「そして、誰もいなくなった」huluで視聴した感想

作品概要

『カイジ』など、人生のどん底に落ちた人間を演じるのに定評のある(?)藤原竜也主演のサスペンスドラマ。
2015年から開始されたマイナンバー制度。もしそれが悪用されたら、という現実でもあり得るかもしれない「if」をテーマにした作品です。

そして、誰もいなくなった

あらすじ

大手コンピューターシステム会社「株式会社L.E.D」のシステム研究員である藤堂新一(演:藤原竜也)。
婚約者との間に子供を授かり、仕事面では自らが手がけていた画期的ソフト「Miss Eraze」が完成するなど、順風満々な生活を送っていた。

そんなある日、新一と同姓同名の、さらにパーソナルナンバー(国民一人一人に割り振られた番号。マイナンバー制度をモデルとしている)まで同じ人物が、新潟で婦女暴行の容疑で逮捕される。
そのニュースを知ったL.E.Dの人事部。新一を呼び出し「お前は藤堂新一を騙り会社に潜り込んだ偽物なのではないか?」と疑いをかける。
自分が本物であることを証明できない新一は自宅謹慎処分を受けることに。

そこで、総務部に勤める学生時代の友人、小山内保(演:玉山鉄二)に相談した新一だったが、小山内から藤堂新一個人を特定できるデータが一切存在しないことを告げられる

そして、誰もいなくなった

この不可解な状況からなんとか脱するため、新一は婦女暴行事件のあった新潟に行くことに。
そこは奇しくも、藤堂が学生時代を過ごした場所であった。
新潟で学生時代の友人である長崎はるか(演:ミムラ)と斉藤博史(演:今野浩喜)と合流。ニセ新一が住んでいたアパートの部屋を訪れる一同だったが、そこはなんと新一が学生時代住んでいたアパートだった
さらに同じアパートの住人の話によると、ニセ新一はそこで本物の新一の経歴を語っていたという。

そして、誰もいなくなった

ますますわけのわからない状況に困惑する新一だったが、Miss Eraseを使ってこの状況を打開する方法を思いつく。

Miss Eraseはネットやパソコン上に存在するあらゆる画像・動画、音声ファイル、文章データを自動検索し削除するソフト。

つまりこのソフトを応用すれば、ニセ新一が藤堂新一を名乗る前の顔写真を検索し何者かを突き止めることができるのだ

そうして犯人の本名と顔写真を入手した新一は、東京に戻り小山内と祝杯をあげる。

しかしその頃、何者かがMiss Eraseにアクセスし、ネット上に残るあらゆるデータを削除。そしてニセ新一のデータに置き換えていたのだった。

そして、誰もいなくなった

Miss Eraseの存在を知る人物はごく一部のはず、果たして犯人は身近な人物なのだろうか?そして犯人の目的は?

第1話を視聴しての感想

2015年10月5日に指定開始されたマイナンバー制度は、その開始前後に是非を問う議論がしきりに繰り広げられました。
現在ではそのような議論は沈静化していますが、このドラマはここから着想を得たと想像するのに難くありません

明日は我が身。

主人公の身に起こったことが、我々にも起こるかもしれません。
本ドラマはそんなリアリティのある不気味さがあります

自分が自分であるはずなのにそれが証明できない。なんと恐ろしいことでしょうか。
パーソナルナンバーをのっとられたと言っても、我々視聴者の中で事の重大さにピンとくる人はどれだけいるでしょう?
新しい制度ですから、いまいち想像できない人がいるのは仕方ないでしょう。

その点このドラマは、乗っ取られたことで起こる事件の重大さといった部分を実に丁寧に描写しています。
最初は会社での居場所がなくなるといった小さなものでした。それが婚姻届が提出できなくなることに気づきます。そしてクレジットカードが使えなくなり、キャッシュカードも使えなくなり、最終的には文字通り一文無しになってしまう。

話を進行させつつ、主人公の置かれた立場のヤバさを次々に浮き彫りにしていく手際が見事です

そして主人公は昔からの友人たちを頼るのですが、ここからがこのドラマの面白いところ。

なんと全員うさんくさいのです!
どいつもこいつも犯人っぽい。そんな演出を施しているじゃありませんか!

そして、誰もいなくなった

特に著者が驚いたのが、通行人Aみたいな扱いの人も怪しく見える演出です(後でキャスト表を確認したところ、この人物も物語に深く関わっていくようです)。
ちょっとやりすぎにも思える演出に幻滅する人もいるかもしれませんが・・・(苦笑)

しかし、まだまだ話は始まったばかり、この過剰にも思える演出が実は功を奏したものかもしれません。
とにかくこれからの話の展開に期待です!

huluでの配信状況

1シーズン第6話(8月22日、本記事執筆現在。地上波放送後随時追加予定)

マイナンバーが絡んだ事件まとめ

本ドラマで登場するパーソナルナンバー制度。現実世界のマイナンバー制度をモデルにしたのは言うまでもありません
つまり、このドラマで起こるような乗っ取り事件が現実にも起こりうるものなのです。
では、実際に現在まで起こったマイナンバーを悪用した事件をまとめましたのでご覧下さい。

マイナンバーが流出したと嘘。情報削除費用の名目で電子マネー50万円分をだまし取る

2015年10月31日。男性の携帯電話に「マイナンバーが流出した。削除費用のために5000円分の電子マネーが必要」というメールが届く。メールの内容には、マイナンバーが流出することによる被害について書かれており、不安になった男性はその要求に応え5000円分のギフト番号をメールで送ってしまう。
その後もメールの送り主は約10回手数料と偽り金を要求。男性は計49万円を騙し取られた。
犯人はその後逮捕されています。

マイナンバー占いサイト。占いと称してマイナンバーを入力させる

占い系のサイトはたくさんあります。姓名判断や誕生日占いなど、サイトに情報を入力させ、そこから運勢を占う。
なんとそれのマイナンバー版があるそうです。

マイナンバーを聞き出す詐欺の数々

市役所の役員や、身内になりすまし、マイナンバーを聞き出そうとする事件が後を絶たないそうです。

例1)自宅に市役所の職員と名乗る人物が訪れ「マイナンバー制度の開始に伴い、個人情報の確認が必要なので調査中です」と語り、資産状況、並びに保険の契約状況などを聞かれた。

例2)息子を名乗る人物からの電話で「職場で社員のマイナンバー情報を誤って漏洩させてしまった。補償金が必要なんだ」と現金を振り込むように言われた。(マイナンバー制度を悪用した振り込み詐欺)

例3)某役所の役員を名乗る男が訪問。「マイナンバーカードの申請には手続き上登録費用がかかります。今回登録費用の回収でお伺いしました」と偽り現金を騙し取る。

このように現在ではドラマ内で起こったような「なりすまし事件」はありませんでしたが、今後起こる可能性がないとは言い切れません。
皆さん気を付けましょう

登場人物/キャスト

役:藤堂新一
演:藤原竜也
主人公。優秀なプログラマー

役:小山内保
演:玉山鉄二
新一の学生時代の友人。総務省勤務。

役:倉本早苗
演:二階堂ふみ
新一の婚約者

役:日下瑛治
演:伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)
新一行きつけの店のバーテンダー

役:五木啓太
演:志尊淳
新一の部下

役:斉藤博史
演:今野浩喜
新一の学生時代の友人。法科学研究所職員。

役:偽・藤堂新一
演:遠藤要
新潟で婦女暴行事件を起こした犯人

役:西野弥生
演:おのののか
新一の母を担当するヘルパー

役:君家砂央里
演:桜井日奈子
新一行きつけのバーに度々出入りいている謎の少女

役:長崎はるか
演:ミムラ
新一の学生時代の友人。新一に思いを寄せている様子

役:馬場
演:小市慢太郎
新一が通うバーの常連客

役:鬼塚孝雄
演:神保悟志
公安警察の刑事

役:田崎達夫
演:ヒロミ
新一の上司

役:西条信司
演:鶴見辰吾
弁護士

役:藤堂万紀子
演:黒木瞳
新一の母

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