ブラッド・ピット主演「ワールド・ウォーZ」ゾンビとの戦いをHuluで配信中!

日本では馴染みが薄いものの、欧米圏、とくにアメリカではホラー映画の人気ジャンルとなっているのが、ゾンビが登場するパニック作品です。

ワールド・ウォーZも直接的な言及こそありませんが、ゾンビと戦う映画となっています。ただ他の作品と大きく違うのは、ゾンビとの戦闘は世界規模となっていて、謎を解明しながら戦い、守り、生き抜いていく作品となっています。

ゾンビとの熾烈な戦い

ワールド・ウォーZ

日本のホラー映画というと、突然幽霊が出てきて登場人物らを死に至らしめる、というのが王道パターン。一方でゾンビなどが題材の場合は、主人公らと親しかった登場人物などが次々に悪役へと変貌し、敵となっていくのが王道です。

今回はゾンビがテーマとなっている作品なので、ジャンル的には後者の要素が強いのですが、いかんせん敵の数が尋常ではありません。タイトルからも分かるように、世界中にウイルスによって生まれたゾンビが発生し、健常者たちを次々と襲撃していきます。

また、ゾンビとなった人々は、身体能力なども文字通り人並み外れたものになります。中高年世代の方々がゾンビの動き方を連想すると、マイケル・ジャクソンスリラーに出てくるようなゆっくりとした動きを連想するかもしれませんが、今作のゾンビはバイオハザードに出てくる強い敵キャラの数倍機敏な個体もあり、下手したら同作で主人公を演じるミラ・ジョヴォヴィッチでも対応しきれないかもしれません。

主人公は半ば強制的に世界中で戦いに身を投じることになりますが、どの国も自国の特徴を活かした防衛策を取っているはずなのに、次々にゾンビを生成してしまいます。

「日本登場」は必要か

ワールド・ウォーZ

映画ではごっそりカットされていますが、実は原作でもある小説版のワールド・ウォーZでは、日本が舞台になる一幕もあります。小説の中では、ゾンビだらけになった日本で生き延びた人々の人物像、サバイバル術も描かれています。

ただし、小説と映画は登場人物などが大きく異なる別物の作品となっています。小説でゾンビの発生源となった中国は名称しか出てこず、日本も船内の世界地図に出てくる程度。東アジアでは韓国が舞台の1つとなり、北朝鮮の様子なども語られていました。

せっかく小説版に出てきたのだから、出てきてほしいと思う気持ちもあるかもしれません。しかし、原作者のマックス・ブルックス氏は好きな日本発の作品として、楳図かずおさんや小松左京さんの作品を挙げたことがあるそうです。これが何を意味するか、勘の良い人であればもう分かるのではないでしょうか。

Person of Interestに一瞬だけ出てくる日本も、2014年のハリウッド版GODZILLAに何度も出てくる日本も、キル・ビルのメインステージとなった日本も、明らかに数十年前の中国や東南アジアを連想させるようなものばかり。今作でも、ロスト・イン・トランスレーションみたいなリアルな日本観を再現することは不可能だったかもしれません。

ただ、映画版でも日本そのものが出てくるシーンは存在しているのです。映画を見ればすぐに気がつくはずですが、最後まで見てもどのシーンだったのかわからなかった人は、ぜひ最初から見返してみてください。

あらすじ

ワールド・ウォーZ

世界中で感染症のような謎の症状が爆発的に広まる中、元国連職員のジェリー・レインは家族と穏やかな時間を過ごしていた。妻のカリンとともに、学校へ向かう2人の子供を乗せて車を動かすジェリーだったが、道中で渋滞に巻き込まれてしまう。

バイク乗りにサイドミラーを壊され、運転席から出たジェリーだったが、次の瞬間には遠くで大きな爆発。急いで車に戻り、直後に警官によって車から出ないよう指示される。だが、ジェリーはその言葉を最後まで聞くことができなかった。指示を出していた警官が、暴走する大型車によって吹き飛ばされてしまったからだ。

暴走車の後ろをつける形で渋滞から抜け出そうとするジェリー。だが、4人が乗った車は交差点で事故に遭い、運転不能に。乗り捨てられたキャンピングカーへ乗り込もうとするが、ジェリーはその最中にある人物の異変に気がつく。

人間の姿をした何者かに襲われた男性は、すぐに奇怪な動きを始める。10秒ほど経過すると彼は完全に変わり果てた姿となり、他の人への襲撃を開始。モンスターのような動きをする何者かから逃げるため、ジェリーたちは急いで街の外へと向かう。

同じ頃、武装した兵士たちが乗り込んだヘリコプター内の無線からは「感染者の封じ込めが失敗した」との連絡が入る。高層ビルが立ち並ぶ近代的な町並みは、爆発によって生じた黒煙と、人々のパニックに包まれていたのだった。

Huluでの配信

字幕版・吹替版ともに配信中!
(吹) ワールド・ウォーZ(1時間56分)
(字) ワールド・ウォーZ(1時間56分)

出演者/キャスト

ジェリー・レイン
ジェリー・レイン主人公。元国連職員で、ある出来事がきっかけで退職。家族とともに生活を続けていたが、ゾンビとの生活に巻き込まれてしまう。
演:ブラッド・ピット

ティエリー
ティエリー…国連事務次官。ジェリーをよく知っている人物で、家族を助ける代わりに職場復帰を持ちかけ、安全地帯となっている船内へと招く。
演:ファナ・モコエナ

ユルゲン・ヴァルムブルン
ユルゲン・ヴァルムブルン…イスラエルに身を置くモサドの高官。韓国経由でやってきたジェリーへZに関する情報を伝える。
演:ルディ・ボーケン

元CIA
元CIAエージェント…北朝鮮に武器を横流ししたとして、在韓米軍基地にて拘束されていた男。韓国でウイルスが蔓延した一方、北朝鮮に感染者がいない理由をジェリーに教えた。
演:デヴィッド・モース

ハビエル
ハビエル…WHOの研究員。ジェリーとともに感染者だらけになった施設へと向かい、ワクチンの手がかりを探す。
演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ

ブリット
ブリット…WHOの研究員。治療後に拘束したジェリーの素性を知り、彼の行動に協力する。
演:ピーター・キャパルディ

セガン
セガン…イスラエル軍の兵士。ジェリーとともにWHOの研究所へ向かい、ゾンビへの対抗策を探す。
演:ダニエラ・ケルテス

ミレイユ・イーノス
カリン・レイン…ジェリーの妻。イギリス出身で、避難後は2人の子供とともに行動。ティエリーと同じく、衛星電話を使ってジェリーと連絡を取っている。
演:ミレイユ・イーノス

レイチェル・レイン
レイチェル・レイン…ジェリーの長女。喘息持ち。
演:アビゲイル・ハーグローヴ

コンスタンス・レイン
コンスタンス・レイン…ジェリーの次女。物語開始時点で誕生日が近いことを示唆する描写がある。
演:スターリング・ジェリンズ

感想

おまけ程度の家族愛



いわゆるお約束の1つとして、ホラー映画で無駄にベッドシーンが盛り込まれたり、戦争映画で急に家族の話が出てきたりすることがあります。2016年にヒットしたシン・ゴジラなど、一部作品では例外もありますが、今作でも家族とのふれあいを描写するシーンがいくつかあります。

もちろん、物語の本線とは無関係なものなのですが、無関係な情報が最小限に留められていることは良いことだなと思いました。ちょっとネタバレになってしまうかもしれませんが、ジェリーの家族構成に関しては、映画にとってほとんど不要な情報。シン・ゴジラでも似たような議論がありましたが、あの映画のとある登場人物的な立ち位置です。

もしも、話の内容が全く一緒な上で、家族愛などを思う存分語る作品になっていたら、個人的には100点満点中の10点でした。紆余曲折ありますが、一応メインストーリーであるゾンビとの戦いが存分に語られていたので、それなりに満足できる作品でした。

ディザスタームービー

ワールド・ウォーZ

あえてカテゴライズするなら、この映画はゾンビ映画ではなく、日本沈没のような災害パニック映画だと思います。日本沈没でいうプレートは、そのままワールド・ウォーZのゾンビに当てはまると思っています。

ゾンビがやってきた時の人々の逃げ方は、ニューヨークの市街地に大津波がやってきた時のそれを再現しているようでしたし、船に人々が避難してくるというのも、2012を髣髴とさせるような描写の仕方でした。他のゾンビ映画ではこうはならず、人間とゾンビがとりあえず武器を持ったりして、ひたすらタコ殴りをし合うような内容になるのではないでしょうか。

Zという名の災害に対して、為す術のない人々がどのようにして生き残る手段を見つけて行くのか、ある意味ドンデン返しで、ある意味王道でもある結末を、ぜひ楽しんでいただきたいです。

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