女性のバカリズムという新ジャンルを楽しむ「架空OL日記」Huluで完全版を配信中!

架空OL日記は、バカリズムさんが手がけた一部Huluオリジナルのドラマです。

「本物の男性」が女性に

架空OL日記

イケメンの男性が劇中で女性に扮したり逆に男性に扮した女性が学校で潜入生活を送る、なんてストーリーのドラマやマンガは、これまでも数多く世に送り出されてきました。しかし、今回バカリズムさんが作り出した架空OL日記は、彼自身がそのまんま女性と言う設定で登場します。

ある意味斬新な設定の元に作られたこのドラマは、銀行の窓口で働く女性たちの日常を描いたもので、特に波瀾万丈な人生を描くわけでもなく、いわゆる「あるある」型の話題をドラマにして描いた作品です。

これまでもバカリズムさんは、自ら手がけた脚本の中で何度も自分自身を登場させてきました。ですが、今回のバカリズムさんの役どころは、普通のOL。「素敵な選TAXi」では竹野内豊さんが主演を務め、「黒い10人の女では、本線の話とはあまり関係のないネタ的な要素の部分で出演したりしました。

ですが、今回バカリズムさんは脚本家としてだけではなく、主演原作者という肩書きもあり、一から十まで完全なバカリズムワールドで作品を構成しています。クリエイター的な目線で言えば、もしかしたら今回の作品はバカリズムさんにとって一種の試金石になるかもしれません。

そして何より注目すべき所が、この架空OL日記は実際にバカリズムさんがこれまでブログの中で書いてきた妄想が元になっているという点です。今から10年ほど前に書かれたブログが書籍化され、そしてこうしてドラマ化まで行くというのは、当時のバカリズムさんは想像もしていなかったのではないでしょうか。

独特なエンディング

架空OL日記

原作や脚本などが独特なこの作品ですが、オリジナリティを感じられるのはそれだけではありません。というのも、エンディングの表現方法が独特だからです。

最近のトレンドというわけでもありませんが、エンディングではドラマの映像が流れつつ、画面の下や右側にスタッフロールが流れるというパターンが定番化しており、朝の連続テレビ小説などのオープニングのような凝った演出がエンディングで行わることは、ほとんど無いように思っています。

しかし、架空OL日記ではエンディングの作り方すらも他のドラマとは一味違う仕上がりです。画像のように、アニメのエンディングで時折見かける画面スクロール型の演出が施され、そのデザインは原作の内容が書かれているアメブロのデフォルトテンプレートそっくりなのです。

また、単なるスタッフ紹介というわけではなく、例えばブログでいう所のメインカラムに該当する部分では、次回予告としていくつかの動画が紹介されています。右カラム部分ではエンディングテーマ曲の紹介とともに一瞬だけ歌詞が紹介されるなど、まさに隅から隅まで視聴者を引きつけるような仕掛けが行われています。

このスタッフロールの演出方法を考えついたのがバカリズムさんなのか、はたまた制作を行っている側のスタッフさんなのかは分かりません。ただ、このスタッフロールを作った人に対しては、拍手で讃えたいです。

あらすじ

架空OL日記

冷たい空気が街中を駆け抜ける2月半ば。練馬駅まで電車通勤し、いつもの会社へと出社する、一般的な事務職員の升野英知。駅で一緒になるのは同期の藤川真紀。ありふれた毎日でありながら、いつもとはちょっと違う日々。

出社すると1日が始まる。入行5年目、バリキャリでもなければ落ちこぼれでもない普通の銀行員。とは言っても、毎日お金のことで頭が埋め尽くされているわけではなく、同期との会話すれば骨のない話と、上司たちに対する愚痴が飛び交う。

窓口での営業なども終了し、またいつものように1日が終わろうとしていたのだが、異変は更衣室で起きた。室内唯一の暖房器具であるヒーターがビクともしなくなってしまったのだ。せっかく5人でお金を出し合って購入した必需品が一瞬にして使えなくなってしまい、心に重たいものを抱えながら部屋を去る。

どこでもドアの話で盛り上がり、動物の寿命に関する豆知識を披露し、満員電車に揺られながら時間が過ぎるのを待つ。そんな人生に1度だけの日常が、今日も始まる。

Huluでの配信

地上波放送終了後に完全版を配信中!

第1話…2017年4月14日配信

第2話…2017年4月14日配信

第3話…2017年4月21日配信

第4話…2017年4月28日配信

第5話…2017年5月05日配信

登場人物

升野英知
升野英知…升野英知(バカリズム)
主人公。銀行務めの一般職。実家で暮らしており、彼氏はいない。

藤川真紀
藤川真紀…夏帆
升野の同期で親友。出社前に練馬駅でよく会う。升野からはマキちゃんと呼ばれている。

小峰智子
小峰智子…臼田あさ美
升野の先輩。升野を含む後輩たちから慕われる存在。ある出来事をきっかけにコミネ様と呼ばれるようになる。

五十嵐紗英
五十嵐紗英…佐藤玲
升野の後輩。無邪気な発言が目立つ一方で、嫌いな相手に対して厳しく愚痴るなど、毒もある。

酒木法子
酒木法子…山田真歩
いつも升野がつるんでいるグループ内では最も長く務めているOL。彼氏がいないことを気にしている節も。

羽田(副支店長)
升野たちの上司。自慢話やセクハラまがいの言動を取るため、一部から徹底的に嫌われている。本名ではない。

感想

ボロが出る男性

架空OL日記

作品の中でバカリズムさんは、しっかりと女性を演じきっています。洋服からコスメに至るまで、その徹底ぶりはいわゆる「ずぼら女子」よりも女子力の高い姿です。しっかりとスカートも書き、誰に演じるよう命じられたわけでもなく、自然な女性の姿を体現しています。

しかし、やはりどのような人であってもなりきるのレベルには限度があります。アニメなどのキャラクターであればともかく、バカリズムさんもやはりプロの俳優というわけではないので、どうしても女性になりきるには限度があります。意図的なのかもわかりませんが、その証拠にアドリブ的な言い回しのところで、思いっきり素のバカリズムさんが出てきているシーンがあります。

普通のドラマであればNGになってしまう可能性もありますが、このドラマはバカリズムさんがいてこそ成り立つドラマ。こういうちょっとした部分に楽しみを感じるのも、このドラマの醍醐味なのかもしれません。

バカリズム的コント

架空OL日記

お笑い芸人の人々は演技がうまい、という話をよく聞きます。しかし、それ以上に個人的に思っている事は、脚本作りがうまいと言うことです。漫才にしてもコントにしても、最初から自分が一歩を踏み出さなければ、何も生み出すことができません。そういう意味では、お笑いという世界を志す人たちは、最初からお笑い芸人になることではなく、マルチクリエイターを目指していると言っても差し支え無さそうです。

バカリズムさんはその中でも、特に異色のルートをたどっているようにも思います。方向としてはラーメンズや(バカリズムさんと仲が良い)バナナマンに似たテイストの作品を作っているようにも思えますが、漫画で例えるとあらゐけいいちさんなどのシュールな作品を手がける人々の要素も持ち合わせつつ、実際にありそうなOLやサラリーマンの日記、もしくはSNSでの投稿などを上手く融合しています。

かといって、単なる妄想や出来事をダラダラと垂れ流しているわけでもなく、不思議なことにずっと見られる作品にも仕上がっています。これぞ、単なるありがちな話を面白く仕立て上げられる、一流芸人としての手腕があってこそなのかもしれません。

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