『ローン・サバイバー』 huluで視聴した感想と作品紹介

作品紹介

ローン・サバイバー

本作は2014年に公開されたアクション映画です。ネイビーシールズ創設以来最悪の大事件と呼ばれた『レッド・ウィング作戦』を題材に、唯一の生き残りである兵士がのちに出版した『アフガン、たった一人の生還』を原作に制作されました。

監督は『ハンコック』『バトルシップ』ピーターバーグ
主演は『ディパーテッド』『テッド』などシリアスな役柄からコメディまで幅広くこなすマーク・ウォール

また、今作は臨場感のある画面作りと戦場のリアルな音を再現、そして事実に基づいたドラマティックなストーリーが評価され、数々の賞を受賞、またはノミネートされました。その一部を紹介します。

  • 第85回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞トップテン入賞
  • 第17回ラスベガス映画批評家協会賞アクション映画賞受賞
  • 第19回放送映画批評家協会賞アクション映画賞、及びアクション男優賞受賞
  • 第20回全米映画俳優組合賞映画スタント・アンサンブル賞受賞
  • 第86回アカデミー賞音響編集賞、並びに録音賞ノミネート

レッド・ウィング作戦とは

アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズ。大変厳しい訓練に耐え抜いたごく一部の兵士しか入隊が許されないエリート中のエリート精鋭部隊です。
そんなネイビーシールズ史上最大の惨事と呼ばれた「レッド・ウィング作戦」について紹介します。

2005年6月、アフガニスタンのある山岳地帯でタリバンの主要メンバーであるアフマド・シャーが潜伏しているという情報をキャッチ。

部隊は偵察隊4人をヘリで輸送。近くの山に降ろします。偵察隊はそこから徒歩でアフマド・シャーが潜む村の近辺に潜伏。村を見渡せる場所を確保し、後から来る攻撃部隊のために偵察を、もしできるならシャーを排除すること。
これがレッド・ウィング作戦の大まかな内容です。

しかし、偵察部隊が指定ポイントである村を見渡せる場所に着くも、地形から来る電波障害のため無線が繋がりません。そこで現場判断で偵察場所を変更することに。

場所を変更し偵察活動を開始しようとした矢先、なんと地元のヤギ使い数人に発見されてしまいます。本部に連絡しようにも相変わらずの通信障害。作戦継続が困難であると判断し、撤退を始めた彼らでしたが逃がしたヤギ使いが村に戻り、タリバン兵たちに報告されてしまいます。

こうして追いかけてきたタリバン兵200人近くと、たった4人のネイビーシールズ隊員の戦闘が始まりました。
一人、また一人と隊員たちが命を落としていく中、一人の隊員が死亡直前、衛星電話で本部と連絡を取ることに成功。

早速ヘリで救援に向かう他の隊員たちでしたが、彼らが乗るヘリには護衛がついていませんでした。本来なら隊員を交戦地まで輸送するヘリには武装したヘリ「アパッチ」が護衛する決まりとなっています。しかし、別の部隊へ派遣されていたため、手持ちのアパッチはありませんでした。

現場に駆けつけた隊員16名が乗るヘリに、タリバン兵のRPGミサイルが直撃し全滅。こうして先の偵察隊のうち3名と、後から駆けつけた16名、計19名が戦死するというネイビーシールズ史上最悪の事件となったわけです。

登場人物・キャスト

マーカス・ラトレル(演:マーク・ウォールバーグ)

ローン・サバイバー

本作の主人公。レッド・ウィング作戦のためにアフガニスタンの山岳地帯でタリバン兵200人近くと交戦するも奇跡的に唯一生き残った人物。生還し軍を除隊後、手記『アフガン、たった一人の生還』を執筆。これが今作の原作となる。

マイケル・マーフィ(演:テイラー・キッシュ)

ローン・サバイバー

レッド・ウィング作戦で現地に送り込まれた偵察隊員の一人。階層は大尉で隊のリーダー。戦闘の最中、命がけで本部への通信を試み成功させるも、その直後に戦死。

ダニー・ディーツ(演:エミール・ハーシュ)

ローン・サバイバー

レッド・ウィング作戦で現地に送り込まれた偵察隊員の一人。通信を担当。
当時新婚であり、帰宅したら妻と家の改装をする予定だった。

マシュー・アクセルン(演:ベン・フォスター)

ローン・サバイバー

レッド・ウィング作戦で現地に送り込まれた偵察隊員の一人。ヤギ使いに隊が発見された時、非戦闘員ではあるものの彼らがタリバン兵に密告することを想定し、殺害することを提案。最終的にダニーによって却下されるが、そのあと一切の不満や批判をすることなく戦った。

あらすじ

2005年6月、タリバンの幹部アフマド・シャーを殺害するために決行されたレッド・ウィング作戦。マーカス・ラトレルら4人はアフガニスタンの山岳地帯に降り立った。目的はアフマド・シャーが潜伏する村の偵察、もしくは可能ならばターゲットを排除するというものだった。

しかし偵察活動中、地元のヤギ使い3名と鉢合わせてしまう。とりあえずヤギ使いを拘束するものの、彼らの処遇をめぐって隊の中で意見が分かれてしまう。このまま見過ごせば彼らは村へ行きタリバン兵へ自分達の存在を明かされてしまう。それは200人のタリバン兵との交戦を意味していた。かと言って非戦闘員である彼らを殺害すれば軍法会議もの、犯罪者となってしまう。本部に指示を仰ごうとするものの、通信障害のためそれもできない。結局、偵察隊はヤギ使い達を解放することに。
こうして、タリバン兵200名とたった4人のシールズ隊員の戦闘が始まる。それはネイビーシールズ創設以来の最悪の惨事への幕開けであった。

ローン・サバイバー

原作との違いについて

今作は、レッド・ウィング作戦唯一の生き残りである、マーカス・ラトレルが記した手記『アフガン、たった一人の生還』を映画化したものであることは再三述べた通りです。しかし、今回の映画化にあたりいくつか脚色がされていることは、原作者のマーカスが認めています。

具体的には、一番最後の戦闘。この戦闘はシールズ隊員4名とタリバン兵200名の戦闘の後に開かれたものですが、実際には行われていませんでした。
また、ヤギ使いとシールズ隊員が接触するシーン。隊員は結束バンドのようなものでヤギ使いたちを拘束していますが、現場にはそのようなものはありませんでした。
そのため、映画を観ているとヤギ使いを殺害するか、解放するかとは別に他の選択肢があるように思えるのですが、(例えば足のみをバンドで縛り自由に動けなくすれば、彼らが村に戻るスピードを遅くすることができ、自分たちが逃げる時間を十分に確保できたのではないかとか)実際は本当にその2択しか選択肢は残されていませんでした。

他にも、装備している銃器が若干違うようですが、大筋では原作に沿ったとおり、実際にあった出来事をよく再現しているとマーカスは主張しています。

感想

シールズ隊員たちの絆に感動

現実は小説よりも奇なりという言葉がありますが、今作を見てこれほどそう思った作品はありません。
200人の敵を相手にたった4人で戦い、しかも一人ではありますが生存者がいるなんて話。皆さんが聞いたらどう思いますか?
そんなバカなと思うのが普通でしょう。しかし映画の冒頭、そのことに説得力を持たせるためかは分かりませんが、実際のシールズの訓練の様子を記録したドキュメンタリー映像が流れます。そこでは、屈強な男たちが死にもの狂いで特訓しており、訓練の厳しさからブルブル震えたり、泣いていたり、中には意識が朦朧として九九が言えなかったりするのです。

そんな環境を共に戦い抜いたシールズ隊員たちの絆というのは計り知れず、映画の中でもそんな様子が垣間見えます。

中でも、ベン・フォスター演じるマシュー・アクセルソンが最高にかっこいいです。彼はヤギ使い達を殺すように主張していました。結果的にその時の彼の判断は正しかったと言えるでしょう。しかし、道徳心に従いヤギ使いを逃した隊員のために仲間が次々と死んでいきます。
もし自分がマシューの立場だったら「ほら、俺の言った通りにしないからだ」と怒り狂うところでしょう。
しかし彼は違います。最後まで誰も責めることなく、敵を全滅させようと命をかけて戦うのです。

臨場感のある戦場の描写に恐怖

戦闘が非常にリアルなのも本作の魅力の一つ。アサルトライフルの発砲音はもちろんですが、銃弾が空気を切り裂く音や、人体にめり込む音、木の幹に着弾する音など非常に生々しい音の数々に身のすくむ思いをすること間違いありません。

また、目を背けたくなるような場面が多数ある本作ですが、崖から飛び降りるシーンが一番迫力がありました。
どんどん落下速度が上がり、体を制御できなくなります。地面から突き出た岩や倒木に次々と体を叩きつけられる映像は圧巻です。崖から飛び降りるってこんなにもヤバいことなんだなと改めて知らされました。しかもそれが一度だけじゃないっていうのがすごいです。何度も崖から飛び降りる作品はあまりないのではないでしょうか。

主人公が生き残ることができた理由を知って感動

本当に絶望的な状況の中、マシューは唯一生き残ることができました。彼がどうやって生き残ることができたのか、ネタバレになってしまうのであえて述べませんが、その理由を知った方は必ずや感動することでしょう。
必ず、エンドロールは観てください。そこで明らかにされます。

huluでの配信

字幕版・吹き替え版ともに配信中(2時間1分)

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