原作「校閲ガール」とは

校閲ガール

そもそも校閲という仕事は、作家やライターの人などが書いた原稿を、様々な規定の校正記号や、時に崩した独自の記号などを用いて修正する仕事。現代国語や古文のテストなどにおける採点担当のような役割を果たしています。このドラマはそんな校閲の仕事を請け負っている人達や、出版社の仕事ぶりなどを描いたものとなっています。

元々は2014年に発売された単行本から始まり、今ドラマの放送中には新作小説「校閲ガール トルネード」も発売される予定です。いずれも主人公である河野悦子が校閲の仕事を担当して成長していくまでの過程、そして河野の恋模様などが描かれます。

舞台となるのは架空の景凡社という出版社で、河野が憧れているファッション雑誌を数多く手がけています。どのファッション誌もどこかで見たことのあるような雑誌名のパロディで、河野は冒頭でLassy(CLASSY.)、C.C(CanCam)、Every(Very)などに憧れて、景凡社の採用面接を受けに来たと語っています。

ちなみに、景凡社が入っている設定のビルは角川第3本社ビルという千代田区内のビル。校閲ガールを出版しているKADOKAWAの所有不動産でもあります。ただ、直前のシーンで新宿アイランドタワー前が写っているので、全ての撮影がビル周辺やスタジオで行なわれているわけではなさそうです。

校閲の仕事内容とは

校閲ガール

ドラマでも描かれている通り、校閲という仕事は非常に地味でマイナーなもの。しかし、最終チェック係というミスの許されない仕事でもあるので、本を出版するためには非常に重要な役どころでもあります。なぜなら、校閲という最後のフィルターを通した文章が、商品として、出版物として世に送り出されるからです。

ドラマ中にも出てきますが、もっと発展すると家の間取りなどを実際にミニチュアで制作し、文章と想像に齟齬が生じていないかを確認することもあります。ホコリが積もっているところがないか粗探しをするので、意地悪な言い方をすれば気難しい姑のようなお仕事でもあります。

また、最近では「食べれる」「見れる」など、ら抜き言葉を使う人が過半数を超えたというニュースがありましたが、校閲のお仕事を通せばこれらは「食べられる」「見られる」などに置き換えられます。

最近ではWordなどのソフトに校閲機能が導入されたこともあり、これが従来の仕事量を削減するきっかけにもなりました。しかし、仕事量が減っただけであって、ソフトやアプリが人間の目と脳に勝ったわけではありません。人が作った文章は、今も人の手で整えられているのです。

あらすじ

校閲ガール

若年層の女性をターゲットにしたファッション雑誌などを多数手がける景凡社河野悦子はこの出版社に憧れ続け、7度目の採用試験を受けに来ていた。その姿は、中途採用試験での風物詩として社内でも語られているほど。

顔なじみとなった採用担当者たちを前に、景凡社が発行するファッション雑誌の素晴らしさを語り続ける河野。呆れ顔の面々だったが、そんな河野に1人だけ興味を持った男性がいた。校閲部の部長として勤務する茸原渚音だった。

憧れの景凡社にようやく採用された河野だったが、配属先は希望のLassy編集部ではなく、華々しい世界とは無縁の校閲部。文字を隅から隅までチェックし、表現のミスや誤字脱字がないかを黙々とチェックし続ける部署。

納得がいかないまま仕事を始める河野。存在すら知らなかった校閲の仕事内容を一から頭に叩き込んでいたのだが、そんな彼女に任された最初の仕事は、大人気作家の本郷大作が執筆した新作小説の校閲だった。

手柄を立てれば部署異動も可能という言葉を聞き、張り切る河野。部署内に誰もいなくなるまで働き続け、覚えたばかりの知識や辞書を手にしながら、なんとかゲラを完成させたのだが…。

Huluでの配信

番組の放送終了後に最新話を配信!

第1話
放送日:2016年10月5日

第2話
放送日:2016年10月12日

出演者/キャスト

河野悦子
河野悦子…主人公。景凡社の校閲部に配属された新人中途社員。校閲という仕事の枠組みを越えて、事実と齟齬がないか確認することも。
:石原さとみ

茸原渚音
茸原渚音…校閲部の部長。採用面接後に河野を校閲部に引き抜いた張本人であり、かつては編集者でもあった。
:岸谷五朗

江口のりこ
江口のりこ…校閲部の社員。河野の指導係となり、基礎を叩き込む。冷めた性格をしており、思っている事を真っ直ぐに伝える。
:江口のりこ

貝塚八郎
貝塚八郎…文芸編集部の社員。校閲部自体をあまり快く思っておらず、何かにつけて部署へ文句をつけに来ることがある。
:青木崇高

森尾登代子
森尾登代子…景凡社の編集者。Lassy担当で、河野から見て高校の後輩にあたる。
:本田翼

今井セシル
今井セシル…景凡社の受付担当。河野の入社後は気の合う間柄になり、先輩と呼ぶように。
:足立梨花

折原幸人
折原幸人…作家志望の大学生。森尾から男性モデルにならないかとスカウトされる。
:菅田将暉

本郷大作
本郷大作…大御所のミステリー作家。河野が最初に担当した作品は、本郷が執筆したもの。
:鹿賀丈史

感想

秘められた才能が開花?

校閲ガール

しょっぱなから大御所である本郷大作の作品に携わることになった河野。彼女の校閲は歯に衣着せぬコメントをいくつも入れていて、年齢も序列も気にせず、膨大な大量の文章をビシバシと叩き直していきます

どこを直したかはあまり映されていませんでしたが、貝塚が手にしているゲラ(校正用の原稿)には河野が付けた大量の付箋があり、「誤字脱字完璧だったでしょ?」という指摘には、一切反論していません

面接の時、河野は茸原のネクタイピンを見て、ある質問をしています。後にこの質問内容が、河野の採用を決定づける出来事となるわけですが、この時点で茸原は、景凡社の雑誌を隅々まで読んでいることが嘘ではないこと、そして校閲への適正な能力があることを見抜いていたのかもしれません。

ただ、どちらかと言うと河野の才能は、校閲よりも新聞記者、フリージャーナリスト、ニッチなジャンルの連載を持つコラムニストなどのほうが似合っているような気もしました。

「批判殺到」へ批判が続出

校閲ガール

第1話が配信された後、ビジネス系のニュースを扱うネットニュースサイト「ビジネスジャーナル」で、校閲の仕事を舐めてるとしか思えないという論調の批判記事が配信されました。曰く、こんなことはありえない、という現場の意見をまとめ、批判が殺到しているとのことでした。

ですが、この記事には重大な見落としがあります。「通常ではありえない」などと指摘していた所は、ほとんどが第1話でも異例の出来事として描かれていたこと。そしてなによりも、河野の採用自体が異例の出来事です。

更には、ドラマではおなじみの文章でもある「このドラマはフィクションです。」の文章もしっかり番組の最後に付け加えられ、事実を元にしたドキュメンタリーなどではないことを明記しています。先日、想像上の取材で書いた記事を配信していただけに、記者さんたちは本当にドラマを見たのだろうか、と邪推してしまいます。

Twitterやはてなブックマークなどのソーシャルサイトを見ても、記事に対して疑問を持ったり批判をする意見が目立ち、中には反論するレビュー記事まで出てくるほど。内容とは関係ない形で知名度を上げることになった校閲ガールですが、今後はどのような形で校閲という仕事を描いていくのでしょうか。

「大人の本田翼」にドキッ

校閲ガール

バラエティ番組でも明るく、ドラマでもヤメゴクのように無邪気な妹キャラで出てくることが少なくない本田翼さん。校閲ガールでも明るい雰囲気の編集部の社員として登場していますが、そんな本田さんが少しだけ違う顔を見せています。

それは第1話の終盤に突然やってきます。スタッフロールが流れる中、ぼーっとしていた森尾がネクタイ結びに苦戦する折原のもとへ行き、せっせとお手伝い。その最中、森尾が目も合わせずに言ったセリフがあります。

もしもチャン・カワイさん、井戸田潤さんの2人がこのドラマの鑑賞会を開いたら、このシーンを見た瞬間に間違いなく2人のネタ「あま~い!」「惚れてまうやろ~!」が、視聴している部屋全体に轟くことでしょう。

校閲ガールの主役、石原さとみさんは、失恋ショコラティエでラブシーンなどにも挑戦。失ショコをきっかけに、彼女はセクシーな石原さとみという武器を世間に見せつけました。

既に本田さんはC1000ビタミンレモンのCMやファッション誌などでセクシーな女性像を見せていますが、校閲ガールでは大人びた本田翼という新たな一面を見せてくれるかもしれません。

ちなみに、この記事には校閲部に見せたら修正対象となるであろう箇所を1つ、黒い太文字の中で作ってあります。

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