実写映画「魔女の宅急便」(2014年)をHuluで見た感想

宮崎駿監督によるアニメ映画で一躍有名になった大人気児童文学作品を実写映画化!「魔女の宅急便」はHuluで配信中です(2018年5月16日現在)

「魔女の宅急便」をHuluで見た感想

2014年3月1日公開。配給は東映。1時間48分。

空飛ぶお届け屋、はじめました。

1989年に宮崎駿監督によってアニメ映画化されたことで有名な、角野栄子の児童文学「魔女の宅急便」が「呪怨」の清水崇監督によって実写映画化。
主演は500人以上が参加したオーディションで選ばれた、女優・小芝風花

13歳で独り立ちし見知らぬ町で暮らす。それが魔女になるための決まり。
魔女の血を引く13歳の少女・キキの奮闘と成長を描くファンタジックストーリーです。

原作

角野栄子「魔女の宅急便」

・魔女の宅急便
単行本:1985年1月25日初版発行。
福音館文庫版 2002年6月20日初版発行。
角川文庫版 2013年4月25日初版発行。

・魔女の宅急便その2 ~キキと新しい魔法~
単行本:1993年6月30日初版発行。
福音館文庫版:2003年6月20日初版発行。
角川文庫版:2013年5月22日初版発行。

・魔女の宅急便その3 ~キキともうひとりの魔女~
単行本:2000年10月20日初版発行。
福音館文庫版:2006年10月20日初版発行。
角川文庫版:2013年7月25日初版発行。

・魔女の宅急便その4~キキの恋~
単行本:2004年3月10日初版発行。
福音館文庫版:2012年5月10日初版発行。
角川文庫版:2013年9月25日初版発行。

・魔女の宅急便その5~魔法の止まり木~
単行本:2007年5月20日初版発行。
福音館文庫版:2013年2月10日初版発行。
角川文庫版:2013年11月22日初版発行。

・魔女の宅急便その6 ~それぞれの旅立ち~
単行本:2009年 10月7日初版発行。
福音館文庫版:2013年3月10日初版発行。
角川文庫版 2013年12月25日初版発行。

・魔女の宅急便特別編 キキに出会った人びと
単行本: 2016年 1月25日初版発行。

・魔女の宅急便特別編その2 キキとジジ
単行本:2017年 5月25日初版発行。

「魔女の宅急便」公式サイト:http://kiki-jiji.com/hoge/

スタッフ

監督:清水崇
脚本:奥寺佐渡子、清水崇
音楽:岩代太郎
企画:小川富子
エグゼクティブプロデューサー:森重晃、修健
プロデューサー:梅川治男
ラインプロデューサー:梶川信幸
撮影:谷川創平
美術:岩城南海子、伊藤豊
VFXスーパーバイザー:秋山貴彦
照明:金子康博
録音:深田晃
編集:高橋歩
音響効果:柴崎憲治
特別協力:ヤマトホールディングス/ジャンボフェリー
企画:スペースポンド
製作プロダクション:ステューディオスリー
製作委員会:「魔女の宅急便」フィルムパートナーズ(ステューディオスリー、東映、北京泰楽国際文化発展、KADOKAWA、D.N.ドリームパートナーズ、オリコム、日本テレビ放送網、木下グループ、EDKO FILMS LTD、ビーイング、こだま印刷、読売新聞社、MY Promotion、讀賣テレビ放送)

主題歌

主題歌
倉木麻衣「Wake me up」

挿入歌
タカミ・カラ(YURI)「VOICE」

あらすじ

この物語は「魔女」の存在が信じられている東洋のある町でのお話です。

ある年の冬、山に囲まれた小さな村に生まれたキキ(小芝風花)という女の子。
キキのお父さんのオキノ(筒井道隆)は人間だが、お母さんのコキリ(宮沢りえ)魔女なのだ。

魔女は13歳になると満月の夜を選んでひとり立ちしなくてはならない決まりがある。
一人前の魔女になるためには生まれた町を離れ、たった一人でまだ魔女の住んでいない町を見つけて1年間暮らしていくのだ。

13歳になったキキもまた、ある満月の晩、生まれた時から一緒にいる黒猫・ジジと共に生まれ育った町を飛び立った。

いくつもの山や平野を越え海を渡り、たどり着いたのは活気あふれる海辺の町・コリコ

町にたどり着いたものの、行くあてのないキキは仕方なく動物園のカバ舎で一晩過ごす。
しかし翌朝やって来た飼育員・ナヅル(新井浩文)に家出娘と間違えられた上に、魔女と分かると「二度と来るな!」と追い立てられてしまう。

あまりの扱いに憤慨しながら空を飛んでいると、キキは山の上に大きな風車のついた家を発見する。
そこは美味しそうなパンが並ぶパン屋さん、グーチョキパン店だった。

パン屋のおかみさん・おソノ(尾野真千子)に気に入られ、使っていなかった屋根裏部屋に居候させてもらうことになったキキは、たった一つだけ使える「ほうきで空を飛ぶ」魔法を使って人々に荷物を運ぶお届け屋さん「魔女の宅急便」を始める。

最初はお客さんがまったくこなかったが、クリーニング屋のすみれ(吉田羊)の洗濯の手伝いをしたことをきっかけに次々と仕事が舞い込んでくる。

順調に見えたお届け屋さんだが、ある仕事を受けたせいで「魔女は呪いを運ぶ」という噂が立ち始める・・・

みどころ

原作者も絶賛!生身のキキ

13歳の満月の夜に生まれた町を離れ一人立ちする、という魔女の決まりに従って生まれ故郷から海辺の町にやって来た少女・キキ

まだ幼さの残る女の子が周囲の優しい人たちに力を借り、また時には心無い人たちに傷つけられたりしながら少しずつ一人前の魔女として成長していきます。

そんなキキを演じたのは、500人以上のオーディション応募者の中から選ばれた小芝風花さん。

「魔女の宅急便」といえば1989年に公開されたスタジオジブリによるアニメ映画のイメージがあまりに強いのも事実。
実写映画化決定のニュースが発表直後はネットなどで否定的な意見が飛び交い、中には主演に決まった小芝さんのブログにまで悪意ある言葉を書きこんだ人もいたほどでした。

しかし、小芝さんはそんな逆境にもめげず見事にキキを演じ切り、原作者の角野栄子先生も「すごくかわいらしくてイメージ通り」と絶賛するコメントを残されています。

絶景の中で繰り広げられるファンタジー

そんなキキが奮闘する舞台となる海辺の町・コリコは、香川県の小豆島に組んだオープンセットを中心に撮影されています。
日本国内ながらどこか地中海を思わせるロケーションは作品の冒頭で説明される「魔女の存在が信じられている東洋の何処かの国」の雰囲気にぴったり!

そんな絶景の中、VFXによってキキが大空を、海の上を、街中を自由に飛び回っている姿は非常に爽快でした。

また、キキの相棒の黒猫のジジや物語の中で重要な存在となる仔カバのマルコはフルCGで描かれています。

やっぱり気になる?アニメ版との違いは?

この作品を心から楽しむには・・・ずばり、アニメ「魔女の宅急便」の事は一旦忘れる事!
アニメのイメージにとらわれて減点方式で見てしまったらもったいないな~と思ってしまう程、先入観を捨てて観ると非常に良質なファンタジー映画として出来上がっています。

とはいえ、やはりどうしても気になってしまう実写版とアニメ版との違い

13歳になったキキが独り立ちし、海辺の町にやって来てパン屋さんに間借りしてお届け物屋をはじめる・・・という大筋は同じですが、世界の設定自体がヨーロッパを想定したアニメと違って東洋の国がイメージされ、出会う人物や依頼される仕事の内容などもアニメとは異なったエピソードが原作の中から取り上げられています。

特に大きく変わっているのは、キキにとって気になる存在の男の子・とんぼの性格。
アニメでは元気で明るくちょっとお調子者っぽい感じでしたが、実写映画でいかにも研究者や技術者の卵といった口数の少ない朴訥な少年として描かれています。
また前述のように東洋が舞台なので名前の表記もカタカナではなくひらがなになっていました。

またアニメに比べると少しワイルドなキキとちょっと堅物な感じのとんぼが、「空を飛ぶ」ことを通じて次第に心を通わせていく様子は、アニメと同じように心が温まります。

また、キキに関わる主要な人物以外はほとんどアニメ版とほぼ被らず、残念ながら画家のウルスラさんや「ニシンのパイ」のおばあちゃんと孫娘に相当する人物は登場しません。

物語を彩る豪華なキャスト陣!

キキの奮闘と成長を見守るキャスト陣も大変豪華!
宮沢りえ、筒井道隆、尾野真千子、吉田羊、新井浩文・・・と2018年現在も大活躍中の名優達が勢揃いしています!

ちなみに、中盤でキキからパンを受け取ってお金を投げつけるように渡す老婦人はなんと原作者の角野栄子先生です!さらに角野先生はナレーションも担当されています。

声の出演といえば・・・作中でずっと流れているラジオのDJ役はタレントで映画コメンテーターの LiLiCoさん!いつものハイテンションぶりを抑えた優しい口調のLiLiCoさんも素敵ですね。

また、挿入歌「VOICE」を歌うのは、作中タカミ・カラとしても登場するYURIさん。
自身の歌手活動の加え、様々なアーティストのコーラスアレンジやバッキングボーカル等を担当し、
久保田利伸から「アジアで最高の女性シンガー」と絶賛されるシンガーソングライターです。
演技は初挑戦のようで不慣れな面も見えますが、その力強く美しい歌声には心から感動してしまいました!

登場人物/キャスト

キキ :小芝風花 (0歳:野村琴葉 / 3歳:横溝菜帆 / 6歳:原涼子)
山に囲まれた小さな村出身。父は人間だが母は魔女。
一人前の魔女になるため、13歳の満月の晩に生まれ育った村を出て、海辺にあるコリコの町にたどり着く。
たったひとつ使える「ほうきで空を飛ぶ」魔法で「お届け屋さん」の仕事を始める。

ジジ:(声)寿美菜子
キキの相棒の黒猫。キキと同じ時期に生まれ、キキとだけ会話ができる。

とんぼ:広田亮平
コリコの住人。口数が少なく朴訥な少年。
幼い弟や妹と共に人の力で空を飛ぶ研究をし、人力飛行機を作っている。

おソノ:尾野真千子
山の上にあるパン屋・グーチョキパン店の気のいいおかみさん。現在妊娠中。
コリコの町に着いて泊まる所もなく困っていたキキをパン屋の屋根裏に居候させてくれる。

フクオ:山本浩司
おソノの夫で、パン屋・グーチョキパン店の無口な店主。

すみれ:吉田羊
コリコの町のクリーニング屋さん。キキに壊れた洗濯乾燥機の修理を頼む。

ナヅル:新井浩文
動物園の飼育員。動物を大切にするあまり暴走することも。
動物たちの変化をキキが呪いを持ちこんだとせいだと思い込んで目の仇にしている。

園長: 志賀廣太郎
動物園の園長。

モリオ:文曄星
アッチ:段文凝
動物園の飼育員。

タカミ・カラ:YURI
美しい歌声を持つ歌手。魔女だった姉が死んで以来歌を歌えなくなった。

サリ:戸部日菜子
タカミ・カラの姉の娘。母亡き後タカミ・カラに育てられる。

ナツメ:若山耀人
マル:須田琉雅
ミズミ:井上琳水
とんぼの弟妹。とんぼと一緒に人の力で空を飛ぶ研究をしていて、キキのほうきに興味津々。

サキ:金澤美穂
コリコの町に住む少女。キキに手紙のお届け物の依頼をするが・・・

ラジオDJ: LiLiCo
ラジオ番組「コリコニュース」のDJ。

イシ先生:浅野忠信
とても腕のいい獣医だが一つの所に留まっていることがなく、すぐに連絡が取れなくなってしまう。

コキリ:宮沢りえ
キキの母親。古い血筋の魔女。「薬草を育てて薬を作ること」と「ほうきで空を飛ぶこと」の二つの魔法を使うことが出来る。

オキノ:筒井道隆
キキの父親。学者で、ごく普通の人間。

パンを受け取る客 / ナレーション:角野栄子

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