細田守監督作品!アニメ映画「時をかける少女」をHuluで見た!

細田守監督作品!日本のアニメ史に残る青春SF映画の傑作「時をかける少女」はHuluで配信中です!(2018年9月5日現在)

「時をかける少女」公式サイト:https://promo.kadokawa.co.jp/tokikake/

「時をかける少女」をHuluで見た感想

2006年7月15日公開。配給は角川ヘラルド映画。98分。

1965年に発表されて以来何度も実写化されてきた、筒井康隆の青春SF小説の金字塔「時をかける少女」が、当時新進気鋭のアニメ映画監督として世界に注目されていた細田守監督の手によって初のアニメーション映画化!

原作「時をかける少女」の出来事から約20年後を舞台に、ある日偶然時をかける能力「タイムリープ」を得た少女・真琴の夏の日々を描いた青春映画です。

公開当初は宣伝規模も上映館数も少なかったもののインターネットなどで口コミが広がり、最終入場者数18万人興収2億6千万円を超え、上映期間9か月という異例のロングランヒット作となりました。

その内容は各界で高い評価を受け、第39回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門最優秀長編作品賞、第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、第30回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞などをはじめ国内外の映画・アニメ賞など23冠を受賞しています。

原作

筒井康隆「時をかける少女」

1965年に学習研究社の「中学三年コース」で連載。
時間を跳躍する不思議な能力を得た少女の青春を描いたSF物語。
原作発表から50年を超える現在までの間、映画化4回、テレビドラマ化5回、舞台化2回、漫画化4回と、何度もメディア化されている。

文庫版
角川書店 角川文庫より 2006年5月25日新装版刊行。
ジュニア新書版
角川書店 角川つばさ文庫より2009年3月3日刊行

スタッフ

監督:細田守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクターデザイン:貞本義行
作画監督:青山浩行、久保田誓、石浜真史
美術監督:山本二三
音楽:吉田潔
アニメーション制作:マッドハウス
製作:「時をかける少女」製作委員会(角川書店、角川ヘラルド映画、ハピネット、メモリーテック、キュー・テック、G.T.エンターテイメント、角川アニメファンド)

主題歌

主題歌
奥華子「ガーネット」

挿入歌
奥華子「変わらないもの」

あらすじ

高校2年生の紺野真琴(仲里依紗)は、元気で明るいがちょっとおっちょこちょいなお調子者。クラスメートの千昭(石田卓也)功介(板倉光隆)といつもつるんで野球ばかりして遊んでいる。

夏休みを目前に控えているというのに、ついてない事ばかりが起こったある日。偶然理科実験室に足を踏み入れた真琴は足元に落ちていたクルミに気を取られた矢先、突然現れた不審な人物に驚いて派手に転んでしまう。

その後、母に言いつけられた用事で、博物館で働く叔母・和子(原沙知絵)の元に向かう途中の商店街の坂道で、真琴は自転車のブレーキの故障で閉じている踏切に突っ込んだ。
空を飛ぶ真琴の体。運悪く迫りくる電車。「今日で死ぬんだ」と思ったその瞬間、何故か真琴はその数秒前で意識を取り戻していた。

慌てて和子の元に行き、今起きた不思議な現象を話すと、和子は意味ありげにそれは時間を飛び越えて過去に戻る力「タイムリープ」だと説明する。

最初こそ半信半疑だった真琴だが、実際に「タイムリープ」が出来る事を確認すると、一度受けた抜き打ちテストをもう一度受ける。調理実習でやった失敗をクラスメートに変わってもらう。カラオケの時間も何度も繰り返し喉が枯れるまで歌い倒す。そんな他愛のない日常をやり直していく。

何があっても大丈夫、また戻ればいい、何回でもリセットができる。
すっかり調子にのり、そんな楽しい毎日が続くと思っていたある日、真琴は腕に妙な数字が刻まれていることに気付く・・・

みどころ

不朽の名作青春SF小説を初アニメ映画化!

「時をかける少女」と言えば、1965年発表の小説や1983年に公開した原田知世主演の同名映画で現在の40代50代の方々に高く評価を受け、その後も様々な媒体で映像化されてきた有名な作品なのため、見たことがなくてもタイトルは聞いたことがある!という方が多いのではないでしょうか?

そんな日本の青春SFモノの代表作とも言えるこの「時をかける少女」が、2006年に細田守監督の手によって、長い作品の歴史の中で初めてアニメ化されました。

今や日本を代表するアニメ監督となった細田監督ですが、当時は「デジモンアドベンチャー」や「ONE PIECE」といった既存の作品の長編映画などで世界中のアニメファンから注目を浴び始めていた時期で、この「時をかける少女」によってアニメファン以外からも高い評価を得て知名度をぐんと高めることになりました。

時をかける少女・真琴のひと夏の冒険!

アニメ版「時をかける少女」は原作から約20年後に舞台を移し、2006年を生きる女子高生・真琴を主人公に展開されていきます。

夏休みも間近に迫った夏の日、ふとしたきっかけから過去の時間に戻る不思議な力を得た真琴。
無邪気な真琴は思いつくままにタイムリープを繰り返すのですが、その内容がまた「え?そんな事に?」とツッコミたくなるほど非常に小規模!

使い方によっては悪用だって出来るだろうに、真琴がやった事と言えば妹に食べられたプリンを食べに戻ったり、野球で打てなかったボールを打てるタイミングまで戻ったり、パーッとお小遣いを使った後にお小遣い日まで戻ったり・・・と笑っちゃうくらいに自分本位な事ばかり。

そんな真琴ですが、タイムリープを繰り返すうちに、自分にとって本当に大切でかけがえのないものはなんなのか気付くのです。

アクティブでパワフル、そしてとびっきりにキュートな「時をかける少女」・真琴が体験したひと夏の冒険と成長の物語は、いろいろな世代の方でも共感できる爽やかでちょっと切ない素敵なストーリーでした。

微妙な三角関係がもどかしい~!

「時をかける少女」で気になるのは、真琴と千昭と功介の3人組の微妙~な三角関係でしょうか。
ガサツな真琴と、チャラい千昭と、優等生の功介は見た目も性格もバラバラなのになぜかウマが合って、放課後は3人でつるんでグラウンドで野球ごっこをして過ごしています。

真琴は男とか女とか関係ないのんきで楽しい3人組だと心から思っているけど、千昭と功介にとってはそうでもないようで・・・?と、なんとももどかしい三角関係が繰り広げられています!

それなのに、真琴は功介の事が好きな下級生のために2人が付き合えるように後押ししたり、千昭からの「俺と付き合えば?」という言葉を聞かなくて済むようにしたり、と自分に絡んでくる恋愛フラグをへし折るように何度もタイムリープを繰り返します。

そんな恋愛に対してちょっと及び腰で今の関係を壊したくなかった真琴が自分の本当の想いに気付いた時、友情が恋愛感情に変わるその時、初めて恋をした時を思い出すように一緒に胸が苦しくなりました。

ネタバレになってしまうので多くは語れませんが最後の方である人が真琴に向かって「未来で待ってる」と言う場面はあまりに切なく、アニメ史どころか、日本映画史に残る号泣必至の名シーンだと思います!

不思議な「魔女おばさん」の正体は?!

作中「魔女おばさん」と呼ばれる、真琴の母の叔母で相談相手である和子さん。
本がいっぱい積み上げられている博物館の中の一室で過ごし、飄々としてどこか不思議な雰囲気を持つこの女性、実は原作「時をかける少女」の主人公である芳山和子、その人!

真琴が説明したタイムリープ現象について「そう珍しい事じゃない。真琴くらいの年の女の子にはよくあること」と当たり前のように受け止めたのにはそういった裏事情があったのですね。

ちなみにHuluでは芳山和子が主人公の。1983年に公開された実写映画「時をかける少女」も配信されています。これを機会に両作品を見比べてみるのも面白いかも?

アニメの苦手な人にもオススメしたい!

アニメが苦手で普段見ない方の中には、「時をかける少女」、評判では良いって聞くけどアニメなのか~と思って見ないままの方もいるかもしれません。

実は私もアニメはそんなに得意ではないのですが「時をかける少女」をはじめとする細田守監督作品は、最近のアニメにありがちな妙にツヤツヤテカテカした絵ややけにオーバーな声の演技もなく、昨今のアニメの中では大変視聴しやすいと思います。

中には「真琴のスカートが短すぎる割にどれほど激しく飛んだり跳ねたりしても全然パンツが見えない」という不思議があったりもしますが、演出や構成についてはアニメだからこそ表現できる無限の世界を感じ、アニメもいいじゃん!と思い直させてくれる作品でした。

登場人物/キャスト

紺野 真琴(こんの まこと):仲里依紗
東京の下町にある高校へ通う高校2年生。元気で明るいお調子者で、運動神経は良いが成績は中の下。
恋愛関係に疎く、千昭や功介とは放課後にキャッチボールやノックをして遊ぶ間柄。
夏休み前のある日、なぜかタイムリープ能力を持つ。

間宮 千昭(まみや ちあき):石田卓也
真琴のクラスメート。茶髪でチャラい雰囲気の男子。数学は成績優秀なのに漢字の読み書きが苦手。
学年の初めに転校してきたが、真琴と功介とは馬が合い、放課後は毎日のように3人でキャッチボールやノックをして遊んでいる。

津田 功介(つだ こうすけ):板倉光隆
真琴のクラスメート。ボランティア部所属。家は病院で医学部を志望するほど学業優秀。さらにスポーツも得意で女子からの人気が高い。
真琴とは中学時代からの友人で、現在は千昭を加えた3人で遊び仲間としてつるんでいる。
3人の中ではお兄さん的な存在で、何かと危なっかしい2人の世話を焼いている。

芳山 和子(よしやま かずこ):原沙知絵
真琴の叔母。30代後半だが未婚。博物館で絵画の修復の仕事をしている。
ちょっと浮世離れした不思議な雰囲気の女性で、真琴から「魔女おばさん」と呼ばれている。
真琴がタイムリープ出来る様になったことをきいても特に驚かず、相談相手になる。

早川 友梨(はやかわ ゆり):垣内彩未
真琴の仲の良いクラスメート。学校では一緒に行動し、おっちょこちょいな真琴のフォローをしている。
千昭のことが気になっている様子。

紺野 美雪(こんの みゆき):関戸優希
真琴の妹。中学生。真琴より真面目な優等生。

真琴の父:桂歌若
真琴の母:安藤みどり

藤谷 果穂(ふじたに かほ):谷村美月
真琴たちの下級生。ボランティア部所属の引っ込み思案な性格の大人しい女の子。
同じボランティア部の先輩である功介に好意を抱いている。

上杉 盛子(うえすぎ たかこ):横張しほり
野分 析美(のわけ ともみ):松岡そのか
果穂の友人達。ボランティア部所属。

福島(ふくしま):立木文彦
真琴たちの担任教師で、担当教科は数学。いかつい外見だが指導熱心な良い先生。

高瀬 宋次郎(たかせ そうじろう):松田洋治
真琴たちのクラスメイト。タイムリープしたことで真琴が受けるべき不幸を被る。
それがきっかけで加藤たちから嫌がらせを受けるようになってしまう。

加藤(かとう):反田孝幸
真琴のクラスメイト。仲間とともに高瀬に嫌がらせを仕掛ける。

おばさん:山本圭子
坂道で真琴とぶつかる子連れの女性。

Huluで配信中の細田守監督作品!

デジモンアドベンチャー(1999年)
デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム! (2000年)
時をかける少女(2006年)
サマーウォーズ(2009年)
おおかみこどもの雨と雪(2013年)
バケモノの子(2015年)
【特別映像集】未来のミライ(2018年)

Huluは今なら2週間無料で見放題!今すぐ無料視聴!

今だけ2週間無料キャンペーン中! 登録はわずか3分でスマフォからでも見れます!
お申込みは↓↓↓をクリック
まずは2週間無料でおためしはこちら
※紹介している作品は、掲載時の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は Hulu の公式ホームページにてご確認ください