スラム街の青年が15問目に挑む「スラムドッグ$ミリオネア」Huluで配信中!

イギリスの人気番組「Who Wants to Be a Millionaire?」を輸入する形で放送され、2000年代の日本でも一時期ブームを巻き起こした「クイズ$ミリオネア」。このプロットを使った番組は世界中で行われ、インドでも放送が行われていました。

そんな世界的人気番組をさらに映画という形でリメイクし、主人公たちの生い立ちや様々な人間模様を描いた映画が、このスラムドッグ$ミリオネアです。

スラムドッグ$ミリオネアとは



日本ではみのもんたさんが司会者となり、多くの人たちに夢と希望を与えてきた番組、それがクイズ$ミリオネアです。残念ながら現在は放送が終わってしまいましたが、番組放送時の盛り上がり方は、多くの人の脳裏に焼き付いているのではないでしょうか。

わずか15問の4択問題に答える、友達や観客に助けを求められる、正解数次第では大金が手に入る。このシンプルなルールも、多くの人を惹きつけた理由の1つになったのだと思います。テレビ局に関わらず多くの番組でパロディが作られ、国民的人気番組として名を馳せたのも理由の1つかもしれません。

今作は実話ではなく、インドが舞台になったイギリス映画というフィクション作品なのですが、実際のテレビ番組とルールは全て同じ。日本人が見ていて違うと思うのは、芸能人が出てこないことと、通貨単位がルピーであるという部分くらいです。

今回、この戦いに挑むのは1人の若き青年。ところが、彼が主人公のこの作品は、警察が主人公を拘束する所からスタートします。一体何が原因で警察に捕まってしまったのか、そしてその過程で明らかになっていくスラムでの生活ぶりも、見どころの一つとなっています。

インド特有の文化

スラムドッグ$ミリオネア

かつて日本テレビで放送されていたウリナリ!!という番組では、南原清隆さんらがインド映画に出演したことで、一時的なインド映画ブームのようなものも巻き起こりました。近年でも、とんねるずのみなさんのおかげでしたの企画「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で、インド映画をテーマにしたネタが時折披露されることがあります。

これらの番組を見た人ならもうピンと来ているかもしれませんが、基本的にインド映画は、欧米圏や日本などの映画と構造が違っていますシリアスなシーンから一転し、突然出演者総出のダンスシーンが挿入されたりと、インドという国の独自のカルチャーを上手に盛り込んでいます。

また、メインストーリーの重要な理由の1つである主人公が逮捕された理由も、インドだからこそ起きた事象といえます。例えばイスラム圏では、性暴行の被害者がコーランに則って処罰されるため、時折国際問題に発展します。そこまで深刻な事情で捕まったわけではないのですが、今作の逮捕理由も我々の価値観からは理解しがたい理由です。

場合によっては偏見が増長してしまうかもしれませんが、自分たちが当たり前に思っていることが学べるという意味でも、スラムドッグ$ミリオネアを見る価値は十分にあると思います。

「スラムドッグ$ミリオネア」あらすじ

スラムドッグ$ミリオネア

インドの人気番組「Who Wants to Be a Millionaire ?」に出演していたジャマール・マリクは、警察からの厳しい取り調べを受けていた。電気ショックを受けるなど、拷問に近い形で続いた尋問だが、彼は自身にかけられた容疑を否定し続ける。

取調室から出され、ジャマールはある映像を見せられる。自分が出ていたテレビ番組、そして自分が回答者席に座っているシーン。一般常識レベルの問題に苦戦し、時に難問で即答するジャマール。常識で考えれば不審な回答者でしかない。

スラム街で生まれ育ち、ろくに教育も受けて来ず、現在はコールセンターの末端として働き続けるジャマール。そんな彼が1000万ルピーを手に入れ、多くの人達に驚きと感動を与え、疑惑の眼差しを向けられた。

難問を次々に突破していったジャマールの原動力、そして知識は、それまでの生い立ちが深く関係していた。過酷な半生を振り返り、そして大金をつかもうとする彼の未来には、一体何が待っているのだろうか。

Huluでの配信

字幕版のみ配信中! ※2018年8月現在「字幕版」「吹替版」を配信中!
(字) スラムドッグ$ミリオネア(2時間)

「スラムドッグ$ミリオネア」出演者/キャスト


ジャマール・マリク主人公。コールセンターで働く成年で、人気番組「Who Wants to Be a Millionaire ?」へ出演後、警察に逮捕されてしまう。
演:デーヴ・パテール

サリーム・マリク
サリーム・マリク…ジャマールの兄。兄という立場を利用し、ジャマールに対して理不尽な行動を取ることが多い。大人になってからはギャングの1人に。
演:マドゥル・ミッタル

ラティカ
ラティカ…幼い頃からマリク兄弟と行動をともにしていた少女。一帯を仕切るギャングが抱える女性として迎え入れられている。
演:フリーダ・ピントー

プレーム・クマール
プレーム・クマール…Who Wants to Be a Millionaire ?の司会者。ジャマールを「お茶くみの成年」などと呼んだりするが、時には優しく接する。
演:アニル・カプール

警部
警部…番組のスタジオから連行されてきたジャマールの取り調べ担当。ある疑惑に対して執拗に追求し、求めている答えを引き出すため、電気ショックなどの反人道的な手段に出ることも。
演:イルファーン・カーン

感想

実話のようなリアルさ

スラムドッグ$ミリオネア

インドにおける文化や社会も色濃く反映されているこのスラムドッグ$ミリオネア。劇中に出てくる番組も実在のテロップなどが使われ、時々映画を見ているのか海外のバラエティーショーを見ているのかわからなくなってしまうようなこともあります。

それもそのはず、Who Wants to Be a Millionaire ?の放送シーンでは、番組中にかかる音楽や効果音まで、全てが本家の物を使用しているのです。日本人にも耳馴染みのある音楽やルールは、見ている人間をストーリーに引きずり込む大きな武器になったことでしょう。

また、今作のテーマに挙げられているわけではないのですが、インドの人権問題なども考えさせてくれる作品になっています。インドでは数年前にも残酷な性的暴行事件の数々が明るみになり、国際的な議論を巻き起こしたこともあります。しかし、問題になっているのは性的暴行だけではありません。

現在でもカースト制が色濃く残り、一時期は斬首という形で死刑が執行されたこともあるインド。劇中でも幼いころのサリームたちが赤ん坊を売り飛ばしたり助けを求める市民を警察が無視したりと、その無法地帯ぶりがよくわかります。

なにより、あるシーンではR15指定にしたほうが良いのではないかと思ってしまうほど、残忍なシーンも出てきます。直接的な描写はありませんが、このようなシーンがあってもインドの人々から大きな抗議の声が上がらなかったことは、個人的には色々と考えさせられてしまいました。

サクサク進む楽しいクイズ

スラムドッグ$ミリオネア

映画上映時の予告編、ポスター、そしてタイトルにも出てくるWho Wants to Be a Millionaire ?ですが、実は本編で出てくるシーンはそれほど多くありません。それどころか、時間ベースで数えると、とある脇役キャラクターが出てきた時間とさほど差がありませんでした。

日本版のクイズ$ミリオネアを見ていた人が恐らく最も印象に残っていたであろうシーンは、答えを決めた回答者を、みのもんたさんがじっと見つめる部分ではないでしょうか。みのさんのドアップだけで2回CMを挟むこともあったあのシーンは、実は日本特有の文化なのです。

海外ではあのような形の演出を行なうことはほとんど無いようで、故に番組進行がサクサクと行われていくのです。劇中に出てくる同番組も、みのさんの手法は採用されることはなく、長くてもファイナルアンサーから1分程度で答えが言い渡されます。

ドキドキしたい人にとっては魅力が減ってしまうかもしれませんが、あのタイプのハラハラが苦手な人にとっては、非常にありがたい演出かもしれません。

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