イン・トリートメント【HuluでリアルなUS心理療法をのぞき見】

日本ではあまりの馴染みのない心理療法アメリカでは日常的に行われています。

そんな、セラピストペイシェント(患者)関係リアルさ重視ドラマ化したのが、アカデミー賞を受賞したガブリエル・バーン主演の「イン・トリートメント/In Treatment」

イスラエル大人気となったテレビドラマを基に、アメリカ版脚色されました。

リアルさ重視の「イン・トリートメント」

セッション中に、ドアの外で電話の鳴る音や、誰かの足音が聞こえます。

通常なら撮り直しするような周囲の生活音を盛り込む事で、リアルさ演出しているのではないでしょうか。

「イン・トリートメント」第1話のあらすじ

ポール(ガブリエル・バーン)は、1日1組ペイシェント(患者)週5日セッションを行う心理療法セラピスト

毎週月曜日は、もうすぐ30歳になる麻酔専門医のローラ(メリッサ・ジョージ)セッションがあります。彼女は付き合っている彼氏、アンドリューとの不仲や結婚か別れるかの「最終通告」を押し付けてきたことの不満をぶちまけていました。

しかし、ポールローラの話を掘り下げていくと、ポール「愛の告白」を始めたのです・・・。

「イン・トリートメント」第1話の感想

リアルさが面白さ

1話目の舞台は、セラピーが行われるポールの自宅一部である部屋のみです。ほぼ同じ構図のカットが多い30分

正直に言うと、最初はどう展開していくのか心配でした。しかも、リアル感を出すためにか、ペイシェントであるローラが中々、話を始めません。ですが、同じ部屋に居ながらも、ローラ臨場感ある話に引き込まれていきます。

そして、ポールローラが話を進めていくうちに、ローラ表情が変わっていくのが分かるのです。セラピーが始まった直後は、昨晩セラピーに来るか否か迷って寝不足顔。しかも、夜遊びするために借りた露出の多い服に、泣き明かしたマスカラのとれた酷い顔落胆しきっていました。

ところが、ローラの顔が少女の様な表情変化していくのです。ころころと変わる心の状態が比例して、髪型や表情にまでに影響させているのがリアルさをだすコツなのかもしれません。

 「お客は常に間違ってる」

1話だけのハズが、気になって2話目を観てしまいました。火曜日に来るアレックスとの初めてのセッションでした。冒頭でセラピスト間のジョークをアレックスに聞かせました。

「お客は常に間違ってる」

セラピーに来ているペイシェントには、ちょっと衝撃のフレーズではないでしょうか。

実は、ペイシェントが話している事は、本当に悩んでいる事違う事が多いと言うのが現実。本人は無意識のうちに、その問題を”すり替え”たり、違う問題を持ち出し隠してしまう事があるというのです。

その隠された問題やその原因を導き出すのが、ポールのようなセラピスト役割となります。何もしていないように見られるセラピストは精神を集中させて、本当の問題を探っているのですね。セラピストセラピーを受けるのも、納得ではないでしょうか。

答えは自分の中に

1話目ローラの時もそうですが、ペイシェントセラピストアドバイス答え求めて訪ねてきます。それがセラピスト仕事だという認識一般的だからです。

しかし、実は答えペイシェントの話す内容隠されている事が、この作品で明確になりました。

それは、ローラの彼氏が突然、結婚するか別れるかの「最後通知」を突き付けてきたとポールに相談した時にもハッキリしました。ローラは当初、アンドリューが「最後通知」を持ち出して来て頭に来ていたとポールに伝えました。

しかし、話していくうちに、「最後通知」ローラから切り出したことが判明したのです。実は、アンドリューに対し怒りを露わにしていたのも、セラピー前夜の出来事を話す事を躊躇していたのにも「理由」があったのです。

本当に言いたいことを無意識に伝えず、他の出来事すり替えて怒りなどの感情を露わにすることがあります。

実は、セラピストペイシェントの人生を一変させるために、アドバイスするわけではないのです。ペイシェント自身が話す事によって、頭の中が整理され理性を持って客観的に見る事で、解決策を選択しています。

セラピストは、その手助けをするために存在しているのですね。

「イン・トリートメント」登場人物/キャスト

  1. 役:ポール/Paul
    演:ガブリエル・バーン/Gabriel Byrne
  2. 役:ローラ/Laura
    演:メリッサ・ジョージ/Melissa George
  3. 役:アレックス/Alex
    演:ブレア・アンダーウッド/Blair Underwood
  4. 役:ソフィー/Sophie
    演:ミア・ワシコウスカ/Mia Wasikowska
  5. 役:ジェイク/Jake
    演:ジョシュ・チャールズ/Josh Charles
  6. 役:エイミー/Amy
    演:エンベス・デイヴィッツ/Embeth Davidtz
  7. 役:ジーナ/Gina
    演:ダイアン・ウィースト/Dian Wiest

*No.3以降の出演者は、2話目以降から出演

受賞

  • ゴールデングローブ賞(2009)
    ベストパフォーマンス賞(テレビドラマ部門)
    ガブリエル・バーン受賞
  • プライムタイムエミー・アワーズ(2008)
    最優秀助演女優賞(ドラマシリーズ部門)
    ダイアン・ウィースト(ジーナ役)受賞

*この他、数多くのノミネートされましたが、受賞には至りませんでした。

Hulu配信状況

  • 字幕のみ
  • シーズン1(全43話)
  • 1話あたり、25分から30分
  • 2008年
  • Huluにて配信中!

 「イン・トリートメント」について

イスラエル人気番組がベース

リアルカウンセリング重視した「イン・トリートメント」イスラエルで成功を収めた番組を基に作成されました。

その人気は、アメリカ以外の国でも同じ形式で作成されたドラマが放送された程です。

  • イスラエル
    「BeTipul(原題)」2005年、テレビシリーズ
  • セルビア
    「Na Terapiji(原題)」2009年、テレビシリーズ
  • オランダ
    「In Therapie(原題)」2010年、テレビシリーズ
  • ポーランド
    「Bez Tajemnic(原題)」2011年、テレビシリーズ
  • アルゼンチン
    「En Terapia(原題)」2012年、テレビシリーズ
  • ブラジル
    「Sessao de Terapia(原題)」2012年、テレビシリーズ
  • ハンガリー
    「Terapia(原題)」2012年、テレビシリーズ
  • イタリア
    「In Treatment(原題)」2013年、テレビシリーズ

撮影時間は2日間

1話あたり30分程短いストーリー。実際には1時間のセッションを凝縮・抜粋した形に構成されています。

放送時間は30分程ですが、撮影には平均で2日間かかっているのです。リアルさ追求していた監督の思いが見えるようです。

30分とういう1話あたりの放送時間は、手軽に見れるということもあり、次々見たくなってしまうかもしれません。

「イン・トリートメント」セッションについて

ポールの一週間

月曜から木曜は、セラピストとしてペイシェントに会っています。金曜日は過去にインターンとしても、お世話になった元セラピストジーナとの対話時間を設けています。

曜日 名前 職業 相談内容
月曜 ローラ 麻酔専門医 彼氏のアンドリューとの関係を理由にポールに言い寄る
火曜 アレックス 元パイロット イラクでの爆撃作戦でのトラウマ
水曜 ソフィー 体操選手 自殺願望を持つティーンエイジャー。
木曜 ジェイク& エイミー 夫婦 5年を経て出来た子供を中絶するか否か。
金曜 ジーナ 元セラピスト ポールが相談できると思った唯一の人。

セラピストとペイシェントのルール

  • 時間厳守
    通常は、次のペイシェントが居るため。時間でお金が発生するため。話を延ばしてしまうと、終わらないから。
  • 秘密厳守
    セラピストは信用第一。セッションで話した内容は、口外出来ない
  • セラピストとペイシェントは恋仲厳禁
    相談者の目的が変わってしまうため。カウンセラーとしての務めが出来なくなってしまうため

勿論、この他に数多くあります。上記の事を頭の隅に止めておくことで、ドラマの理解度が上がり、さらに楽しめることでしょう。

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