める。

荒木公平(あらき こうへい):小林薫
玄武書房辞書編集部員。入社して以来辞書編纂一筋のベテラン。
「大渡海」の編纂の途中で定年退職を間近に控え、自分の後継者となる辞書編集者を探す。

松本朋佑(まつもと ともすけ):加藤剛
「大渡海」の監修を務める老国語学者。荒木と共に様々な辞書の編集に携わる。
日常生活の様々な場面で新しく生まれ、日々変化を遂げる日本語を「用例採集」し、「今を生きる辞書」の編纂を目指す。

佐々木薫(ささき かおる):伊佐山ひろ子
玄武書房辞書編集部の契約社員。
辞書編集部の煩雑な事務作業を一手に引き受ける縁の下の力持ち。

岸辺みどり:黒木華
玄武書房辞書編集部員。女性ファッション誌編集部から配属されてきた、若手女性編集者。
当初は辞書編集部の独特の雰囲気に圧倒されるが、次第に辞書作りへの情熱に目ざめていく。

《下宿「早雲荘」》

タケ:渡辺美佐子
馬締が十数年暮らしている下宿「早雲荘」の大家さん。
馬締を「みっちゃん」と呼んで可愛がり、何かと気にかけてくれるきさくで優しいおばあちゃん。

林香具矢(はやし かぐや):宮﨑あおい
タケの孫娘。板前見習い。高齢となった祖母と同居するため、京都から東京に出てきた。
まじめすぎる馬締に興味を持ち、よき理解者となる。

トラさん
「早雲荘」で飼われている猫。

《玄武書房辞書編集部》

三好麗美:池脇千鶴
玄武書房第一営業部部員。西岡と密かに社内恋愛中。

村越局長:鶴見辰吾
玄武書房の敏腕局長。赤字部署である辞書編集部に目を付け、「大渡海」の出版中止を画策している。

《その他の関係者》
松本千恵:八千草薫
松本の妻。辞書編纂一筋の夫を支え続ける。

Huluで配信中の松田龍平出演作品

≪映画≫
御法度(1999年)
青い春(2002年)
恋愛寫眞(2003年)
46億年の恋(2006年)
伝染歌(2007年)
探偵はBARにいる(2011年)
探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年)
北のカナリアたち(2012年)
舟を編む(2013年)
ザ・レイド GOKUDO(2014年) ※2019年3月8日に配信終了予定
殿、利息でござる! (2016年)
ぼくのおじさん(2016年)

≪ドラマ≫
同期(2011年)
獣になれない私たち(2018年)

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