大人版DCコミック「VERTIGO」が出版した同名原作「Vフォー・ヴェンデッタ」、「マトリックス」シリーズを手掛けたウォシャウスキー /Wachowski兄弟脚本・制作です。

ウォシャウスキー兄弟ならではの脚色が施されたこの作品は、原作を見た方も新しい発見が出来る1作になります。

原作を観ていない方も、楽しめますのでお見逃しなく。

400年間生き続ける”理念”とは

”理念”を持った人間は死に忘れ去られる、しかし”理念”は生き続ける・・・。」

Vヴェンデッタ(復讐)劇は、知能的芸術的勇ましいものでした。

「Vフォー・ヴェンデッタ」あらすじ

第三次世界大戦後アメリカ崩壊し、イギリスにおいては独裁者により市民が規律監視を余儀なくされていました。

11月4日の夜中、夜間外出禁止令を破って外出していた国営放送局に勤めるイヴィー(ナタリー・ポートマン)。見回り秘密警察手下に見つかり、イヴィーは強姦されそうになってしまったのです。

そこへ、V(ヒューゴ・ウィーヴィング)と名乗るマスクを着けた黒ずくめの男に助けられ、国会議事堂の爆破を目の前で見せられます。

イヴィーは、この爆破に加担したとして、終われる身となってしまうのです。

「Vフォー・ヴェンデッタ」感想

仮面の下にもキャラクターが

Vマスクを被っているので、感情性格が分かりにくいです。それでも、最初は嫌悪感疑心を抱いていたイヴィーが、V好感以上感情を抱き始めます。

それは、ストーリー上あり得るとしても、視聴者までもVになってしまうのです。マスクを被っているのに、何故なのでしょう!

1つは、V「誰にでも」なり得るからではないでしょうか。イヴィーは、もしかしたら父親Vに映し出していたのかもしれません。

さらに、V一貫した”理念”と、彼女に対する紳士的な振る舞いもあったからでしょう。マスク表情があるようで、怒っても、泣いても、笑ってもいないのです。ですから、見る者の感情反映させると考えられます。

予備知識があると更に楽しめる

1度目に視聴した時は、何の知識もなく無心で観てみました。それでも、Vになるのですが、予備知識を得ると尚面白く、何度観ても楽しめる作品となっております。

最初から楽しみたい方は、是非、この記事を読んでから視聴してみてはいかがですか。

個人的には、原作を読んだことがありません。しかし、細部に渡る設定の綿密さや、隠された社会問題についても考えさせられるこの映画を観ると原作を読んでみたくなりました。

イヴィーではないですが、Vに本当に”好感”を持ってしまう自分が不思議でなりませんでした。声も渋くて良いですよね。

登場人物/キャスト

  • 役:V
    演:ヒューゴ・ウィーヴィング/Hugo Weaving
  • 役:イヴィー・ハモンド/Evey Hammond
    演:ナタリー・ポートマン/Natalie Portman
  • 役:ゴードン・ディートリッヒ/Gordon Deitrich
    演:スティーヴン・フライ/Stephen Fry
  • 役:ドミニク・ストーン/Dominic Stone
    演:ルパート・グレイブス/Rupert Graves
  • 役:エリック・フィンチ/Eric Finch
    演:スティーヴン・レイ/Stephen Rae
  • 役:アダム・サトラー/Adam Sutler
    演:ジョン・ハート/John Hurt
  • 役:ピーター・クリーディー/Peter Creedy
    演:ティム・ピゴット=スミス/Tim Pigott-Smith
  • 役:ルイス・プロセロ/Lewis Prothero
    演:ロジャー・アラム/Roger Allam

Hulu配信状況

  • 字幕・吹き替え
  • 2時間13分
  • 2006年
  • Huluにて配信中!

 「Vフォー・ヴェンデッタ」について

仮面の男

Vの被っていた仮面は、実在した男、ガイ・フォークス/Guy Fawkesをモチーフにした物でした。それを被りガイ・フォークス”理念”を遂行し、市民にその誇りを思い返してもらうことがV最大の目的ではなかったのでしょうか。

11月5日が意味する事

Vはなぜ、11月5日裁判所国会議事堂爆破する日に選んだのでしょうか。それには、理由がありました。

1605年11月5日は、仮面のモデルとなった男、ガイ・フォークスが貴族院の爆破未遂で逮捕された日で火薬陰謀事件と呼ばれています。

当時の英国国内は、イギリス教会に支配されており、ガイ・フォークス含むカトリック教会過激派宗教観の違いから政府転覆を図り計画されたのが火薬陰謀事件です。

ガイ・フォークスは事件の首謀者ではなかったものの、この事件後「抵抗と著名」シンボルとして認知されています。

さらに、その日をガイ・フォークス・ナイトと呼び、イギリスの記念日として花火かがり火を焚く風習が残っているのです。

「Vフォー・ヴェンデッタ」トリビア

フィンガーマンの由来

冒頭でイヴィーが強姦されそうになった、秘密警察フィンガーマン/Fingermenとは一体何者なのでしょうか。

アダム・サトラー首相の政権下における、権力配置を体の部位で表していました。

  • 首相=
  • BTN(British Television Network)=
  • 監視ビデオ・盗聴器=目と耳
  • フィンチ=
  • クリーディー率いる秘密警察=

フィンガーマン(指)は、秘密警察の末端という存在となります。

*原作の国営放送の略はNTBですが、映画ではBTNと変更されました。

ヒューゴではないVも

Vを演じた188cmオーストラリア出身俳優、ヒューゴ・ウィーヴィング、「マトリックス」3部作「ロード・オブ・ザ・リング」3部作に出演し、存在感のある演技を見せてくれました。

今作品では、常にマスクを被る難しい役を、仕草低音のきいた渋い声だけで演じ切りました。

しかし、当初はスケジュールの関係でVは、テレビドラマ「ローム/Rome(2005-2007)」アントニウス役を演じたジェームズ・ピュアフォイ/James Purefoyでした。ですが、常にマスクを着けるストレスジェームズ1か月降板してしまいます。

そして、その後に他の撮影が終わったヒューゴが、マスクをかぶり撮影に入ったのです。ですから、ヒューゴでないVがところどころに登場します。マスクを被っているので、分かりませんが・・・。尚、マスク着用の為、声がこもる事から、音声だけ撮影後に入れ直しました。

「Vフォー・ヴェンデッタ」見どころ

名作からの言葉遊び

V言葉遊びを好み、その多くは著名な作品からの引用でした。例えば、冒頭では「マザー・グース」一節を用いました。その他にも、ウィリアム・シェークスピア「マクベス」「十二夜」「ハムレット」などがあります。

このことからもVは、かなりの教養知識を得ていた事が分かります。シェークスピア好きの方なら、そんな面からも楽しめる1作となるでしょう。

尚、「巌窟王」の映画も劇中で、Vお気に入りとなっています。

Vの象徴:バラ

V”サイン”として、バラが死体に手向けられています。そのバラは、「スカーレット・カーソン」と劇中で呼ばれているものです。

しかし、実際には「スカーレット・カーソン」は実在せず、オランダ産の「グランプリ」という種類が使われていました。

原作では「ヴァイオレット・カーソン」というバラとして紹介されています。これは実在するバラです。ヴァイオレット/VioletVから始まるので、選ばれたのだとされています。

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