湊かなえ原作映画『白ゆき姫殺人事件』をHuluでみた感想!

ネットでの炎上、拡散など報道被害をテーマとして扱った、映画『白ゆき姫殺人事件』がHuluにて配信中!

主演:井上真央

2014年3月29日に公開された日本映画『白ゆき姫殺人事件』がHuluにて配信中です!

原作はイヤミス(読んだ後に嫌な気持ちになるミステリー)として有名な、湊かなえさんの『白ゆき姫殺人事件』です。今回はネットによる噂により、容疑者が作りあげられていくというミステリーになっています。真実か妄想か、虚言か。何もかもがごちゃまぜになり、世間がまどわされる現代を映し出したような物語になっています。

映画『白ゆき姫殺人事件』の主人公を演じるのは、井上真央さんですネットや噂、報道により魔女のような存在へと作り上げられる人物を演じます。彼女の本当の姿は、噂どおりの人物なのか、それともまた違った一面があるのか・・・・。

また事件を追いかけるテレビディレクター役には、実力派人気俳優の綾野剛さんが演じています。ネットでの注目に気を良くしたり、自身の評価のために歯止めが効かなくなったり、と現代の並みに飲まれる役どころを演じきっています。

証言者としてあらわれる登場人物の誰が、どのような嘘をついているのか。どのような感情が証言の中に存在しているのか。そして証言をとりあげる報道とはどうあるべきなのか。現代のあらゆる問題が浮き彫りになる作品です。ぜひ、ご視聴してみてください!

Huluでの配信状況

・白ゆき姫殺人事件、2時間7分配信中!

湊かなえ原作作品

  • 贖罪
  • Nのために
  • 白ゆき姫殺人事件
  • 北のカナリアたち

イヤミス作品

  • フジコ(Huluオリジナルドラマ)

あらすじ

ある日、日の出化粧品に勤める美人OL・三木典子が数箇所刺された後に、火を付けられ殺害されるという事件がおきる。その事件は、三木の美貌と三木の勤務していた会社の有名商品から『白ゆき姫殺人事件』と呼ばれ、世間の注目の的となる。

テレビワイドショーに関わる赤星雄治は、契約のディレクターでうだつが上がらない日々を過ごしていた。何か手柄が欲しいと考えていた。そんな時、知人の狩野里沙子から連絡がくる。その内容は「白ゆき姫殺人事件」のことだった。狩野は被害者の三木と同じ職場だというのだ。そして事件の当日から失踪している城野美姫の存在を知る。

赤星は自分の手柄をとるため、怪しいとされる城野の周辺を取材しだす。城野は被害者の三木とは正反対の、風貌と性格であった。取材に応じる証言者たちからは、城野から三木への嫉妬があったのだではないかという疑惑が浮き出されることになる。赤星はつかんが情報を報道番組や、SNSにて拡散させてゆく。「男を取られて嫉妬」「実はその男と付き合っていたというのは妄想」「学生時代に男子生徒に怪我を負わせた」「小学生のころ呪いの儀式をしていた」「放火をした」など、城野はネットや報道により最悪の犯人像として作り上げられていく。

一方、城野の親友だいう前谷みのりから抗議の手紙が届く。「彼女はそんな人物ではない」というものだった。また小学生時代に共に「呪いの儀式」を行っていたという女性・谷村夕子への接近もはたす。谷村は「呪いの儀式」はいじめを受けていた自分への励ましだったのだと語る。揺れ動く、城野美姫という人物像。彼女の真実の姿とは・・・?また『白ゆき姫殺人事件』の犯人とは・・・?事件は思わぬ方向で着地を迎える。

視聴した感想

ネットについて怖い部分

この物語に登場するディレクターの赤星は、ネットにたくさんの情報を何も考えずに流しています。ネットはたくさんの人が閲覧出来る場所ですが、どんどん個人の情報を流し続けます。見ず知らずの人に、自分の個人的な情報を知られることほど怖いものはないように思います。また自分の情報を、他人から語られることの怖さもこの物語では描かれていました。真実とは程遠い、自分の感情が他人によって作り出されているのです。人から人に伝わるときに、妄想や想像で考えや見方がどんどん変わっていきます。伝言ゲームのように、最後に伝わったときには、まったく違った言葉になっている!という恐怖を感じました。

無責任な報道

この作品でのワイドショーは無責任な報道を映し出していました。現実ではこんなに無責任な報道があるのかは、分かりませんが、自分が普通に視聴しているワイドショーがこのように無責任に作られたものだったら・・・と思うとゾッとします。みんなが興味をしめせば、それでいいという内容はなんの真実もないものなのだな、と感じました。ネットよりも真実味がある気がしてしまう、テレビでの報道はネットよりも恐ろしいものなのかもしれないと感じました。

作品でのワイドショーでの雰囲気が、私たちが日頃みているワイドショーのまんまでリアルに感じて、作品にのめり込めました。なんか、このコメント聞いたことあるな、というコメントまで繊細に凝っていて現実味を帯びているシーンでした。

人の発言についての真偽

この作品ではたくさんの証言者が登場します。見ていてそのほとんどが悪意のあるものだな、と感じました。城野の過去や城野の気持ち、本当は誰一人として分かっていなかったのではないでしょうか。

劇中で城野の小学生からの幼馴染の夕子が、赤星に「人の記憶は捏造される。自分のいいようにしか語らない」と忠告します。その言葉が一番印象的でした。その言葉は作品を全て見終わったあとに納得させられます。誰もが本当と嘘を交えて、自分を中心に発言していくことで、恐ろしいミステリーに出来上がってしまうのだと感じました。はじめから最後まで、証言者により容疑者である城野の状況がどんどん変わっていきます。知らない間に作品に引き込まれているので、ぜひ視聴してみてください!

登場人物/キャスト

ディレクターと容疑者

城野美姫/井上真央

『白ゆき姫殺人事件』の容疑者として、ネットや報道で扱われる。日の出化粧品のOL。地味で大人しい性格。証言者の発言により、悪質な凶悪犯のような人物像が作り上げられていく。想いを寄せていた同じ職場の篠山を、三木に取られたことで嫉妬したのかと報道される。

赤星雄治/綾野剛

テレビのワイドショーなどに関わる、契約ディレクター。うだつが上がらずにいたが、『白ゆき姫殺人事件』の取材をきっかけに、職場でもネットでも注目を集め出す。それにより、歯止めがきかなくなることも。

日の出化粧品

三木典子/菜々緒

『白ゆき姫殺人事件』の殺害された被害者。美人で有名なOLだった。城野が想いを寄せていた同じ職場の篠山と、少しの間交際をしていた様子。性格は、証言者により善し悪しが別れる。

狩野里沙子/蓮佛美沙子

赤星の知り合いで、『白ゆき姫殺人事件』の情報を赤星に連絡にする。この情報により、たくさんの証言者が集まってくる。また赤星に連絡をよくする。好意からか、好奇心からか・・・。

篠山聡史/金子ノブアキ

城野と交際をしていたが、三木へ乗り換えたという証言がある。しかし本人は城野からは付きまとわれていただけだと証言。また三木からは言い寄られて交際したのだと証言。

間山先輩/宮地真緒

退職をする社員。退職祝いの当日に事件が起きた。証言者としては登場してこなかったが、証言者の中での発言で登場する。証言者により印象が違う人物。

美姫の友人・知人

谷村夕子/貫地谷しほり

城野と小学生のころ「呪いの儀式」をしていた同級生。いじめられていた過去をもち、現在は引きこもり。ゲーム好き。ネットでの赤星の発言を見ていて、忠告をしている。

前谷みのり/谷村美月

大学生時代の城野の親友。城野が犯罪者として報道されていることへ講義の手紙を書いていた。しかしその手紙で本名を晒したり、城野と交際相手である相手の関係を赤裸々に書いたりしている。

江藤慎吾/大東俊介

城野が学生時代に好意を寄せていた相手。しかし学生時代城野に雑巾を投げつけてしまい、その後自転車事故にあう。周りはその事故を「城野の呪い」だとしてはやしたてる。本人は「呪いではなく、城野がブレーキに何らかの細工をしたのだろう」と思っている。

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