シニカルでブラックなホームドラマ「シックス・フィート・アンダー」をhuluで!

葬儀社を営む家族の物語

「シックス・フィート・アンダー」は、2001年から2005年まで放映された、HBO制作のテレビドラマシリーズです。

全5シーズン、各13話の構成で、2017年9月現在、huluでは全シーズン配信中!
アメリカン・ビューティー」のアラン・ボールが脚本を担当し、幻想と現実が入り混じった演出で、ある家族の再生を描いています。

「見始めたら止まらない、イッキ見しちゃう!」なんてエンターテインメント溢れる作品では無いですが、夜クッションを抱えて1話1話じっくり眺めるのに最適な、ビターチョコレートのような味わいの良作です。

シーズン1あらすじ

ネイト・フィッシャーは、クリスマスのホリデーシーズンを実家で過ごす為に、シアトルからロサンゼルスへ飛行機で向かっていた。
ネイトの父、ナサニエルはネイトを迎えに霊柩車で空港へ。
ネイトの弟、デイヴィットは、家業の葬儀社「フィッシャー・アンド・サンズ」で取り仕切る葬儀のため、母のルースと共に家におり、妹のクレアは友人達とドラッグを楽しんでいた。
そして、家に1本の連絡が入る。「空港に向かっていた父ナサニエルが、交通事故により死んだ」という連絡が。

突然の訃報に戸惑い泣き叫んで浮気を告白する母、父の葬儀に恋人を呼べないゲイの弟、ドラッグでハイのまま父の遺体の確認に行く妹、そして迎えを待つ間行きずりの情事に励んでいた兄。

兄が家を出たことでヒビの入っていた「家族の形」が、父の死をきっかけにポロポロと崩れていく。

家業の葬儀社「フィッシャー・アンド・サンズ」を中心に、様々な事情を抱えた人々を葬儀を通して見送りながら、フィッシャー家が模索する家族再生へのドラマ。

シックス・フィート・アンダー 登場人物

ネイト・フィッシャー

フィッシャー家の長男。理想主義でナルシストな一面がある。
家業を継ぐのが嫌で家を出てシアトルへ行く。食品販売業に就いていたが、父の死をきっかけに実家に戻り、家業を手伝うように。
デイヴィット・フィッシャー

フィッシャー家の次男。 生真面目で形式を重んじ、なんでも自分の中にため込んでしまう傾向がある。
本当はロースクールに通いたかったが、兄が家を出たことでなしくずし的に家業を継ぐことに。ゲイである事を家族にカムアウト出来ずにいる。
クレア・フィッシャー

フィッシャー家の末っ子。 何に対しても反抗的で、強がっているが繊細な心の持ち主。
物覚えつくころに長兄が家を出てしまったので、長兄に対して家族という意識が薄い。
ドラッグに手を出しているが、家族(特に母と次兄) にひた隠しにしている。
ルース・フィッシャー

フィッシャー家の母。
父が亡くなったあと、自分の浮気を告白する。少々夢見がちで、自分の意見を押し付けるところがある。
感情が爆発すると手に負えなくなり、子供たちががいつもなだめ役にまわる。
ブレンダ・チェノウス

ネイトがロサンゼルスの空港で関係を持った女性。のちに恋人になる。
精神科医の両親と双極性障害を患う弟の間で、息の詰まる家族関係に疲れ気味。
自身は指圧師を職業にしている。
フェデリコ・ディアス

「フィッシャー・アンド・サンズ」で働く遺体修復の専門家。事故などで損傷した遺体の復元や防腐処理を担当する。
既婚で、子供もいる。
キース・チャールズ

ディヴィットの恋人で、ロサンゼルス市警の警察官。
家族のことや仕事のことでネイトと衝突したディヴィットを大きな愛で包み込んでいるが、一向にカムアウトしない彼に複雑な気持ちを抱いている。
ナサニエル・フィッシャー
フィッシャー家の父で「フィッシャー・アンド・サンズ」の経営者。
冒頭、ネイトを葬儀社の霊柩車で迎えに行く途中事故にあい故人となるが、家族のフラッシュバックや幻想の中でたびたび登場する。

毎日「死」を見つめる家族の道程

シックス・フィートの土の下

タイトルの「シックス・フィート・アンダー」とは、北米の棺を埋めるための穴の深さ=シックスフィート(約180センチ)が由来です。

ドラマは、冒頭に誰かが亡くなり、その葬儀を「フィッシャー・アンド・サンズ」に依頼するところまでが「お約束」で、このドラマで一番ドラマティックな場面は、おそらく冒頭の「誰かが亡くなるシーン」です。現実はこんなもんだよね、というストーリーからかけ離れた、奇想天外な方法で人が亡くなったりもします。
冒頭シーンが終わると、葬儀を出す家族や友人・知人と、故人とのストーリーを横軸に、葬儀社を営む家族の物語を縦軸として、物語が進んでいきます。

個性的で問題の多い、ありふれたキャラクター


視聴者はときどき放り込まれるブラックな笑いにクスリとしながらも、都合よくハッピーエンドとはならない人間関係にハラハラすることになります。
このドラマにはとびぬけた悪人も、完璧な善人も登場しません
フィッシャー家やそれを取り巻く人々は、それぞれ問題を抱えているものの、どこにでもいるようなごくありふれたキャラクターで、誰もが登場人物の誰かに共感する場面が出てくるはずです。

登場人物たちの心理描写や空想は、(ドラマの中の)現実と空想の境が曖昧になるほど、はっきりと描かれています。故人がひょっこり出てくるシーンは、「あれ、この人実は生きていたんだっけ?」と混乱するほどです。
内容は示唆的だったり哲学的だったりお説教だったり意味不明だったりと様々ですが、だれも明確にその意味を教えてはくれません。
それ故か、視聴者が共感出来る幅が広く、時に私たちを深い懊悩に突き落としてしまうドラマなのです。

家族のかたち


「シックス・フィート・アンダー」が救いようのない暗い作品なのかというと、そうではありません。
生と死、仕事や恋愛、夢と現実。結婚・浮気・子供・養子、病気やセクシャリティやPTSD等の精神疾患まで。降ってわいてくる様々な問題に苦悩しながら、ぶつかり合ったり慰めあったり支えあったり、妥協したり認めたり許しあったりを繰り返しながら、かたちを変えていく家族を追いかけた物語です。
「私に似た誰か」が登場する、どこにでもいそうなちょっと変わった家族を描いた名作ドラマなのです。

ドラマを支える俳優

そんな複雑な役柄を演じる、俳優たちをご紹介します。

ピーター・クラウス

フィッシャー家の長兄・ネイトを演じるピーターは、元陸上選手です。
大学時代に演劇に目覚め、「ビバリーヒルズ高校白書」「サンフランシスコの空の下」などにゲスト出演。ジム・キャリー主演の映画「トゥルーマン・ショー」を経て、本作のネイト役を勤め、演技力が高く評価されました。その後、「ロスト・ルーム」というミニシリーズで主演もしています。

「トゥルーマン・ショー」(9月14日まで限定配信)と「ロスト・ルーム」(全6話ミニシリーズ)は、2017年9月現在、huluで配信中です。

ローレン・アンブローズ

フィッシャー家のちょっと反抗的な末っ子、クレアを演じるローレンは、ネイト役のピーターと同じ「サンフランシスコの空の下」にゲスト出演しています。
シックス・フィート・アンダーのヒット後、アカデミー賞女優ナタリー・ポートマン主演の映画「水曜日のエミリア」や人気絵本の映画化「かいじゅうたちのいるところ」で声優にも挑戦しています。

「水曜日のエミリア」と「かいじゅうたちのいるところ」は、現在huluにて配信中。

シックス・フィート・アンダー キャスト

役:ネイト・フィッシャー
演:ピーター・クラウス/Peter Krause
1965年8月12日 生まれ主な出演作品
『トゥルーマン・ショー』ローレンス役
『ロスト・ルーム』ジョー・ミラー役
役:ディヴィット・フィッシャー
演:マイケル・C・ホール/Michael C. Hall
1971年2月1日  生まれ主な出演作品
『デクスター 〜警察官は殺人鬼』デクスター役
役:クレア・フィッシャー
演:ローレン・アブローズ/Lauren Ambrose
1978年2月20日 生まれ主な出演作品
『かいじゅうたちのいるところ』KW役(声の出演)
役:ルース・フィッシャー
演:フランセス・コンロイ/Frances Conroy
1953年11月13日 生まれ主な出演作品
『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン1
-モイラ・オハラ 役
役:ブレンダ・チェノウス
演:レイチェル・グリフィス/Rachel Griffiths
1968年6月4日 生まれ主な出演作品
『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』ヒラリー・デュ・プレ役

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