「うさぎドロップ」huluで全話配信中

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概要

「うさぎドロップ」亡き祖父の隠し子りん』と暮らすことになった男河地大吉と、それをとりまく人々との人間関係を描いたアニメです。
親子でも兄弟でもない相手との距離感に戸惑う大吉とりんが、物語が進むにつれて徐々に絆を深めていきます
アニメ化と同時期に、松山ケンイチさん芦田愛菜さんが主演で実写映画化もされています。

原作

原作は宇仁田ゆみ氏「うさぎドロップ」です。月刊FEEL YOUNGで2005年から2012年まで連載されていました。
全9巻と番外編が1巻刊行されています。
原作はりんの幼少期を描いた第一部と、高校生となったりんを描いた第二部で構成されており、アニメは第一部を最初から最後まで描いています。

制作会社

制作会社は「プロダクション I.G」です。Huluでは同社の作品は図書館戦争などが配信されています。

OP・ED

OP:『SWEET DROPS』

作詞・作曲:鈴木祥子/歌:PUFFY
実写映画版でもこちらの曲が主題歌として使用されています。

ED:『High High High』

作詞・作曲:村山辰浩/歌:カサリンチュ

Huluでの配信

こちらの作品は2011年7月~9月までフジテレビのノイタミナ枠で放送されていました。
Huluでは現在全11話すべてが配信されています。

あらすじ

祖父の訃報を聞き、数年ぶりに祖父の実家を訪れた河地大吉は見かけない女の子が家にいることに気付く。
母に聞くとなんと彼女は祖父の隠し子『りん』であった。厄介者である彼女をどの家も受け入れようとせず彼女は施設に送られることがほぼ決まりかけていたが責任を押し付けあう親族たちに腹を立てた大吉は彼女を引き取ることを決める。
突然同居することになったりんと大吉だが未婚である大吉は育児の経験などもちろんなく、お互いの距離感や初めての育児に悩みながらも少しずつ絆を深めていく

登場人物

河地大吉

daikichi
CV:土田大
30歳。衣料品メーカー勤務。独身。
物語の主人公。何年も実家に帰っておらず仕事一筋の人間でしたが、りんと暮らし始めてからは違う部署に異動を希望したり、飲み会を断ったり、禁煙を始めたり等、りんを第一に考えた行動が増えていきます。
りんの保護者ではありますがりんの希望もあって父という立場はとっていません。あくまで二人は同居人として暮らします。

鹿賀りん

rin
CV:松浦愛弓
5歳。
大吉の祖父である栄一の隠し子です。当初は感情の起伏が乏しく無口な子でしたが、大吉の元に引き取られて以降は少しずつ感情を露わにしていきます
かなり大人びた性格であり、朝が弱い大吉にかわり朝食を準備したり、食事の趣味も栄一の影響からか大変渋いものだったりします。
大吉のことは大事に思っていますがあくまで大吉は大吉であり、自分の父は栄一だと考えています。そのため大吉から養子縁組の話を持ち掛けられても、「栄一と同じ苗字がいい」と断っています。
大吉の祖父の子供ですので戸籍上は大吉の叔母にあたります。

二谷こうき

kouki
CV:酒井乃碧
5歳。
りんと同じ幼稚園に通う同級生で不愛想なヤンチャ坊主です。母子家庭であり、母と仲のいい大吉のことを大変慕っています

二谷ゆかり

yukari
CV:大原さやか
こうきの母で、りんを通じて大吉と知り合いになります。離婚歴があり、女手一つで息子を育てています
大吉とはお互いの環境が似ていることもあり仲は良いのですが恋人というわけではありません。お互いの家を行き来したり、子育てに悩む大吉の相談に乗ったりと大吉のよき協力者です。

鹿賀栄一

souichi
CV:有川博
大吉の祖父であり、りんの父です。
物語開始時には既に故人で、彼の葬式でりんと大吉が出会うところから物語は始まります。隠し子とはいえりんの面倒はしっかり見ていた様で、りんも大変彼を慕っていました。
りんは栄一を父と理解していますが栄一の意向から「おじいちゃん」と呼んでいました。

河地健二

kenji
CV:伊藤昌一
大吉の父です。
当初は大吉がりんを引き取ることに関して否定気味でしたが、大吉がりんを連れて実家に戻った際には孫のようにかわいがっています。

河地幸子

sachiko
CV:峰あつ子
大吉の母です。
健二と同じく大吉がりんを引き取ることに関しては反対していましたが、大吉がりんを連れてくると昔の遊びを教えるなど溺愛している様子。
栄一の娘であり、戸籍上はりんの姉ということになります。

河地カズミ

kazumi
CV:内田夕実
大吉の妹で、かなりわがままな性格。髪を名古屋巻きにし、派手な格好とイマドキの若者のような風体ですが、実家にいるときは学生時代のジャージを着用している等ずぼらな部分も見られます。彼氏との婚約が決まっていますがまだ遊びたいという理由で子供を作ることに関しては消極的な様子。

前田春子

haruko
CV:植田佳奈
大吉の従姉妹で、りんと同い年の娘がいます。夫と上手くいっていないようで、姑との関係もイマイチ。しかし離婚は考えていないようです。
大吉の育児に関する質問を受け答えてくれます。

前田麗奈

reina
CV:須藤奈々子
春子の娘で、りんと同い年。当初はりんのことを「変な子」と言っていましたが後に大吉の実家で会った時には一緒に遊ぶなど仲良くなります。

感想

親子とも兄妹ともつかない不器用な二人の関係が少しずつ深まっていく様子に心が温まります
特に大吉が保護者としての自覚を持ちはじめ、周囲の人々に育児に関することを聞いてりん第一の生活に徐々にシフトしていく様子は、片親の苦労が伝わってきます。

りんの方も突然保護者になった大吉に対して当初は遠慮気味ですが大吉との不思議な絆を築いていくことになります。段々彼女の笑顔が増えていくところがこの物語の見どころでもあります。

アニメが気に入った人はアニメ化されていない第二部が気になる方もいるかもしれませんが、第二部の内容は第一部とは違う方向性に話が進みますので、アニメストーリーの続編をお求めの方にとってはあまりオススメできません。

実写映画の方は、中盤以降アニメとは別の展開を見せますのでアニメが気に入った人には一見の価値ありだと思います。