野村萬斎主演の歴史映画「のぼうの城」をHuluで見た感想!

兵力2万人対500人!400年前に実際に起こった合戦を描く戦国エンタテイメント!野村萬斎主演映画「のぼうの城」はHuluで配信中です!(2018年1月15日現在)

「のぼうの城」をHuluで見た感想

2012年11月2日公開。配給は東宝、アスミック・エース。2時間24分

約400年前、天下統一を目前にした豊臣軍2万の兵にたった500人という兵力でケンカを売ったでくのぼうがいた!

ニューウェーブ時代小説の旗手・和田竜のデビュー作をTBS開局60周年記念作品としてダイナミックに実写映画化!

主演は野村萬斎。監督は「ジョゼと虎と魚たち」「ゼロの焦点」の犬童一心と、「ローレライ」「シン・ゴジラ」の樋口真嗣が務め、累計興行収入28.4億円を記録するヒット作となり、第36回日本アカデミー賞で多数の優秀賞を受賞するなどの高評価を得ました。

原作

和田竜「のぼうの城」

2003年に第29回城戸賞を受賞した脚本「忍ぶの城」を、映画作品化を前提としたノベライズとして自ら執筆した、和田竜の小説家デビュー作。
第139回直木賞にノミネート、2009年の第6回本屋大賞第2位を獲得した、累計200万部を超えるベストセラー。

単行本
小学館より 2007年11月28日刊行
文庫版
小学館 小学館文庫より 2010年10月6日刊行

《作者紹介》
和田 竜(わだ りょう)
1969年大阪府生まれ。2003年に脚本「忍ぶの城」で第29回城戸賞を受賞。
「のぼうの城」のヒット後も、「忍びの国」「小太郎の左腕」と歴史小説を発表し、2013年に新潮社から刊行された「村上海賊の娘」が第35回吉川英治文学新人賞、2014年本屋大賞、第8回親鸞賞を受賞。

スタッフ

監督:犬童一心、樋口真嗣
脚本:和田竜
プロデューサー:久保田修、小川真司
戦闘場面指導:伊藤清(元海上自衛官)
撮影:清久素延、江原祥二
美術:磯田典宏、近藤成之
VFX プロデューサー:大屋哲男
VFX スーパーバイザー:佐藤敦紀、ツジノミナミ
VFX:Motor/lieZ、マリンポスト、日本映像クリエイティブ、ピクチャーエレメント、Fude
音楽:上野耕路
衣装:大塚満
制作プロダクション:C&Iエンタテインメント、アスミック・エース

主題歌

エレファントカシマシ「ズレてる方がいい」

あらすじ

この物語は、約400年前の史実に基づいている。

時は天正18年(1590年)。天下統一目前にした豊臣秀吉(市村正親)は、関東一円を支配する最後の抵抗勢力・小田原北条氏を攻略せんとしていた。

一方、北条方は関東各地にある22の支城の城主に本拠である小田原城の籠城に参加するよう通達する。

武州北部(現在の埼玉県行田市)に位置する、北条方の支城の一つ「忍城(おしじょう)」、「浮き城」の異名をもつ周囲を湖で囲まれた城だ。

代々忍城を治める成田家の現当主・成田氏長(なりたうじなが / 西村雅彦)は家臣の半数を引き連れて小田原に出陣することに決めるが、その裏では豊臣側に内通し降伏の意を伝えていた。

氏長は従兄弟の成田長親 (なりたながちか / 野村萬斎)、家老の正木丹波守(まさき たんばのかみ / 佐藤浩市)、柴崎和泉守(しばさき いずみのかみ / 山口智充)、酒巻靭負(さかまき ゆきえ / 成宮寛貴) に豊臣方に下り城を明け渡すように言い含めてから出陣する。

この成田長親は、成田家の一員でありながら武勇も智謀も持たないぼんやりした男で、家臣たちどころか領民たちからも「でくのぼう」を略した愛称「のぼう様」と呼ばれているが、その不思議な魅力で百姓や足軽たちに慕われていた。

普段「でくのぼう」扱いをされても怒らない温厚な長親だったが、大軍勢を率いて忍城に迫った石田三成(上地雄輔)によって差し向けられた軍使・長束正家(平岳大)の傲慢でなめきった態度に怒りが爆発。忍城の者達が思いもよらなかった言葉を発する。

「戦いまする」

かくして、たった500人の軍勢対2万の大軍の戦「忍城の戦い」の火ぶたが切って落とされた…!

みどころ

大人気戦国エンタテイメント小説が実写化!

2007年に刊行されて以来、そのリアリティとダイナミックさを融合させた筆致が話題となり人気が広がった戦国エンタテイメント小説「のぼうの城」犬童一心、樋口真嗣両監督の手によって実写映画化されました!

野村萬斎が「のぼう様」を熱演!

「のぼうの城」の主人公である、「のぼう様」=成田長親を演じたのは狂言師・野村萬斎

実は最初にキャスティングが発表された当時は上地雄輔さんが「おバカキャラ」のイメージが強かった時期だったので、「のぼう様が野村萬斎で、三成が上地雄輔?逆じゃないの?」と首をひねったものですが、いざ映画を見てみたら両者とも不思議と役柄とマッチしていてびっくりしました

特に野村萬斎さんは「狂言」で培われた独特な空気感で、普段はポンコツなの実は誰よりも誇り高く、国と領民を心から愛する熱い侍「のぼう様」を熱演しています!

リアルでドラマチックな「戦国の戦い」を体感!

北海道苫小牧市の原野に半年かけて作ったという巨大セットで撮影されたという映画「のぼうの城」。地形をも変えるという大規模な工事で使用した土はなんと11トントラックで5000台分にも及んだとか!

北海道の原野に再現された「戦国の城」で、地元市民をはじめとする延べ約4000人のエキストラの協力の元に繰り広げられた迫力ある合戦シーンは、実に泥臭くリアルでありながらも非常にドラマチック!

城主に置いていかれた、いわば「残り物の家臣たち」と「元武者だった百姓たち」が一丸となって天下の大軍勢と戦うシーンは「おお!こんな戦い方もあるのか!」と手に汗握りながら観てしまいました。

その分、合戦中に首がスパッと飛んだり流血が多かったりと残酷なシーンも多々ありますので苦手な方は視聴を避けて下さい。

VFXを多用したド迫力の水攻めシーン!

「忍城の戦い」の最大の山場は、石田三成率いる豊臣軍による水攻めです

石田三成は豊富な資金力でもって忍城の南方に総延長28キロメートルに及ぶ堤防をわずか4~5日という短期間で築き上げ、利根川の水を利用した水攻めを開始します。

石田三成の号令によって堤を決壊させ忍城を水に沈める場面はVFXで制作され、日本映画史に残るようなド迫力のシーンとなっており、「すごい・・・」と呆然としてしまいましたが・・・荒れ狂う水が忍城の城下すべてを飲みこんでいき、領民たちが逃げ惑う様子は東日本大震災の際の津波被害を連想させ、見るのが辛くなることも・・・

実際に映画「のぼうの城」は東日本大震災の津波被害に配慮し、2011年9月公開だったところを2012年11月まで延期し、水攻めのシーンを一部をカットして公開されています。

ネタバレになってしまいますが、水攻めのシーンは作品の1時間28分ごろから5分程続きます。津波の映像を見ると精神的に辛くなってしまう方は視聴に十分注意してご覧ください。

俳優陣の新たな魅力を発見!

小説「のぼうの城」の最大の魅力は生き生きとした登場人物達の描写にあったと思うのですが、映画版でも俳優陣が野村萬斎さんに負けず劣らずの熱演を見せてくれています!

成田家の3人の家老の正木丹波守、柴崎和泉守、酒巻靭負を演じた佐藤浩市さん、山口智充さん、成宮寛貴さんはそれぞれ長親と共に戦う個性的な武将を好演!
馬に乗って皆朱の槍を振り回す佐藤浩市さん、ザ・豪傑!なぐっさん、鼻っ柱だけは強い生意気な成宮君、良かったですね!

また成田家に対する豊臣軍の3人の武将も素晴らしかった!大谷吉継演じる山田孝之さんの思慮深い知将ぶりが素敵でしたし、平岳大さん演じる長束正家は本当に憎たらしかった!ちなみに山田さんのあの立派な髭は付け髭ではなく自前だそうです。

そしてなにより、先述しましたが当時おバカキャラで人気だった上地雄介さんが演じた石田三成。智謀に長けながらも少年のように青臭い正義感と理想を持った石田三成という武将を見事に演じていて、私はこの「のぼうの城」で上地さんを見る目がガラッと変わってしまいました。

どの方も他の作品とはちょっと違ったキャラクターを演じていたので、俳優さん達の新たな魅力を発見できる楽しい映画でした。

登場人物/キャスト

《成田家》

成田長親(なりた ながちか):野村萬斎
武蔵国の忍城に本拠地を置く成田家の当主氏長の従兄弟。
武勇も知略もなくいつもぼんやりしているため、家臣たちどころか領民たちからも「でくのぼう」を略した愛称「のぼう様」と呼ばれている。しかしそう呼ばれても一切怒ることはせず、誰とでも分け隔てなく接するため百姓や足軽たちに心から慕われる不思議な魅力の持ち主。

正木丹波守利英(まさき たんばのかみ としひで):佐藤浩市
成田家家老の一人。家中で最も武勇に優れた者のみに許される朱槍の持ち主。
長親とは幼馴染で、その「でくのぼう」ぶりに振り回されながらもその器を認めている。

酒巻靭負(さかまき ゆきえ):成宮寛貴
成田家家老の一人。若いながら軍略に自信があり自らを「毘沙門天の化身」と呼んでいる青年。
しかし実は今回が初陣で実戦経験はない。

柴崎和泉守(しばさき いずみのかみ):山口智充
成田家家老の一人。豪放磊落な武将。
家中一、二を争う武勇の持ち主で丹波守の持つ朱槍を狙っている。

甲斐姫(かいひめ):榮倉奈々
氏長の娘。18歳。大変な美人だが、剣術や薙刀、体術にも長ける武辺者。
かつて領民の妻を手籠めにした家臣を斬り捨てたという武勇伝を持つ。またその時に間に入ってその騒動を治めてくれた長親に惚れている。

珠(たま):鈴木保奈美
成田家当主・氏長の妻で甲斐姫の母。武辺者の娘・甲斐姫以上に気丈な性格で、家中での発言力も強い。

成田氏長(なりた うじなが):西村雅彦
成田家の当主。北条氏の要請を受けて小田原城の籠城戦に参陣するが、実は豊臣側に内通し降伏の意を伝えている。
当主としてのそれなりの才覚はあるが、妻の珠からは「ふぬけ」と呼ばれる凡庸な人物。

成田泰季(なりた やすすえ):平泉成
長親の父で氏長の叔父。小田原に参陣した氏長に命じられ城代を務める。
長親とは正反対の性格の気骨溢れる雷親父。

***

北条氏政(ほうじょう うじまさ):中原丈雄
小田原城に本拠を置く相模国の大大名。現在は隠居し、家督を息子の氏直(うじなお)に譲っているが、その後見として絶大な権力を握っている。

《豊臣方》


石田三成(いしだ みつなり):上地雄輔
関白・豊臣秀吉の側近の1人。官職は冶部少輔(じぶしょうゆう)。幼名は佐吉(さきち)。
頭の回転が速く特に内政面の才能を秀吉に認められ重用されていたが、武勇に劣ると他の家臣たちに侮られているため、秀吉から忍城攻略軍の総大将に任命され2万の軍を与えられる。

大谷吉継(おおたに よしつぐ):山田孝之
関白・豊臣秀吉の側近の1人。官職は形部少輔(ぎょうぶしょうゆう)。幼名は紀之介(きのすけ)。
理知的ながら武勇にも長け秀吉の信頼も厚い。秀吉から三成の補佐をするように命じられ忍城攻略軍に加わる。

長束正家(なつか まさいえ):平岳大
関白・豊臣秀吉の側近の1人。官職は大蔵大輔(おおくらたゆう)。
三成に匹敵する頭脳と卓越した算術の能力を秀吉に買われているが、同様に軍才がないうえに高飛車な態度を取るため周囲から疎まれている。

***

豊臣秀吉(とよとみ ひでよし):市村正親
時の関白。天下統一の最後の敵である北条氏を征伐するため、大軍を率いて北条氏の本拠地・小田原城の総攻撃に乗り出す。

《領民》
たへえ:前田吟
下忍村の乙名(長老)。

かぞう:中尾明慶
たへえの息子。かつて妻のちよを侍に手籠めにされてから武士を憎んでいる。

ちよ:尾野真千子
かぞうの妻。自分を手籠めにした侍を手打ちにしてくれた甲斐姫に恩義を感じている。

ちどり:芦田愛菜
かぞうとちよの娘。物怖じしない性格で、侍たちにも恐れず意見する。

和尚:夏八木勲
城下にある寺の住職。長親や丹波を子供の頃から良く知っている。
寺の柿の実を盗む者には身分に関係なく雷を落とす。

***

ナレーション:安住紳一郎

Huluは今なら2週間無料で見放題!今すぐ無料視聴!

今だけ2週間無料キャンペーン中! 登録はわずか3分でスマフォからでも見れます!
お申込みは↓↓↓をクリック
まずは2週間無料でおためしはこちら
※紹介している作品は、掲載時の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は Hulu の公式ホームページにてご確認ください