「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」がhuluプレミアでhulu独占配信!

ゴールデングローブ賞(作品賞・主演女優賞)、プライムタイム・エミー賞(作品賞他5部門)受賞の社会派近代ファンタジー「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」
huluプレミアにてシーズン1(全10話)を毎週水曜日に一話ずつ配信中。
2018年3月14日に配信された第5話でシーズン1の折り返しに来た本作。
世界で話題沸騰のディストピア・ファンタジーの魅力をご紹介します。

シーズン1第一話あらすじ

ギレアド共和国。もとアメリカ合衆国であったこの国は、環境汚染などによる出生率の低下などが原因で、キリスト教原理主義者がクーデターを起こし、全体主義とキリスト教を元にした厳しい階級社会を国家の根幹に敷いていた
そこでは女性はほとんどの権利をはく奪され、職に就けず、財産を持てず、結婚の自由もなく、読書すら禁止されていた。
かつて、そんな国から逃げようとした家族は、国境を目指したが捕らえられ
父親は銃で撃たれ、母親と娘は引き離されて別々につかまってしまう。
妊娠可能な女性であった彼女は、主とその不妊の妻に仕え、主の子供を産む「侍女」として教育され、個人名を奪われてギレアド共和国の政府高官である、フレッド・ウォーターフォードのもとで仕えることになる。
オブフレッド」(=フレッドのもの)と呼ばれるようになった彼女は、規則に従わないものを密告する『』やフレッドの妻に怯え、義務として課せられた妊娠の為の儀式に苦悶しながらも、いつか生き別れた娘と再会するために【今】を懸命に生きていく。

登場人物

オブフレッド(演:エリザベス・モス)



本名:ジューン・オズボーン。夫と娘と共に国外脱出を試みるもハンターに捕まってしまい、「侍女」として教育されたのちにフレッド・ウォーターフォードのもとに派遣された。
娘を身ごもったのはギレアド共和国の樹立前だが、当時から社会問題になっていた不妊や不育に不安を感じながらも娘を出産。
オブフレッドとなった今でも、娘にもう一度会うことだけを心の支えに生きる。

フレッド・ウォーターフォード(演:ジョセフ・ファインズ)



ギレアド共和国司令官。かなり身分が高いようだが、同時に仕事が忙しくなかなか家にいない。
「侍女」のことは制度として受け入れながらも、オブフレッドの存在に戸惑い気味で、それとなく普通のコミュニケーションを図ろうとしたりしている。

セリーナ(演:イヴォンヌ・ストラホフスキー)



フレッドの妻。オブフレッドにはミセス・ウォーターフォードと呼ばせている。
不妊であり、夫との間に子供はおらず、侍女を受けれることに。
当然ながら(ジューンに限らず)オブフレッドの存在にはかなり思うところがあるが、国の制度であるので表立って文句を言うことはない。喫煙者。

オブグレン(演:アレクシス・ブレデル)



グレンという名の政府高官に仕える「侍女」。オブフレッドが買い物などの外出をする際のパートナーで、はじめはお互いに「信仰心の塊」だと思っていた。あるきっかけで身の上話をすることになり、オブフレッドと打ち解ける。
同性愛者で、妻と息子がいたが、オブグレンだけ国外脱出できず、空港で捕まり侍女となった。

「ハンドメイズ・テイル」の世界

かなりハードなディストピア



ディストピアとは、ユートピア(理想郷)の反対の環境を表す語です。
もちろん「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」の場合は、その抑圧されてされてされまくっている社会構造がディストピアの原因になっているでしょう。
特に女性は、男性の所有物のように扱われ、「侍女」はかつて日本でも話題になった”生む機械”のごとくです。

まず、女性は妊娠可能な女性である「侍女」と政府高官の「妻」、家事労働に従事する「女中(マーサ)」に分かれる。逃げ出そうとしたり、反抗すると反逆者としてコロニーに送られ、死ぬまで汚染物質を除去する作業に従事させられる。
それ以外の女性の描写はなく、女性の就業の自由もない設定とのことなので、おそらく女性はこの4つの選択肢以外に生きていく方法がないようです。
「侍女」は不妊の政府高官の夫婦のもとで月に一度【儀式】を行い、子供を授かるまで意に沿わない行為を強いられます。
「妻」は夫が自分以外の女性と子供を作るための儀式に参加しなければならず、「女中」はなんの報酬もなく家事に従事し、そのほとんどを家の中で過ごします。
かといって男性のユートピアかといえば、まるでそんなことはありません。
男性は侍女に対して、全く愛のない行為を「子供を作る」義務の為だけに強要されているのです。
そして誰もが、現在の規則に対して反抗的な言動をすると、どこに隠れているかわからない【目】に密告され、反逆者としてコロニーへ連れていかれてしまうのです。
誰も幸せになれない……。

人権と尊厳の物語

「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」は、カナダ人女性作家マーガレット・アトウッド1985年に発表した「侍女の物語」を原作としています。
ドラマの設定もほとんど原作通り。テレビ放映される映像作品としてはかなり攻めている設定ですよね。
規則の枠組みにぎゅうぎゅうに押し込められ、義務ばかりを課せられ、権利や自由などない社会。特に女性はそれが顕著です。

2018年に入ってすぐ、ハリウッドでは「TIME’S UP」(もう終わり!)というセクハラ・性暴力被害者の支援の為の運動が始まり、リース・ウィザースプーンなど多くの女優・俳優が賛同を示しています。
この「TIME’S UP」のバッジを付け、女性の性被害に反対する意味を込めて黒い衣装を着た女優・俳優がレッドカーペットを歩いたのが2018年ゴールデングローブ賞の授賞式。
そして、この時にゴールデングローブ賞・テレビ部門の作品賞と主演女優賞を受賞したのは「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」でした


33年も前に作られた作品の訴えが、現代も社会問題として取り上げられ、同じように問題提起されているということは
人権や尊厳の問題は、近代社会に根付いた社会問題であると同時に、長い間人々に注目されてきたことの証左のような気がします。

目が離せないストーリー

そんな設定ですので、作品は緊迫感があふれ心臓がぎゅうっとなるようなシーンも盛り込まれています。
それでも「もう見るのよやめよう」とは不思議と思わないのです。
鎖で縛られた様にがんじがらめの社会の中で、オブフレッドことジューンは、クーデター以前の自由だった自分を忘れず、ひたすらに子供との再会を願って、ぼろぼろになりながらも決して諦めません。オブフレッドは最初から、従順な返事を口にしながらも心の中では嫌味を言ったり皮肉を言ったり忙しく、視聴者がくすっと笑ってしまうことも。
また、オブフレッドを取り囲む人々も、完全な悪人ではないのです。



戸惑いながらもオブフレッドとのコミュニケーションを試みるフレッド司令官や、儀式の後に涙を見せる妻のセリーナ、にこりとも笑わないけど、時々オブフレッドを気遣ってくれる女中のリタ。誰もが進んでオブフレッドを踏みにじっているわけでなく
監視や処罰への恐怖の中でも、どうにか人間らしくあろうとする姿や、思わずにじみ出てくる弱さが、なんだか尊く見えることが理由かもしれません。

配信予定

そんな「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」は、huluプレミアとして、毎週水曜日に一話ずつ配信中です。

2018年2月28日(水)から配信が開始され、4月18日(水)に最終話(第10話)配信される見込みです。
お楽しみに!

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