人間の少年とバケモノ達の冒険と成長を描いた細田守監督エンターテイメント映画「バケモノの子」はHuluで配信中です!(2018年9月17日現在)

「バケモノの子」公式サイト:http://www.bakemono-no-ko.jp/index.html

「バケモノの子」をHuluで見た感想

2015年7月11日公開。配給は東宝。2時間。
Huluでは2018年9月30日で配信終了予定です。ご注意ください。

「時をかける少女」、「サマーウォーズ」、「おおかみこどもの雨と雪」で多くの話題作を世に送った細田守監督による長編オリジナル作品第4作目。

バケモノたちの世界にある都市・渋天街に迷い込んだ少年・九太とその師匠・熊徹の絆と成長を描いた、王道エンターテイメント「新冒険活劇」です。

関連書籍

細田守「バケモノの子」

角川文庫版 2015年6月20日刊行

角川つばさ文庫版 2015年6月25日刊行
カバー絵:山下高明、挿絵:YUME

角川スニーカー文庫版 2015年7月1日
挿絵:平沢下戸

コミックス版 角川コミックス・エースより全4巻刊行
原作:細田守、漫画:浅井蓮次

スタッフ

原作・監督・脚本:細田守
キャラクターデザイン:細田守、山下高明、伊賀大介
作画監督:山下高明、西田達三
音楽:高木正勝
動画・仕上・制作協力:マッドハウス他

主題歌

Mr.Children「Starting Over」

あらすじ

この世界には人間の世界とは別に、もうひとつ「バケモノ」たちが住む世界がある。

我々人間達が住む【渋谷】と並行して存在するバケモノ達の住む世界【渋天街〈じゅうてんがい〉】だ。
その日、たった一人の家族である母を喪ったばかり少年・蓮(宮崎あおい)は、自分を養子にするという親戚から逃れて夜の渋谷の街をさまよっていたところ、熊のような顔をしたバケモノ・熊徹(役所広司)に出会う。

「おめえ、俺と一緒にくるか」

そう言って去って行ったそのバケモノを追っているうちに、蓮は半獣人のバケモノたちが住む世界【渋天街】へ迷い込んで帰れなくなってしまう。

行くあてもない蓮はそのまま熊徹の家に連れて行かれ、「九太」という新しい名前を授けられて弟子となった。

バケモノの世界では、 「人間はひ弱ゆえに胸の奥に「闇」を宿らせる、「闇」に付け込まれ手に負えなくなる」と言われており、熊徹が人間の子である九太を弟子として【渋天街】に住まわせることに周囲は強く反対するが、バケモノ界の長老である宗師(津川雅彦)はこれを特例として認めてしまう。

宗師は高齢を理由に近々その役目を引退して神様に転生する予定だった。宗師はその後継者の1人である熊徹に次の宗師を決める闘技会に出場するための条件として「弟子を取る」ように焚き付けていたのだ。

こうして始まった、熊徹と九太の共同生活。
性格が合わない2人はことある事にぶつかり合うが、共に修行をしていくうちに互いに成長し、いつしか本当の親子のような絆が芽生えていった。

そうして、九太(染谷将太)が逞しい17歳の青年と成長したある日。
偶然にも【渋天街】から【渋谷】へ戻る方法を知った九太は、女子高生・楓(広瀬すず)と出会い、自身が本当に生きるべき世界を模索し始める。

そんな時、人間の世界とバケモノの世界を巻き込む大事件が勃発。
九太と熊徹、それぞれに決断の時が迫る・・・!

みどころ

人間の少年とバケモノ達の成長の物語

2006年の「時をかける少女」、2009年の「サマーウォーズ」、2012年の「おおかみこどもの雨と雪」と発表した作品が国内外で傑作と評価され、今や日本を代表するアニメーション映画監督の1人となった細田守監督が2015年に発表したのがこの「バケモノの子」です。

唯一の肉親である母を喪った少年・蓮。彼が一人でさまよっていた渋谷の街の裏路地から迷いこんだのは、なんと「バケモノ」たちが住む世界の都市・渋天街でした。

蓮は、粗暴な熊顔のバケモノ・熊徹の弟子となり、熊徹から九太と言う名前を与えられ、渋天街の中でたった一人の人間として修行をはじめ、次第に逞しい青年に成長していきます。

前半は王道エンターテイメント、後半は??

前半の九太が熊徹の弟子となって修行と冒険の日々に明け暮れ次第に成長していく過程は70年代後半に大ヒットしたジャッキー・チェンのカンフー映画のテイストをふんだんに取り入れた王道エンターテイメントでワクワクしたのですが、後半になって九太が17歳に成長してからは急に話の展開が慌ただしくなり「?」と思うことも多くありました。

ネタバレになってしまいますが、個人的には一郎彦が暴走する展開やラストがちょっと唐突で説明不足な感じがするなと思いました。

前半がとても良かった分、少し消化不良な感じで終わってしまうのが残念ですね。

九太と熊徹の師弟愛に涙・・・!

最初は家族を喪いこの世のすべてを恨んでいるような荒んだ顔をしていた九太。そしてその師匠である熊徹も生来の粗暴で傍若無人な性格が災いして周りに人が居つかない荒くれ者でした。

そんな誰一人味方がいない「ひとりぼっち」な二人が出会い、反発し合いながらもお互いを認めて、共に成長していく姿はとても良かったです。

いつもケンカばかりしていながら、いざという時はお互いが一番の味方になる、後半にはそんな九太と熊徹の師弟愛の深さが感じられるシーンがいくつもあって、思わず目頭が熱くなってしまいました。

アクションシーンがカッコいい!

細田監督作品の最大の魅力は非常に美しい映像美でしょう!「時をかける少女」、「サマーウォーズ」、「おおかみこどもの雨と雪」では美しい自然の風景や壮大な電脳世界を描いて視聴者を魅了してくれました。

「バケモノの子」ではアジア的な異国情緒あふれる都市の中で行われるバトルアクションシーンが特にカッコいいですね!

オープニングのCGによる炎の人型が演武を見せるシーンや、剣での戦いやそれぞれの動物としての特性を生かした熊徹と猪王山の対決シーンは、「サマーウォーズ」で見せた電脳世界での格闘ゲーム的なスマートなアクションとはまた違う、地に足を付けた男臭い戦いが展開されていて非常にわくわくしました。

賛否両論のキャスト陣

細田守監督作品でたびたび取り沙汰にされるのが、キャストに声優ではなく俳優を起用する点でしょうか。今回の「バケモノの子」でもプロの声優さんは一郎彦役の宮野真守さんと次郎丸役の山口勝平さんと、チコ役の諸星すみれさんの3人だけで、SNS等の批評の中には「俳優陣の棒読みが酷い」という声も挙がっているようでした。

しかし、私の個人的としては、熊徹の役所広司さん、多々良の大泉洋さん、百秋坊のリリー・フランキーさん、宗師の 津川雅彦さん辺りは、そのまま特殊メイクをして実写化してもいいんじゃない?と思える程、映像から観る役柄にピッタリ合っていたと思います。

細田監督の作品はアニメと実写の間くらいに位置するような作品だと思うので、逆にいかにもアニメ!といった感じの声質のプロの声優さんを起用すると浮いてしまうかもしれませんね。

登場人物/キャスト

九太(きゅうた):宮崎あおい(9歳)、染谷将太(17歳)
本名は蓮(れん)。9歳の時に2人きりで暮らしていた母が事故で他界。

親戚に引き取られるのを拒否して逃げ出し、渋谷の街をさまよっていた時に熊徹と偶然出会い、そのままバケモノの世界【渋天街】に迷い込む。

はじめは師匠になった熊徹に対して反抗的な態度を取っていたが、共に暮らし修行と冒険に明け暮れるうちに心を開いて行き、逞しい青年に成長していく。

熊徹(くまてつ):役所広司
【渋天街】で一、二を争う最強の熊顔のバケモノ。

猪王山と次の「宗師」の座を争っているが、粗暴で傲岸不遜な性格から周りに人が寄り付かず「宗師」を決める闘技会に出るために必要な「弟子をとること」という条件を満たせないでいる。

横暴でガサツだが根は優しく、バケモノ界でご法度と知りながら、身寄りのない人間の九太を引き取って弟子にしてしまう。

楓(かえで):広瀬すず
【渋谷】にある進学校に通う女子高生。

【渋天街】から【渋谷】に戻る方法を発見した九太がたまたま訪れた図書館で出会う。

9歳から学校に行っていない九太に読み書きや計算を教え、進学の相談や行方知れずだった実父の捜索を手伝う。九太にとって人間界での師匠のような存在。

多々良(たたら):大泉洋
熊徹の悪友。頭は切れるが口の悪い皮肉屋な老けた猿顔のバケモノ。

熊徹が人間を弟子にすることを反対し、九太に冷たく接していたが、次第に目をかけて可愛がるようになる。

百秋坊(ひゃくしゅうぼう):リリー・フランキー
熊徹の悪友。聡明で誰にでも優しい瘦せた豚顔のバケモノ。

熊徹に対して素直になれない九太を穏やかな口調で助言を与え、家事全般を指導する。

宗師(そうし): 津川雅彦
【渋天街】に棲む10万を超えるバケモノを長年束ねてきた長老。

引退して神様に転生すると宣言し、自分の後継者となる強さ、品格ともに一流のバケモノを探している。

猪王山(いおうぜん):山路和弘
冷静沈着で勇猛果敢な猪顔のバケモノ。一郎彦と二郎丸の父親。

大勢の弟子を抱える偉丈夫で、強さ、品格ともに一流。【渋天街】の誰もが次期宗師の最有力候補と噂されている。

一郎彦(いちろうひこ):黒木華(少年期)、宮野真守(青年期)
猪王山の長男。いつも豚顔の帽子を被っている。

父親譲りの強さと品格をもち、父のような立派な剣士になることを夢見る優等生。

物に触れずに動かす能力・念動力の使い手。

二郎丸(じろうまる):大野百花(少年期)、山口勝平(青年期)
猪王山の次男で一郎彦の弟。自慢の父と兄の元で天真爛漫に育ったやんちゃな食いしん坊。

はじめは人間の九太を敵視していじめていたが、本気のケンカの後にその強さを認め、親友になる。

チコ:諸星すみれ
九太と【渋谷】の路地裏で出会った不思議な小動物。いつも九太の頭や肩に乗って一緒に行動している。

九太の母:麻生久美子
9歳の時に交通事故で亡くなってしまった九太の母。

夫と離婚後は女手一つで一人息子の九太を育てていた。

九太の父:長塚圭史
離婚後、音信不通になっていた九太の父。

元妻の死後、行方不明になってしまった九太ずっと捜し続けていた。

Huluで配信中の細田守監督作品!

デジモンアドベンチャー(1999年)
デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム! (2000年)
時をかける少女(2006年)(2018年9月30日で配信終了)
サマーウォーズ(2009年)(2018年9月30日で配信終了)
おおかみこどもの雨と雪(2013年) (2018年9月30日で配信終了)
バケモノの子(2015年) (2018年9月30日で配信終了)
【特別映像集】未来のミライ(2018年)

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