2013年に、フランスとカナダの共同制作で製作され、公開された映画「天才スピヴェット」。
ライフ・ラーセンの小説「T・S・スピヴェット君傑作集」を原作に、「アメリ」のジャン=ピエール・ジュネが監督をつとめた、ファンタジックで心温まる映画です。
huluでは、2018年2月現在、字幕版・吹替版共に好評配信中。
孤独な天才少年T・S・スピヴェットの、家出から始まったアメリカ横断の大冒険をぜひhuluで。

あらすじ

アメリカ西部。モンタナ州ディヴァイドの北、パイオニア山地の谷間にある牧場──……
10歳の少年、T・S・スピヴェットは、そこでカウボーイを地でいく父と年頃の姉、昆虫学者の母と活発な二卵性の双子の弟と共に育った。
T・Sは、一年前ビュート歴史博物館で聞いた講演で永久運動の存在を知り、すべての科学者の夢と言われる永久運動を追求することにあこがれるようになる。
天才的な頭脳の持ち主でありながら、アメリカ西部の田舎の牧場で「変わり者の少年」として家族のもとでのびのび育ったT・Sだったが、二卵性の双子の弟・レイトンを、銃の暴発事故で亡くしてから彼を取り巻いていた家族がどこかちぐはぐになってしまう。
無口だった父はさらに無口になり、母は幻の昆虫を求めてますます虫に没頭するように
そして、家族のだれもレイトンについて話をしなくなってしまった。

そうして一年が過ぎたある日、スピヴェット家へ、T・S宛に一本の電話がかかってきた。

電話はスミソニアン博物館の次長ジブセンからで、T・Sがスミソニアンに送った永久機関の設計図が最も優れた発明に贈られる「ベアード賞」を受賞し、その受賞スピーチに来てほしいという依頼だった。
とっさに父親の発明ということにしたT・Sは、学校に行けなくなるという理由で一旦はスピーチを断ったものの、意見を翻してスピーチをするためにスミソニアン博物館まで旅立つことを決意する。
家族の誰にも言わず、だれの力も借りず、たった一人で。


アメリガ西部のモンタナ州から、アメリカ東部のワシントンD.Cへ。


一日たった三回、近所を通過する貨物列車に忍び込んで、10歳のT・Sの、アメリカ横断の大冒険が始まった。

登場人物

  • T・S・スピヴェット(演:カイル・キャトレット)



天才的な頭脳を持つ10歳の少年。
牧場に育ち、カウボーイのような父の子供でありながら、弟のように活発でなく、父の好きなものに興味を示せない自分に劣等感がある。
自分の論文や発明を雑誌や学界に送り、評価を得ているようだが、だれも彼が少年だとは知らないよう。
その頭脳故か、幼さからか?空気を読むのが苦手で、正しいことは正しいと主張し
間違ったことは些細なことでも(まるで会話に関係がなくても)すぐ訂正してしまう。
  • クレア・スピヴェット(演:ヘレナ・ボナム=カーター)



T・Sの母で昆虫学者。昆虫の種目や亜種などの分類に日々を費やしている。トースターを壊す名人。
観察と正確な分析の大切さをT・Sに教えた人。T・Sの姉が夢中になっているミスコンに懐疑的で、女性は美だけでなく知性も評価されるべきだと主張して娘にうんざりされている。
  • テカムセ・E・スピヴェット(演:カラム・キース・レニー)



T・Sの父で牧場の経営者。カウボーイそのものの人物で、馬と銃、アルコールを好み、無口で不愛想。
快活で銃や馬に興味を示すT・Sの弟を特にかわいがっていた。
  • グレーシー・スピヴェット(演:ニーヴ・ウィルソン)



T・Sの姉。
一度舞台で主役をして以降華やかな世界にあこがれ、いつか都会に出ていきたいと思っている。
  • レイトン




T・Sの二卵性の双子の弟。カウボーイのような父にあこがれ、銃で空き缶などを撃つのが好き。
T・Sと共に銃の発射音の実験をしていた際に、暴発事故で亡くなってしまう

ジャン=ピエール・ジュネの美しい世界

なんといっても見どころは、ジュネ監督お得意の美しくて幻想的な映像です
牧歌的でどこか懐かしいモンタナの自然、レトロな配色のホットドックスタンド、軋みながらアメリカを縦断する貨物列車。のどかだった景色から一転、規則正しいワシントンのビル群や、愛想笑いの大人があふれるけばけばしい華やかな都会の生活──……



劇場では3Dで上映されたこともあり、まるで飛び出す絵本のようなポップな世界観を持ちつつも、ちょっとレトロでくすんだ色合いの映像が、もの悲しさも漂わせています。

天才は天才子役に!

天才的頭脳をもつ主人公、T・S・スピヴェットを演じるのはカイル・キャトレット君
2002年生まれで撮影当時10歳だった彼は、主役を決めるオーディションを行っていたジュネ監督に見いだされ今作の主役に抜擢されました。
7歳からキャリアを始めたカイル君ですが、映画の主演はもちろん初めてです。

天才少年T・Sを演じるカイル君も、たぐいまれな才能の持ち主。
6ヵ国語を話すことができ、マーシャルアーツで7歳以下の部で3年連続世界チャンピオンとなった天才少年なのです。

スカイプを通してカメラテストで演技を見、カイル君からプレゼンを受けたジュネ監督はその才能にほれ込み
まず本来は12歳だったT・Sの設定をカイル君に合わせて10歳に変更。



マーシャルアーツのシーンを追加。
シカゴで警察官にロシア語やフランス語で話しかけるシーンも追加。

などなど、主人公T・Sのキャラクターそのものを、カイル君に合わせる形で映画を作りこんでいったのだとか。

追加されたシーンもさることながら、10歳とは思えないカイル君の演技力も高評価です。

おまけ



劇中、レイトンを乗せたりT・Sの家出カバンを乗せたり、何かと活躍するこの赤いキャリー。かわいいですよね。
アメリカでは定番のもので、ラジオフライヤーのトラヴェラーという商品がこのキャリーに非常に近い形をしていて、日本でも手に入ります。
キャンプ好きな方には有名かもしれません。
かわいいだけじゃなく、アウトドアキャリーとしてもとっても優秀なので、気になる方は探してみてください。

おすすめ作品

「天才スピヴェット」が気になるあなたにおすすめのhulu配信中作品を少しご紹介します。
※2018年2月現在配信中のものです。

関連作

  • アメリ
ご紹介記事はこちら
言わずと知れたジャン=ピエール・ジュネ監督の代表作。
オドレイ・トゥトゥ演じる主人公アメリが、人々との小さなふれあいと恋を通して人生を豊かにしていくストーリー。
フランス映画ですが、「天才スピヴェット」と共通するファンタジックな映像演出や、空想と現実が入り混じる不思議な世界観がとても魅力的な作品です。
  • チャーリーとチョコレート工場
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ出演。
「天才スピヴェット」の母役、ヘレナ=ボナム・カーターが、やっぱり主人公の母役で出演しています。
フレディ・ハイモア演じる少年が、あこがれのウォンカ・チョコレート工場へ見学に行くファンタジー映画。

子供が主人公の作品

  • ライラの冒険 黄金の羅針盤
ここではないどこかの世界のイギリスを舞台にした同名小説を原作に持つファンタジー映画。
少女ライラが、親友を救うために北へと向かって旅に出る、壮大な冒険を描いた作品です。
  • アーサーとミニモイの不思議な国

フレディ・ハイモア主演の実写と3Dアニメで製作されたファンタジー映画。
三部作で、「ミニモイの不思議な国」は一作目にあたります。
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