ブラッド・ピット主演「フューリー」huluで字幕版と吹き替え版を配信中!

フューリーができるまで

フューリー

フューリーは、第二次世界大戦中のアメリカ軍の戦いを描いた戦争映画で、日本ではKADOKAWA配給の元、アメリカより約1ヶ月遅れの2014年11月に公開されました。

U-571でドイツ軍に追い詰められながらも孤軍奮闘していくアメリカ軍を描いたデビット・エアー氏が監督と脚本を担当、主役のドン・コリアーにはブラッド・ピットが抜擢されています。

また、フューリーにおけるもう1人の主人公的位置づけとなるノーマン・エリソンは、かつて子役として数々の映画に出演し、実際に先祖がナチスの迫害から逃げてきたというローガン・ラーマンが演じました。

豪華なのはスタッフや俳優だけではありません。なんと、イギリスで展示されていた実際の戦車を使い、撮影が行われたのです。かつて人を殺めるためだけに生まれた兵器が、当時の悲惨さなどを伝えるために生まれかわったのです。

ちなみに、1978年にもフューリーというタイトルの映画が公開され、日本でも上映された記録が残っていますが、こちらはテレパシーなどを題材にしたホラーサスペンスなので、リメイクでも続編でもありません

当時の時代背景

フューリー

舞台は太平洋戦争ではなく、もう一つの戦地となったヨーロッパのドイツ本土。それも、ナチス・ドイツが降伏する約1ヶ月前から物語がスタートします。

同盟を結んでいたイタリアではムッソリーニ首相が逃亡を図り、日本では反撃を行う重要な戦力だった戦艦大和撃沈されていました。ドイツでも降伏は目前に迫っていて、翌月には一面に「HITLER DEAD」と書かれた新聞がアメリカ中を飛び回ります。

連合軍はノルマンディー上陸作戦をはじめ、いくつもの作戦を成功に導き、フランスやイギリスなどを経由してドイツへ侵攻。日本で例えるなら沖縄戦どころか、宮城県や愛知県にアメリカ軍やイギリス軍などが上陸しているような状況。前線部隊はともかく、ドイツの司令部からすれば、もはや万事休す以外の言葉が出てきません。

しかしながら、海での戦闘が少ない代わりに、陸でいくつもの戦績を上げてきたドイツ軍が、そう簡単にやられるわけもありません。戦車を指すパンツァーという言葉を生み出した国だからこその技術力、そして戦闘力で、自分たちの国を蹂躙するアメリカ兵に、次々と攻撃を仕掛けてきます。

勝利は目前なのに、あと一歩が攻めきれない連合軍。戦闘機パイロットから歩兵部隊まで、ナチス・ドイツが一丸となって抵抗を続ける中、アメリカ側もあらゆる兵器を導入し、平和のための殺し合いを続けていました。

あらすじ

フューリー

1945年4月、子供までもが戦争に参加するナチス・ドイツ。総力戦を仕掛けてくる敵に対し、アメリカ軍は攻める手段を決めあぐねていた。

フューリーと名付けられた戦車に乗るドン・コリアー車長ら4人は、唯一の生き残りとして仲間の亡骸とともに臨時の基地へと戻る。補充要員として、新任の副操縦士、ノーマン・エリソンが配属され、新たな仲間と共に進行を再開する。

人を殺す経験すらない少年を乗せた戦車は、周りに被害をもたらしながらも生きのびる。ノーマン自身も、仲間を失ったことへの自責、人の命を奪う経験などを通し、普通の少年とは違う形で精神的に成長していく。

だが、優勢であるはずの戦争で失った仲間はあまりにも多く、徐々に苦戦し始める部隊。わずかに仲間意識が芽生えていく中、フューリーもまた敵の罠にはまってしまい、移動の自由が効かなくなってしまう。

約300人ものナチス親衛隊と衝突するフューリー。阿鼻叫喚の世界で、彼らに生き延びる術はあるのか…。

huluでの配信

字幕版、吹替版ともに配信中!

(字) フューリー(2時間15分)
(吹) フューリー(2時間15分)

出演者/キャスト

ドン・コリアー
ドン・コリアー…主人公。フューリーを率いる車長。兵士の殺害を強要することもあるが、仲間思いな面も。ドイツ語が堪能。
:ブラッド・ピット
:堀内賢雄

ノーマン・エリソン
ノーマン・エリソン…フューリーの副操縦手。軍に入ってフューリーに乗るまではわずか8週間。元々はタイピストだった。
:ローマン・ラマーン
:梶裕貴

トリニ・ガルシア
トリニ・ガルシア…フューリーの操縦士。席が隣、役割が似ているため、ノーマンへの実質的な指導役も担う。スペイン語が喋れる。
:マイケル・ペーニャ
:間宮康弘

グレイディ・トラビス
グレイディ・トラビス…フューリーの装填手。破損した戦車の修理も行う。ガルシアと同じく陽気な人物でもある。
:ジョン・バーンサル
:坂詰貴之

ボイド・スワン
ボイド・スワン…フューリーの砲手。乗組員の中では最も大人しい人物で、信心深いキリシタンでもある。
:シャイア・ラブーフ
:小松史法

エマ
エマ…アメリカ軍が制圧した町で出会った少女。ノーマンが唯一心を通わせたドイツ人。
:アリシア・フォン・リットベルク
:渕上舞

感想

無敵でも普通でもない戦車

フューリー

フィクションのストーリーを元に構成された戦争映画では、ごく稀にチート級に強い主人公たちが登場します。フューリーでも、コリアーたちは北アフリカでの戦いの生き残りという設定。数十万人が命をかけていた戦闘で生き残ったのですから、並みの兵力ではないことは確かです。

しかし、冒頭での出来事を忘れるわけには行きません。物語開始から数分で、仲間が死んでいることが明かされるのです。直接的な描写こそありませんが、彼の亡骸は一部が欠損し、人間の形を成していません。人間だったものの手を握るガルシアの姿は、作品への感情移入前なのに少しウルッと来てしまいます。

いくら強くても、決して無敵ではない。白い死神と呼ばれたシモ・ヘイヘが一生残る傷を負っているように、スペイン無敵艦隊が炎に包まれて水底へ沈んていくように、彼らも同じように傷つきます。コリアーたちは普通の兵士で、普通の戦車に乗り、普通に戦っているに過ぎません。

しかし、彼らは他の人たちより少しばかり優秀なのです。運が味方をしてくれない戦場で生き残れたからこそ、ドイツで戦車に乗って、主砲から火を吹かせられるのです。

戦場では少しの差が自分たちの命、自分たちが所属する部隊の行方、さらには自分たちの国の命運を分けることだってあります。優秀でありながら普通の兵士でもあるコリアーたちが、どのように死線をくぐり抜けていくのかというのも、見どころの一つです。

あっけない命の終わり

フューリー

ネットスラングから始まり、普通の雑誌などでも見かけるようになった死亡フラグというワード。「この戦争が終わったら結婚するんだ」「先に行け、すぐに追いついてやるさ」など、希望を語るキャラクターが死んでしまう現象を指します。

フューリーは違いました。死亡フラグが無いのです。たとえフラグが立ちそうでも、フラグごとキャラクターが吹き飛ばされてしまうのです。そういう意味では、吹き替え版を見ていたとしても、ながら見さえ許さない作品でもあります。

フューリーを見た人の半数以上は、ノーマンが深く関係しているシーンを見て、この感想を連想されるかもしれません。もちろん、あのシーンも一種の虚しさのようなものを感じましたが、ここで言う「あっけない命の終わり」は、全く別のシーンでの出来事を見て思ったことです。

お互いが士気を高め、残存勢力を壊滅させるべく練った作戦。雄々しく行進する戦車と、それに乗るアメリカ兵たち。何かを栽培していた痕跡だけが残る、のどかな田舎町の外れの道。全く人が死ぬようなシチュエーションではありません

そういう意味では、戦争の残酷さというものを、1秒から2秒くらいの間で表現しているシーンとも言えそうです。

この言葉が一体どこのシーンを指しているのか、ぜひ映画をご覧になって確かめていただきたいです。

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