昭和33年の活気あふれる日本の姿を描いた名作映画「ALWAYS 三丁目の夕日」をレビューします

「ALWAYS 三丁目の夕日」をHuluで見た!

2005年11月5日公開。配給は東宝。2時間13分。
Huluでの配信は2017年5月31日までとなっています。

西岸良平の漫画「三丁目の夕日」を、日本を代表するトップクリエーターである山崎貴が監督・脚本・VFXを担当し、VFXとCGを駆使して昭和33年の世界を見事に映像化。

主演の吉岡秀隆をはじめ、堤真一、薬師丸ひろ子、小雪、三浦友和といった名優たちが人情熱い昭和の人々を熱演。また、デビュー間もない頃の堀北真紀や、当時天才子役として活躍していた須賀健太も出演し、事情を抱えた少年少女の役柄を見事に演じています。

当初、原作漫画の読者層からヒットするとは予想されていなかったものの、公開されると40~50代を中心に口コミで人気が上がり、2005年に200万人超を動員。その後年明け以降も上映され続けロングランヒットとなりました。

その内容は高い評価を受け、数多くの映画賞を受賞。2005年の第29回日本アカデミー賞では全部門でノミネートされ、最優秀作品賞、最優秀監督賞など全13部門中12部門で最優秀賞を獲得しました。

原作

西岸良平「三丁目の夕日」
小学館の男性向け漫画雑誌「ビッグコミックオリジナル」で1974年9月20日号より連載中。

西岸良平の作品集であるコミック単行本「夕焼けの詩」(小学館ビッグコミックス)に収録されています。
「夕焼けの詩」は64巻まで刊行(2016年3月現在)

また「三丁目の夕日」のエピソードをまとめた、文庫版、傑作版、コンビニ販売用廉価版なども数多く刊行されています。

制作

監督・脚本・VFX:山崎貴
「BALLAD」(2009年)、「永遠の0」(2013年)、「STAND BY ME ドラえもん」(2014年)
脚本:古沢良太
映画「探偵はBARにいる」シリーズ、ドラマ「相棒」シリーズ、「リーガル・ハイ」(2012年)
音楽:佐藤直紀
「海猿」シリーズ、「るろうに剣心」シリーズ、「永遠の0」(2013年)
主題歌:D-51 「ALWAYS」

あらすじ

昭和33(1958)年。建設中の東京タワーがすぐそばに見える東京下町の夕日町三丁目。商店が立ち並ぶ中を人々が行き交い、子供達が元気に走り回る活気あふれる街だ。

ある春の日、青森からの集団就職する少年少女達を乗せた汽車が上野駅に到着する。その中の一人である星野六子(堀北真希)は鈴木オートという自動車会社に就職が決まっていた。

社長である鈴木(堤真一)に出迎えられ希望に胸を膨らませる六子だが、三輪オートに乗せられて連れてこられたのは夕日町三丁目の小さな自動車の修理工場。大きな会社の社長秘書をするのだと想像していた六子はあまりの違いに落胆する。

一方、鈴木オートの向かいにある駄菓子屋・茶川商店の店主で売れない小説家の茶川竜之介(吉岡秀隆)は、一杯飲み屋の美人女将・ヒロミ(小雪)に頼まれ、酔った勢いで淳之介(須賀健太)という少年を居候させることを引き受けてしまったのだった・・・

みどころ

・VFXを駆使して再現された昭和30年代の景色

舞台は昭和33(1958)年の東京下町。太平洋戦争が終わって13年経ち、1956年の経済企画庁は経済白書には「もはや戦後ではない」と記載された高度経済成長の真っ只中の時代です。

総工費4億円を費やしたという三丁目の住宅、商店、街並みのセットと、建設途中の東京タワーや上野駅、蒸気機関車、東京都電といった当時の東京の街並みをミニチュアとVFX(CG)で昭和30年代の景色を再現。

また、劇中に三輪自動車ミゼット、家電、店内の商品などはほとんどが各地から集められた本物が使用されており、その精巧な世界観に、映画を鑑賞した当時を知る世代の人々は思い出話に花を咲かせたそうです。

・優しく温かくそしてちょっと哀しさを抱く人々

登場するのは下町に住む、人情あふれる個性豊かな人々です。

彼らの高度経済成長期の夢と希望に満ちた生活を描く一方で、戦争でいろいろなものを失った哀しみや、急激に変わりゆく時代に取り残されていく人や物の姿も映し出され、心の響く魅力的な物語になっています。

・デビュー間もない堀北真紀の初々しさ

2017年2月末で家庭に専念するために芸能活動を休止した堀北真紀さんですが、「ALWAYS 三丁目の夕日」では青森出身の少女・星野六子役で出演しています。

真っ赤な真ん丸いほっぺで青森弁を話すおさげの少女役を演じる堀北さんは、当時デビュー2年目の17歳。

初々しくもキラキラと光るその演技は高く評価され、第29回日本アカデミー賞 新人俳優賞など数々の賞を受賞しました。

登場人物/キャスト

茶川竜之介(ちゃがわりゅうのすけ):吉岡秀隆

本作の主人公。夕日町三丁目で遠縁から継いだ駄菓子屋・茶川商店を経営する、売れない小説家。

生活のため三流少年雑誌に小説を書きながら芥川賞を目指しているが、選考落ちばかりで三丁目の人々から馬鹿にされている。

酔った勢いで、一杯飲み屋の女将・ヒロミから淳之介を預かることになってしまう。

石崎ヒロミ(いしざきひろみ):小雪

夕日町三丁目に出来たばかりの一杯飲みの居酒屋・やまふじの美人女将。

踊り子時代の知人の子供である淳之介を引き取ることになってしまったが、店の客・茶川を言いくるめて半ば強引に押し付ける。

その後、淳之介の様子を見に食事を作りに行ったりしているうちに茶川と打ち解けていく。

古行淳之介(ふるゆきじゅんのすけ):須賀健太

大人しく無口な少年。母親が行方不明になり、他に身よりがなかったため母親の知人だったヒロミの元に連れてこられる。

その後半ば強引に預けられた先の茶川から疎ましがられて萎縮していたが、茶川が大好きな冒険小説の作者と知ると心を開き、「おじちゃん」と呼んで慕うようになる。

鈴木則文(すずきのりふみ):堤真一

有限会社鈴木オート社長。戦争から帰還した後、苦労して鈴木オートを立ち上げた熱血漢。

短気な性格で激怒すると手が付けられないほど暴れるが、反面懐が深く、家族や従業員の六子への優しい気遣いを見せる家族思いのお父さん。

向かいに住む駄菓子屋の茶川とは「文学」「鈴木オート」と呼び合って罵り合う喧嘩友達。

鈴木トモエ(すずきともえ):薬師丸ひろ子

則文の妻。温厚で愛情深いお母さんだが、やんちゃな息子や暴走しがちな夫を叱り飛ばす厳しさも持つ。

青森から上京してきた六子の母親代わりとして家族のように受け入れる。

鈴木一平(すずきいっぺい):小清水一揮

鈴木家の長男。元気でやんちゃな小学4年生。

はじめは大人しい淳之介とは合わないようだったが、淳之介が書いたSF小説がきっかけで仲良くなっていく。

星野六子(ほしのむつこ):堀北真希

中学卒業後、集団就職で青森からやってきた女の子。愛称は「ろくちゃん」。

履歴書に書いた特技の「自車修理」を「自車修理」と則文に勘違いされて鈴木オートに就職が決まったとも知らず、大きな会社を夢見て上京するが、事実を知って呆然とする。

しかしその後は懸命に働き、鈴木家の家族同然に打ち解けるようになる。

宅間史郎(たくましろう):三浦友和

夕日町三丁目で小児科医院を開く医師。往診を頼まれると愛用のスクーターですぐに駆けつけてくれる。

三丁目の人々から信頼されているが、すぐに痛い注射をするため子供達からは「アクマ」と呼ばれ恐れられる存在。

戦時中空襲で妻(麻木久仁子)と娘(重本愛瑠)を失っている。

大田キン:もたいまさこ たばこ屋の店主。新し物好き。いつも自転車で暴走している。

古行和子:奥貫薫 行方不明になっている淳之介の母。

静夫:石丸謙二郎 和菓子屋「藤戸」の店主。

川渕康成:小日向文世 淳之介の父だと名乗り出る会社社長。

佐竹幸弘:小木茂光 川渕康成の秘書。

三郎:高橋征也
雄一郎:持丸加賀
精肉店・丸山:マギー
自転車屋・吉田:温水洋一
電気屋:木村祐一
氷屋:ピエール瀧
郵便配達:神戸浩
中島巡査:飯田基祐
不動産屋:松尾貴史
劇場・支配人:益岡徹
借金取り:中村有志
通行人:羽鳥慎一(当時日本テレビアナウンサー)
富山の薬屋:村松利史
小学校の先生:岡田薫

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