戦争ドラマの超大作「ザ・パシフィック」Huluで全話を配信中!

ザ・パシフィックの舞台

ザ・パシフィック

これまでも数多く作られ続けてきた第二次世界大戦での日本とアメリカの戦い。Huluでも日本側から見た戦争、アメリカ側から見た戦争の双方の作品を多数配信してきました。ザ・パシフェックもそのうちの1つで、太平洋戦争を題材としたテレビドラマとなっています。

世間で話題になった戦争映画と大きく違うのは、これが戦争映画ではなく、戦争ドラマであることです。全部で10話に分けられ、日本軍の命運を分けたとも言われるミッドウェー海戦後から終戦後までの数年が描かれました。

話の元になったのは元海兵隊員の3人、すなわち実話です。もちろん、ドラマということで中には誇張された表現や、実在しないお話も盛り込まれているものの、大半は史実を元にした作品となっています。そこには当然、原作者である海兵隊員たちの気持ちもあり、見聞きした生々しい話もあります。

なお、この作品では冒頭「青少年の視聴に不適切な内容が含まれています。」との注意書きが表示されますが、これは性的な描写があるわけではなく、戦争映画であればおなじみの暴力的な言葉やシーンが続出しているため、このような表記が行われているようです。

映画すら超える制作体制

ザ・パシフィック

ザ・パシフィックは、作品発表時から大きな話題作となりました。それは、このドラマに携わったスタッフ、そして制作にかかったお金などの規模の大きさです。

放送したテレビ局はHBO。CNNやABCなどと比較すると日本ではあまり馴染みのないテレビ局ですが、Huluで大プッシュされている海外ドラマのゲーム・オブ・スローンズ、数多くの受賞歴を誇るセックス・アンド・ザ・シティなどを制作したテレビ局でもあります。

また、日米間の戦争を扱う作品を作らせたら、報道専門チャンネルの人々も思わず唸ってしまいそうなクオリティの映像を作り出すのもHBOの特徴。事実ザ・パシフィックは、テレビ版のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞での受賞経験があります。

そして忘れてはいけないのが制作陣の豪華さ。日本でも子供から大人までその名を知っているであろうスティーブン・スピルバーグが製作総指揮として名を連ねていますが、製作総指揮だけでも3人いるのです。

マンマミーヤ!羊たちの沈黙でプロデューサーを務めたゲイリー・ゴーツマン、最近ではカーリー・レイ・ジェプセンの「I Really Like You」に出たことでも話題になったトム・ハンクスが作品に携わり、主なロケ地となったオーストラリアでは、同国の政府が制作に協力しています。

あらすじ

ザ・パシフィック

アメリカが大日本帝国から攻撃を受け、太平洋戦争が勃発ロバート・レッキーは時を同じくして海兵隊に入る。駅の前、凍った地面の上で家族に別れを告げたロバートは、自分が乗る電車へと向かう。

1930年代に入隊したジョン・バジロン。アメリカ陸軍から海兵隊へと居場所を移した彼は、「日本人は皆殺しにしろ」と説く上官の言葉を聞いた後、大日本帝国とナチス・ドイツが領土を拡大している世界地図を眺めていた。

医者を父に持つユージン・スレッジは、心臓から消えない雑音のせいで悲しみに暮れていた。友人であるシドニー・フィリップスと共に入隊する予定だったが、現在の健康状態では父親から許しを得られない。結局、シドニーは1人で戦地へ向かうことになる。

全く違う境遇の3人だが、行き先は同じソロモン諸島。破竹の勢いで進撃する日本軍を阻止し、そして日本兵を殺すことが目的。10代後半の少年を含めた新兵たちを率いる海兵隊はガダルカナル島へと向かい、前線部隊として日本軍と衝突する。

目の前で炎上する船、異国の言葉が書かれた瓶、名前も知らない友軍兵士の死体…。戦地でしか見ることのない光景を目にした若い米兵たち。彼らが次に経験したのは、武装した日本人たちとの激しい銃撃戦だった。

huluでの配信

第1話…ガダルカナル 前編
放送日:2010年3月14日

第2話…ガダルカナル 後編
放送日:2010年3月21日

第3話…メルボルン
放送日:2010年3月28日

第4話…グロスター岬/パヴヴ
放送日:2010年4月4日

第5話…ペリリュー 前編
放送日:2010年4月11日

第6話…ペリリュー 中編
放送日:2010年4月18日

第7話…ペリリュー 後編
放送日:2010年4月25日

第8話…硫黄島
放送日:2010年5月2日

第9話…沖縄
放送日:2010年5月9日

第10話…帰還
放送日:2010年5月16日

出演者/キャスト

ロバート・レッキー
ロバート・レッキー…1941年12月に海兵隊へ入隊。ソロモン諸島のガダルカナル島に配備され、日本軍との戦いに身を投じる。
演:ジェームズ・バッジ・デール

ジョン・バジロン
ジョン・バジロン…元アメリカ陸軍兵士。海兵隊に身を置き、戦地の1つであるガダルカナル島に向かう。
演:ジョン・セダ

ユージン・スレッジ
ユージン・スレッジ…心臓に問題を抱える少年。友人のシドニーと入隊することを望んでいたが、戦地へ行けない代わりに手紙や本を送ることにした。
演:ジョゼフ・マゼロ

シドニー・フィリップス
シドニー・フィリップス…18歳になったばかりのユージンの友達。ユージンが入隊できなかったため、単身で入隊する。
演:アシュトン・ホームズ

感想

目的は「日本人皆殺し」

ザ・パシフィック

歴史の教科書で何度も出てきたことなのでネタバレも何もありませんが、太平洋戦争は1945年8月15日に大日本帝国大敗で終わります。ガダルカナル島での戦いでも、いわゆる玉砕という形で2万人以上の日本兵が命を落としました。

言わずもがな、死亡した理由は連合軍との戦闘が大半です。当時はテレビ、ラジオ、日常会話までもジャップが日本人を指す言葉として浸透し、日本や日本人に対する憎しみを増幅させていました。また、ナチスのような虐殺はありませんでしたが、アメリカ国内の日系人は収容所に送られ、監視下での生活を強いられます。

さらに言えば、今なら人権問題に発展するであろう呼び方も日常茶飯事。ガダルカナル島上陸前には「つり目の猿どもの黄色いタマを掴んで引きずり出せ」と、もはや差別用語のフルコースと言ってもいいような台詞まで登場します。

このような呼称や政策が功を奏してなのかは分かりませんが、日本兵を殺すことを躊躇する描写は、第1話ではあまりありませんでした。一通り戦闘が終わった後はシューティングゲームの如く日本兵に銃弾を浴びせ、中には丸腰で逃げ惑う日本兵に対して笑いながら銃撃を続ける、なんて兵士もいました。

戦争の共通テーマ

ザ・パシフィック

上記の感想にも少し関係した話ですが、戦争をテーマに扱う作品に共通していることは、人は意図せず残虐になれるということです。ザ・パシフィックの第1話でも、ある登場人物が手紙に「最も恐ろしいのは人間」「人はこれほどまでに残虐になれるものか」と記しています。

戦争が発生した以上、敵国を滅ぼすこと、ないしはその国の兵士を殺すことが目的の1つとして浮上してきます。しかし、人間を殺せと言われて即座に対応できるほど、人間の頭は単純にできていません。

ただ、殺せと命じられて即座に人を殺せる状況が1つだけあります。それは、自分が殺されそうになった時です。月並みな言葉ですが「殺らなければ殺られる」は、どのような世界でも共通のテーマ。「自分の命を守るためには、他人の命を奪わなければいけない」という結論に至った時、人は最も恐ろしい人間になるのかもしれません。

冒頭から数え切れないほどの死を描写したザ・パシフィックですが、歴史をなぞっていくのであれば残虐の度合いではまだまだ序の口。戦闘終了時には日本兵の生存者が34人しかいなかったペリリューの戦い県民の1/4が死亡した沖縄戦も、ザ・パシフィックでは描かれます。

合計で約9時間、異例の長編とも言える戦争ドラマ、ザ・パシフィック。地獄絵図などという生ぬるい言葉では語れないほど過酷な状況下に置かれたロバートたちは、どのようにして戦火をくぐり抜けていくのでしょうか。

Huluは今なら2週間無料で見放題!今すぐ無料視聴!

今だけ2週間無料キャンペーン中! 登録はわずか3分でスマフォからでも見れます!
お申込みは↓↓↓をクリック
まずは2週間無料でおためしはこちら
※紹介している作品は、掲載時の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は Hulu の公式ホームページにてご確認ください