作品概要

1999年にTBS系列で放映されたミステリーサスペンスドラマ。迷宮入りした事件を専門に扱う部署、警視庁捜査一課弐係。そこに研修として配属された東京大学卒のエリート官僚柴田純と、彼女の教育係相棒役である刑事・真山徹が難事件を解決する様子を描いている。

タイトルの「ケイゾク」とは、「現在も鋭意”継続“捜査中である」に由来している。また、迷宮入り事件のことも「ケイゾク」と称しているが、弐係の捜査員は少数で規模も小さい為、捜査らしい捜査は行なっていない。

初回から第7話までは柴田が難事件を解決する1話完結型であり、ミステリードラマの色合いが濃いが、その間に真山が個人的に追っている事件にまつわる伏線が張られている。
そして8話からは、その事件の中心人物・朝倉と弐係の二人の対決を中心に物語が展開していく。

また、本ドラマは2010年放映された『SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』と同じ世界観となっており、一部キャストが引き続き出演している。

受賞歴

第20回ザテレビジョンドラマアカデミー賞において、

  • 最優秀作品賞
  • 主演女優賞(中谷美紀)
  • 助演男優賞(渡部篤郎)
  • 脚本賞(西荻弓絵)
  • 監督賞(堤幸彦ほか)
  • タイトルバック賞(薗田賢次)

以上6部門を受賞している

huluでの配信について

全11エピソード(1話あたり約46分)

関連作品

  • ケイゾク/特別編 〜死を約束する呪いの樹』(全1エピソード。1時間34分)。本ドラマの続編
  • SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿』(全10エピソードを配信。第1話のみ1時間。その他は約47分)
  • SPEC 〜翔〜 警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿』(1エピソード、1時間32分)。
  • SPEC〜零〜/警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿』(1エピソード。1時間36分)

spec

登場人物/キャスト

役:柴田淳(しばた じゅん)
演:中谷美紀
主人公の一人。弐係に新しく配属されたキャリア組

役:真山徹(まやま とおる)
演:渡部篤郎
主人公の一人。柴田の教育係兼相棒となる

役:野々村光太郎(ののむら こうたろう)
演:竜雷太
弐係係長

役:近藤明男(こんどう あきお)
演:徳井優
弐係捜査員

役:谷口剛(たにぐち つよし)
演:長江英和
弐係捜査員

役:木戸彩(きど あや)
演:鈴木紗理奈
捜査一課一係庶務

役:早乙女仁(さおとめ じん)
演:野口五郎
捜査一課管理官

第1話のあらすじ

警視庁捜査一課弐係。ここでは天下の警視庁捜査一課が根を上げた難事件を専門に取り扱っていた。しかし実際は、迷宮入りした事件でも「現在も鋭意継続捜査中である」と体裁を保つための部署であり、ほとんど機能していなかった。

そんな弐係に、東京大学卒業のキャリア警察官僚である柴田純(演:中谷美紀)が研修として配属される。

研修初日、ある男が相談を持ち込む。それは「1年前に殺されたはずの同僚から、貸した金を返して欲しいと電話があった」というものであった。

柴田と先輩刑事である真山は、その電話の謎を解くため、迷宮入りした1年前の殺人事件の洗い直しに取り掛かるのであった。

ケイゾク

第1話を視聴した感想

私がこのドラマを観るのは2度目。2005年前後にやっていた再放送でした。
凝った映像や登場人物の造形に新鮮味があり、大変面白く、出版されていた原作を購入するほどハマったものでした。
そしてこの記事を執筆するにあたって見直した正直な感想はというと・・・

どうしても古さを感じてしまう

地上波のデジタル放送以前の作品であり、4:3の画面比率で映像が荒いです。
しかしそれよりも、テンポがゆっくりとしているところや、キャラクターがどうしても地味に感じてしまう点が気になりました

『TRICK』や『SPEC』に見られる堤幸彦作品につきものの小ネタは控えめで、変人である柴田純も昨今のドラマに登場する奇人変人に比べると影が薄い

竜雷太演じる野々村光太郎が『SPEC』で見せた見事な昼行灯っぷりも、第1話目ということでうまくキャラクターを掴めていなかったのでしょうか、『SPEC』時と比べると固く感じてしまいます

また、肝心なミステリー部分ですが、だいぶ易しい。というより、それしきのトリックで迷宮入りしてるなんて、劇中の捜査一課は無能の極みなんじゃないかとさえ思ってしまいます。

さらに、第3話で使われたトリック。某ミステリー小説で使われたトリックです(これは本ドラマ初見時から気づいていました)。
私の乏しい読書経験ですら既知のトリックが登場する。他にもパクってるんじゃないかと訝しんでしまいます。
昔は著作権に対する意識が低く、特にミステリーのトリックに関してはほぼ無いに等しかったようですね。
ある意味この時代ならでは、と言ったところでしょうか。

昨今のドラマに慣れている人にとってはこれらの点がネックになるかもしれません。

では、本ドラマが現代の視聴者に訴追するべき「売り」は何でしょうか。

やはり『SPEC』と同じ世界観であるといった点でしょう

『SPEC』シリーズは数々の賞を受賞し、その人気の高さから、ドラマスペシャル2本映画3本が制作されたおばけブランドです。
『SPEC』の完結編では朝倉という謎の人物が登場しますが、この『ケイゾク』でも重要な人物として登場します。『ケイゾク』を観ずに『SPEC』を観ただけでは、この朝倉が一体何者なのかはわかりません。

このように『SPEC』を補完する作品と考えると『ケイゾク』は必見です

他にも、本ドラマはある種、資料として観るのも面白いと思います

例えば、『ケイゾク』から『TRICK』を経て『SPEC』に至るまで、堤幸彦がどのように小ネタを入れる技術を育てていったのか、また、ドラマのキャラクター造形やストーリー展開の巧みさがどのように進化したのかといった点に注目して観ると興味深く感じられます。

これは、発表当時評価が高かった、かつ、堤幸彦が携わった『ケイゾク』だからこそ持っている価値でしょう。

まとめ

どうしても古さを感じてしまう本作品ですが、『SPEC』というおばけブランドの原点であるといった点で大変貴重。また、日本のテレビドラマがどのように進化していったのかを知るのに、丁度いい作品であると言えます。

『SPEC』との共通点

本ドラマは、2010年に放送され人気を博した『SPEC』に続く物語として、『SPEC』放送時に話題となりました。
では、具体的に『SPEC』との共通点をまとめました。

スタッフ

一番の特徴は『ケイゾク』も『SPEC』も西荻弓絵による脚本、そして演出に堤幸彦が参加している点です。
中でも堤幸彦といえば、2000年に放送されたドラマ『TRICK』で確立された小ネタをふんだんに取り入れた演出することで有名ですが、『ケイゾク』では小ネタはあるものの、若干インパクトに欠ける印象
『SPEC』との共通点は。斬新でスタイリッシュな映像くらいでしょうか。

登場人物

野々村光太郎

ケイゾク
弐係の係長・野々村光太郎(演:竜雷太)は『SPEC』でも、主人公たちが所属する部署の係長として登場します。
『ケイゾク』時、雅(みやび)という女子高生と不倫の関係にありますが、『SPEC』ではその雅と結婚。しかし、これまた雅という名前の婦警と不倫しています。

近藤明男

ケイゾク
そして柴田の上司にあたる近藤明男(演:徳井優)も弐係の係長として『SPEC』に登場します。

柴田純

本ドラマの主人公・柴田純は『SPEC』には姿を現しません。しかし、野々村光太郎に密令を与える「S(えす)」としてその存在を匂わせています。

いかがでしたでしょうか?他にも、『SPEC』ではSPECホルダーと呼ばれる超能力者が登場するのですが、『ケイゾク』にもSPECホルダーとしか説明できない人物なども登場するなど、多くの共通点を持っている本作品。
『ケイゾク』も『SPEC』もhuluで視聴可能ですので、ご自身の目でお確かめください。

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