「タイムボカン24」Huluで見た感想。生まれ変わった“お約束アニメ”の金字塔!

タイムボカン24』は、タツノコプロが1975年10月から、フジテレビ系列の放送局にて全61話構成で放送された、『タイムボカン』のリメイク作品。

今作ではレベルファイブが企画協力やキャラクター、メカ原案などに参加しています。

タイムボカン』は後の『ヤッターマン』など数多くのヒット作の原点であり、『タイムボカンシリーズ』の発端となった作品です。

そしてリメイクされた『タイムボカン24』は基本的な設定はそのままに、世界観や登場人物を大幅に刷新し、誕生しました。

アニメは2016年10月から、読売テレビ・日本テレビ系列の放送局にて、全24話(予定)の構成で放送されています。

尚、『コロコロイチバン!』の2016年11月号より、杉谷和彦氏による漫画版が連載しています。
※アニメ版とは異なり、トキオがボケ担当、カレンがツッコミ担当など相違点が多い

タイムボカンシリーズは総じてテンポの良い作品で、過去作から人気の高い作品ばかりです。

その第一作目をリメイクした今作ですが、原作の良さを残しつつ現代に沿った作品に仕上がっています。

『タイムボカン24』は現在、Huluにて20話まで配信されています。

それでは『タイムボカン24』をご紹介していきたいと思います。

あらすじ

『タイムボカン24』あらすじ

東京で暮らす普通の中学二年生の少年トキオ
ある日、少年は遥か未来の組織「時空管理局」の隊員に抜擢される。
そこで組織の先輩となるカレンという少女と共に、トキオは様々な時代を行き来することに。
だがそんな中、トキオはある違和感を覚えていく。
それは、現代の教科書に書かれている歴史は全て嘘だった事……。
トキオとカレンは時空管理局を通じ、時代の裏に潜む『真歴史』に触れていく。

第1話「クレオパトラはクレ夫とパトラという漫才コンビだった!」 あらすじ

※第9話以降は「~○○だった!」などの表記になる

様々な時代を行き来する少女“カレン”。
そして彼女を執拗に追う、悪の組織アクダーマビマージョ一味。
カレンは止むを得ず、どこかの時代へワープを行う。
一方で通学途中の少年“トキオ”は、急に飛来してきたボカンメカの墜落に巻き込まれてしまうが……。

感想

タイムボカン24』はリメイクされた世界観や設定が多くありますが、非常に斬新な試みがされた作品だと感じています。
教科書を発行している会社が敵』というポイントや、『真歴史』などの設定も非常に面白味があります。

また、従来の『タイムボカンシリーズ』とは少し異なり、現代のトレンドに合わせたキャラクターデザインだったりします。
それらを比較して観ると、意見が分かれてしまうかも知れませんが、今までの作品の設定を要所的に盛り込んだりしている部分もあります。

リメイク元の『タイムボカン』は未視聴なのですが、ボカンメカでの戦いはやはり見所の1つと言えますね。

現代向けに作られている事もそうですが、今だからこその作画技術などによって、演出も非常に凝っています

ボカンメカの合体シーンも「ロボットアニメ」としての良さも感じました。

数多くのメカが出てくる作品ですので、今後どの様なメカや合体が出て来るのか、シナリオ以外にも楽しみに出来る部分ですね。

また「エンディング後のお楽しみ」というのもあり、最後まで飽きさせない作りになっていますので、オススメです。

ホリの名演が光る

過去作をご存知の方も新しい切り口の作品として捉える事で、楽しむ事が出来るのではないでしょうか。
そして『ヤッターマン』のドクロベエを演じていた、名優“滝口順平”氏。
ご存知の方はわかると思いますが、『夜ノヤッターマン』のドクロベエをものまねタレントのホリが演じています。
そして本作でもオヤダーマホリが演じています。

彼の演技はネット上でも非常に反響を呼んでおり、再現度が高いと評判です。

懐かしい顔ぶれ?

また前述の『夜ノヤッターマン』における主人公、レパードたち“ドロンボー一味”の声優である、喜多村英梨平田広明三宅健太の3人も続投でビマージョたちを担当しています。

本作の監督は稲垣隆行氏が務めており、『ロザリオとバンパイア』や『初恋モンスター』などの作品を手掛けています。

『タイムボカンシリーズ』には携わっていませんが、それがかえって斬新な作品を作り上げているかも知れません。

尚、原点である『タイムボカン』は最高視聴率26.3%、『ヤッターマン』が最高視聴率26.5%です。

本作は様々な子供向けグッズが発売されており、子供向けのアニメとしての色が強い様に思われますが、高い年齢層の人が見ても非常に面白いと感じました。

昭和時代からの作品が好きな方も、本作から視聴するのが初めての方も、充分に楽しめる事は間違いありません。

“お約束”な展開が多いですが、それこそが本シリーズの魅力でもあります。

是非、この作品を一度ご視聴してみることをオススメ致します。

登場人物/キャストや用語

登場人物

トキオ

トキオ/CV:若山 晃久
本作の主人公で、恐ろしく時間にルーズ。
その影響か、タイムボカン現象に影響されない。
年頃らしく美人に目がない少年。

カレン

カレン/CV:鬼頭 明里
本作のヒロインでトキオの相棒。
時代に合わせたコスプレをするのが趣味。
美男子に心移りすることもしばしば。

ピコボー

ピコボー/CV:愛河里 花子
サポートロボとしてボカンメカを管理している。
背中にボカンメカ用のアイテムを収めたケースがある。
ラップ用の機材も格納したりしている。

ペラリーノ

ペラリーノ/CV:前田 剛
カレンが飼っているインコ。
見た目とは裏腹にナルシスト。

ビマージョ

ビマージョ/CV:喜多村 英梨
アクダーマの女ボス。
ドーナツ作りが趣味で戦闘は部下に任せている。
負けそうになると現実逃避をする。

ツブヤッキー

ツブヤッキー/CV:平田 広明
アクダーマのメカニック。
歴代メカニックの設定に準じている。
『鼻の穴から物を食べる』のが特技。
動画サイト「ヨーチューブ」で、特技を披露した動画を投稿しており、再生数が非常に人気。

スズッキー

スズッキー/CV:三宅 健太
アクダーマの怪力担当。
「~まんねん」など歴代の設定に準じている。
アクダーマネームは無く、本名をもじった仮ネーム。

オヤダーマ

オヤダーマ/CV:ホリ
アクダーマの親玉。
いつも顔がドクロのモザイクで隠されている。
アクダーマに指令を下したり、おしおきを行っている。

ボカンナレ

ボカンナレ/CV:千葉繁
説明しよう!」でお馴染みの恒例ナレーション。
ナレーションだけでなく、作中においてツッコミや毒舌を入れることも。
タイムボカン+ナレーション」の略でボカンナレ。

用語

タイムボカン

タイムトラベル、タイムスリップを超越した時間を跳躍する現象のこと。
本来は生命の危険を伴う程の負荷が掛かるが、トキオの様に生身で耐えうる人も存在する。

真歴史(しんれきし)

教科書に記された内容とは異なる、真実の歴史。
基本的には教科書の内容よりも「奇想天外」な内容が多い。
本作のサブタイトルにも書かれている。

アクダーマ

本作の「三悪トリオ」の名称。
歴代シリーズのやられ役に位置する。
ちなみにビマージョの「やっておしまい!」は歴代女ボスの命令セリフ。

ダイナモンド

原作では「マージョ一味が探す幻の宝」という設定になっている。
本作では「真歴史をロックする」というアイテム。

主題歌

オープニングテーマ

曲名:「Fantastic Time」(第1話~第13話)
作詞:KOUDAI IWATSUBO
作曲:Albi Albertsson、KOUDAI IWATSUBO
編曲:石塚知生
歌:Hey! Say! JUMP
※レベルファイブが関連するアニメの主題歌を、ジャニーズ事務所に所属するグループが歌うのは初

曲名:「OVER THE TOP」(第13話~)
作詞:twelvelayers
作曲:twelvelayers
編曲:SSKHz
歌:Hey! Say! JUMP
※次回予告のBGMでも使用

エンディングテーマ

曲名:「TRUE LOVE」(第1話~第13話)
作詞:leonn
作曲:日比野 裕史
編曲:baker
歌:篠崎 愛

曲名:「激ヤバ∞ボッカーン!!」(第13話~)
作詞:妄想キャリブレーション、加藤 哉子、ヒゲドライバー
作曲:ヒゲドライバー、DJ’TEKINA//SOMETHING
編曲:DJ’TEKINA//SOMETHING
歌:妄想キャリブレーション