フランスでの最終章!映画「TAXi4」をHuluで配信中!

TAXi4は、リュック・ベンソン氏が手がけるTAXiシリーズであり、フランスが舞台となった最後のTAXi作品です。

TAXiシリーズの集大成

TAXi4
TAXi4は、サミー・ナセリが出演する同シリーズ最後の作品であり、TAXiシリーズが大きく転換するきっかけとなる作品でもあります。もちろん舞台はこれまで通りフランスで、ハチャメチャな捜査などがフランス各地で行われます。

ただ、集大成といえば聞こえはいいのですが、実際のところは主人公であるサミーが警察の厄介になってしまったため、ある意味打ち止めになってしまったフシもあります。彼はリメイク作品であるTAXi NYに出演することもなく、穿った見方をすれば積み重ねた前科などがジワジワと作品イメージへ影響し、消えていったようにも見えます。

そんな寂しい別れの作品となった今作ですが、そんな最終回となる登場するサミーのタクシーは、素人目で見ても一発でわかるほど外見などに大きな変化が起きており、コンピューターグラフィックスだけでは再現できない細部への変化、モデルカー自体の大胆な改造などが施されていて、以前にも増してワイルドスピードっぽさのある作品に仕上がっています。

タクシーという名前がついていながら、タクシー業はほとんど行わず、主人公の敵でもある警察とタッグを組んで大犯罪者を追いかけるという不思議なストーリー。今回が最後となるだけに、細部にまで注意をしてご覧になっていただきたいです。

各登場人物の最終形態

TAXi4
公開日換算で、最初の作品から10年が経過しているということもあって、作中に出てくるキャラクターたちは良くも悪くも大きな変化を遂げています。それは主人公たちだけではなく、作品を固めるサブキャラクターたちもです。

一番最初は結婚も決まっていなかったダニエルは、今作ではすっかり父親としての貫禄がつき、相棒であるエミリアンの人となりを完璧に知り尽くしています。そんなエミリアンも一児の父となり、今作序盤では昇進が手に届く位置にまで上り詰めていることをほのめかしていました。

シーズン1ではモブキャラ同然だったアランは、今作ではすっかりメインキャラクターとしてエミリアンらと共に活動をしていますし、立派な刑事だったペトラはすっかりエミリアンの虜となって、ある部分だけネジが外れた1人の女性へと変わっています。

ただし、冒頭にも書いたとおり、人権が存在しない世界観なのかと思ってしまうようなマルセイユ署の破天荒な捜査は今作も健在、結果的に常識人にも非常識人にもなった彼らは、必ず1つの点においてしっかりとコント職人のような仕事ぶりを見せてくれます。

あらすじ

TAXi4
ダニエルは相変わらず多くの暴走を続け、エミリアンは無茶な仕事を続けている。マルセイユの警官たちはダニエルの事をすっかり慕うようになり、どれだけ荒い運転を行っていても、それを咎める人はいなくなっていた。

2人はそれぞれ男の子の父親となり、順調に仕事をこなしていた。そんな中、マルセイユ署には新たな大仕事が舞い込む。欧州各国で指名手配されているというベルギーの怪物を、コンゴへ輸送するため、男の身柄を預かることになった。

だが、マルセイユ署の面々は失態に継ぐ失態を重ね、そしてベルギーの怪物の策略にもハマってしまったため、軽々と彼を逃してしまう。結局、エミリアンは責任を取る形で警察バッジを取り上げられてしまい、男は堂々と仲間と合流し、新たな犯罪を重ねようとする。

窮地に陥った友人を助けるため、ダニエルはタクシーを走らせる。援護にならない仲間たちとともに、彼らは怪物を含めた犯罪者集団をじわじわと追い詰めていくのだが…。

Huluでの配信

字幕版を配信中!

出演者/キャスト

TAXi4
ダニエル・モラレース主人公。暴走ばかり行うタクシー運転手として名が知られるようになり、警察とも親しくなっている。
演:サミー・ナセリ

TAXi4
エミリアン・クタン=ケルバレーク…マルセイユ署の刑事。相変わらず仕事上のミスが目立つが、署内ではツッコミ役に回ることも。父親としては過保護な面が目立つ。
演:フレデリック・ディーファンタル

TAXi4
ジベール…マルセイユ署の署長。警察官たちを束ねるリーダーとしての素質は皆無に近いが、重役を任されることが多い。悪質な犯罪者に対しては、ほぼ毎回素っ頓狂な作戦を企てる。
演:ベルナール・ファルシー

TAXi4
ペトラ・クタン=ケルバレーク…エミリアンの妻で、マルセイユ署の刑事。産休から復帰しているが、勤務中であってもエミリアンの体を求めることが増えている。
演:エマ・シェーベルイ

TAXi4
アラン…マルセイユ署の刑事で、エミリアンと仲がいい。一定レベルの常識は兼ね備えているものの、
演:エドュアルド・モントート

TAXi4
フェニモア・ヴァンデンボッシュ…「ベルギーの怪物」として複数の国で指名手配を受けている凶悪犯。犯罪グループを率いて銀行強盗を画策する。
演:ジャン=リュック・クシャール

感想

タクシーの必要性

TAXi4
この作品が好きだからこそずっと視聴を続けていたのですが、根本的に疑問の残る部分が1つだけあります。それは、この話は果たしてタクシーが無ければ成り立たないのか、という点です。

確かに、捜査のカモフラージュや犯人を追いかける手段として、タクシーが必要になるケースは、国内でもしばしばあります。元警官の小川泰平さんも、かつてとある番組でタクシーで犯人を追いかけ、県をまたいだ追跡劇を行ったエピソードなどを披露しています。しかし、TAXiシリーズは基本的にマルセイユでで話が成立するため、このようなケースはあまり起きません。

また、話をしっかりと見ていればわかるのですが、今作は極端にダニエルの出演シーンがありません。主人公が署長、アラン、エミリアンの誰かなのではないかと思ってしまうほどです。ちょっと出てきたかと思えばエミリアンを乗せるだけで、彼自身のひらめきが事件解決の糸口に繋がることはあっても、彼のタクシーがそれを手助けすることはほぼ皆無に近いのです。

本末転倒な事を言ってしまうようですが、せっかく警察とタクシーという化学反応が起きそうなテーマを取り扱っているのですから、作中に2度ぐらいはタクシーの有能ぶりを見せてくれたら良かったのにな、と思ってしまいました。

コントに対する情熱

TAXi4
TAXi2からパワーアップを続けていった同シリーズは、今作で集大成とも言えるさまざまな映像を生み出しています。というよりも、トンデモぶりがより際立ったおふざけ的な映像が特に多く、結果的に署長のぶっ飛んだキャラクターがより際立つことになりました。

これまでは吉本新喜劇のような、小道具を使った一発芸と、予定調和的なオチが目立っていました。しかし、今作にはそこにラーメンズやバナナマンなどのようなシュールなコント風のネタまで盛り込まれており、もはやオシャレの代名詞であるフランス映画という肩書きは全く通用せず、R指定スレスレのお笑い映画となっています。

今作も製作者はレオンなどを手掛けたリュック・ベンソンのはずであり、舞台は海沿いに美しい街並みが見えるマルセイユのはず、登場人物も二枚目俳優が多いはずなのですが、これらの利点を全てぶっ壊し、作り上げられたのがTAXiであり、お笑い要素を最大限まで盛り込んだのがTAXi4なのです。

ストーリー中盤には量子力学や生物学を一切無視した武器などが登場し、最終的には敵までもがおかしなキャラクターと化していく壊れぶり。これを楽しむことこそ、TAXiの楽しみなのです。そして、これだけぶっ壊れた話でありながら、常識人のある人物がスパイスとして加わることで、しっかりとした1つの作品に仕上がる。制作陣とキャストの10年間の信頼があるからこそ出来る、匠の技なのかもしれません。

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