アニメ「ロミオ×ジュリエット」Huluで見た感想。現代に蘇る、シェイクスピアが生んだ名作!

作品概要

ロミオ×ジュリエット』は、劇作家“ウィリアム・シェイクスピア”の有名な戯曲『ロミオとジュリエット』を原作とした、アニメ作品です。

戯曲とは、演劇などに使われる脚本や台本形式に執筆された文学作品のことを指し、本作はその戯曲を映像作品化したものです。

アニメ化に伴って、色々なシェイクスピア作品の役名などを盛り込んだキャラクターを登場させたりと、アレンジが加えられています。

アニメは2007年4月から、中部日本放送他の放送局にて、全24話の構成で放送されました。

他にも、2007年には『あすかコミックスDX』より、漫画版が連載開始。

同年9月には『角川ビーンズ文庫』にて「Romeo×Juliet 赤き運命の出逢い」という小説も発売されています。

シェイクスピアの名前は有名ですが、戯曲に触れたことがない方も多いのではないでしょうか。

しかし、本作ではアニメ作品ということで、親しみやすいと思います。

蒼の彼方のフォーリズム』『アスタロッテのおもちゃ!』などを手掛けた、追崎史敏氏が初めて監督を務めた処女作でもあり、監督としては原点になっています。

『ロミオ×ジュリエット』は現在、Huluにて全24話が配信されています。

それでは『ロミオ×ジュリエット』の感想も交え、ご紹介していきたいと思います。

あらすじ

『ロミオ×ジュリエット』あらすじ

空中浮遊大陸『ネオ・ヴェローナ』はキャピュレットモンタギュー両家によって統治されていた。
その後、モンタギュー家の反乱によって一家を根絶されるも、唯一の生き残りであるジュリエットは、男として育てられていた。
14年の歳月が流れ――ジュリエットは「赤い旋風(かぜ)」と呼ばれる剣士として、モンタギューの圧政へ立ち向かう中、その息子である青年“ロミオ”と出会う……。

第1話「ふたり ~会わなければ~」 あらすじ

ある日、モンタギュー家が起こした反乱によって、キャピュレット家は根絶してしまう。
反乱の折、父を目の前で殺された少女“ジュリエット”は臣下の助けによって、唯一生き残る。
時は流れ、モンタギューの悪政によって『キャピュレット家の生き残り』疑惑を掛けられ、処刑されそうになる少女の前に、「赤い旋風」と呼ばれる謎の人物が現れる……。

感想

ロミオ×ジュリエット』は、お芝居として観覧したことはあるのですが、アニメ版を初めて視聴した時は、関係なく純粋に楽しむことが出来ました。

本作のオープニングソングでもある「You Raise Me Up」は、元々はSecret Gardenというミュージシャンの楽曲で、2002年にリリースされています。

この楽曲を日本語バージョンとして、『アジアのディーバ(歌姫)』と称される、リナ・パークLENA PARK)さんがカバーしているのですが、透き通った声が作品全体に気品を感じさせてくれました。

作中のBGMも“戯曲らしさ”を感じさせるものが多く、空気をしっかり作っています。

特に印象的だったのは、やはりロミオとジュリエットの再会ですね。

言葉の少ない静寂なシーンですが、サブタイトルである“会わなければ”という言葉に対し、非常に掛かります。

幸か不幸か、この出会いが全てなのだと物語っている気がします。

前半と後半で、緩急が付いた第1話でしたが、終始展開が本当に丁度良いテンポで進むので、見易い作品でした。

原作を知っていると非常に楽しめる作品だと思いますが、あくまで「原案」として用いられているので脚色が多く、ファンタジー作品ですので気にせず楽しめます。

そして、原作を知っていても、逆に「どんな展開になるのか」と推測しながら楽しめますし、どんな方にもオススメな作品ですので、是非一度ご視聴してみては如何でしょうか。

登場人物/キャストや用語

登場人物

ジュリエット・フィアンマータ・アース・ド・キャピュレット

ジュリエット・フィアンマータ・アース・ド・キャピュレット/CV:水沢 史絵
本作のヒロインで、キャピュレット家唯一の生き残り。
非常に身軽で、剣術も人並み以上の腕前。
その一方で、料理や裁縫などの面は出来ない女性。

ロミオ・カンドーレ・ヴァン・ド・モンタギュー

ロミオ・カンドーレ・ヴァン・ド・モンタギュー/CV:水島 大宙
モンタギュー家の青年。
お人好しで温厚な性格で、貴公子らしさを持ち合わせている。
親友のペンヴォーリオと出かけること、母に会うことを唯一の楽しみにしている。

キュリオ

キュリオ/CV:鳥海 浩輔
フランシスコの親友で、ジュリエットの剣の師。
口下手ではあるが、心優しい性格をしている。
絵が得意で、面倒事を押し付けられることもしばしば。
※名前の由来は喜劇『十二夜』に登場する貴族から

フランシスコ

フランシスコ/CV:野島 裕史
キュリオの親友で、弓を駆る名手。
頭が切れる毒舌家で、情報通な面を持つ。
ジュリエットの幸福の為には、犠牲を厭わない忠誠の厚さを備えている。
※名前の由来は悲劇『ハムレット』に登場する見張り兵から

コーディリア

コーディリア/CV:松来 未祐
ジュリエットの姉的存在。
家事全般のことが得意で、ペンヴォーリオに家事を教えている。
※名前の由来は悲劇『リア王』に登場する末娘の王女から。

アントニオ

アントニオ/CV:広橋 涼
ジュリエットと仲が良く、共に行動をする機会が多い。
仲間内の間では、連絡係を担当したりもする。
実はずっと、ジュリエットを女だと知らなかった。

ハーマイオニ

ハーマイオニ/CV:大原 さやか
ロミオの許嫁で、彼に対して好意を抱いている。
恋のライバルとして、ジュリエットに嫉妬している。
※名前の由来は悲劇『冬物語』に登場するシチリア王妃から

レオンティーズ・ヴァン・ド・モンタギュー

レオンティーズ・ヴァン・ド・モンタギュー/CV:石井 康嗣
ロミオとティボルトの父親。
ネオ・ヴェローナの大公で、悪政を敷く暴君。
自らの私欲のみ興味を持っており、人望は薄い。
※レオンティーズはロマンス・喜劇『冬物語』に登場するシチリア王の名前から

ティボルト

ティボルト/CV:置鮎 龍太郎
モンタギュー家の青年で、ロミオの異母兄。
普段は冷淡な態度だが、優しい面もある。
二刀流の剣士で、利害関係でキャピュレット家に協力している。

エミリア

エミリア/CV:川澄 綾子
ウィリアムの芝居小屋に属する女優。
一人の男性と長続きした試しがない、気の多い女性。
玉の輿に乗ることが夢である。
※名前の由来は喜劇『間違いの喜劇』に登場する尼僧院長から

ペンヴォーリオ

ペンヴォーリオ/CV:立花 慎之介
ロミオの親友で、彼を非常に案じている。
貴族育ちということもあり、生活能力が低い。
コーディリアに家事関連の指導を受けている。
※戯曲『ロミオとジュリエット』では「ベンヴォーリオ」が正しい名前

ポーシア

ポーシア/CV:久川 綾
ロミオの母親で、モンタギューとは別居している身。
現在は修道院に身を置き、ロミオとも接点を持っている。
※名前の由来は喜劇『ヴェニスの商人』に登場する資産家の女性から

ウィリアム・シェイクスピア

ウィリアム・シェイクスピア/CV:井上 和彦
通称“ウィリー”と周囲から呼ばれる、芝居小屋のオーナー。
非常に洞察能力が長けており、本作では売れない劇作家。

用語

空中浮遊大陸ネオ・ヴェローナ

本作における物語の舞台。
名の通り、空に浮いた大地で代々キャピュレット、モンタギュー両家が治めていた。
しかし、本作より14年前のクーデターにおいて、キャピュレット一族が根絶やしとなってからはモンタギュー家が全てを治めている。

ネオ・ヴェローナ城

大陸の貴族街の中心部に位置する居城。
クーデター以前は両家の居城となる、2つの塔が存在していた。
現在、塔の1つは廃墟と化している。

竜馬(リューバ)

馬の見た目に竜の尾が生え、翼を付けた様な生物。
乗り物としての運用以外に、所有者の身分を象徴する証としても存在する。

主題歌

オープニングテーマ

曲名:「祈り〜You Raise Me Up」
原詞:Brendan Graham
日本語詞:御徒町 凧
作曲: Rolf Lovland
編曲:坂本 昌之、武部 聡志(シークレット・ガーデン)
歌:LENA PARK

エンディングテーマ

曲名:「サイクロン」(第1話~第14話)
作詞:宮脇 渉
作曲:酒井 洋明
編曲:12012
歌:12012
※グループ名の「12012」はロサンゼルス市警の暗号で「犯人狂気所持」を意味している

曲名:「Good bye, yesterday」(第15話~第23話)
作詞:Mizrock
作曲:Sandra Nurdstrom、Thomas Wohnl
編曲:Tomoki Ishizuka
歌:Mizrock

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