HBOのコメディー作品「僕が教えるアメリカ成功術/How To Make It In America」Huluに登場

アメリカン・ドリームを追う、等身大の若者ニューヨークでの生活を描いています。

芸能界でも「ニューヨーク留学」が話題になっていますが、ニューヨークはどんな所?、どんな生活?、何が出来るの?と興味があるのではないでしょうか。こんな疑問を持つ貴方が「ニューヨーク生活を疑似体験できる」、そんな1作となっています。

どうぞ、ご覧ください。

Hulu配信状況

  • 字幕のみ
  • シーズン1
  • 全8話(1話、25分~28分)
  • 毎週火曜日新エピソード追加
  • 2010年
  • Huluにて配信中!(2017年3月確認)

あらすじ

舞台は夢の街、ニューヨーク20代若者2人ベン(ブライアン・グリーンバーグ)キャム(ヴィクター・ラサック)アメリカン・ドリームを掴む為、自分たちなりにもがいていた。

しかし、現実は理想通りにはいかない。ベンはデザイン学校を中退後、15年間もジーンズショップの店員を務めていた。その間に元彼女には新しい金持ちの彼ができ、自分に好意を持っていた女性にも振られる始末。そして仕事でさえも、無免許販売で警察に商品を没収される、というような悲惨な生活を送っている。

だがある日、キャムに連れられ、裏ルートの革ジャン購入に立ち会ったベン。偶然にも、美しい日本製のジーンズ生地セルヴィッジを見つけたのだった。

そして、その生地で高級ジーンズ生産・販売を考えるのだが・・・。

1話目を視聴して

リアリティー・ショー?

予告を見ると、リアリティー・ショーのような印象を受けました。「一攫千金を夢見る若者が、挫折や苦悩を乗り越えていく」そんな現実に起こり得るストーリー展開だと思ったのです。

ファッション業界での資金調達、事業計画など、起業を考えている初心者には、この作品がひとつの”事業を始める手引き”的存在になるのではないでしょうか。

これからの展開に注目の作品です。

日本びいき?

ジーンズについて「日本製の新製品」「大阪から入手した」など、日本製品が強調されています。なぜでしょうか。

それは、日本の織物技術藍染め手法海外のジーンズ市場高く評価されているからです。このことについては、下記で詳しく説明させていただきます。

日本の技術職人魂が、世界から高評価を受けている事は同じ日本人として誇らしいものです。

発想の転換?

一般的に事業を始めるには、ビジネスの知識不可欠とされます。しかし、ベンやキャムのように、ある分野に特記している事で気づけたり、成長できることがあります。

例えば、ベンはデザインの学校を卒業し、ジーンズショップで15年間働いていました。ですから、ジーンズの売れ行き傾向や知識は十分に持っていたのです。一方、キャムはマーケティングに長けているのではないでしょうか。路上販売などで培った宣伝力・アピール力は、購買意欲を刺激する最も重要な能力でしょう。

いくら良い商品があっても、世の中の人に知られなければ販売にはつながらないのですから。普通のビジネスマンならタブーな事や、知識が”足枷”となって出来ない事でも「発想の転換」で切り抜ける2人には「希望」を貰えるかもしれません。

登場人物/キャスト

  • 役:ベン・エプスタイン/Ben Epstein
    演:ブライアン・グリーンバーグ/Bryan Greenberg
  • 役:キャム/Cam
    演:ヴィクター・ラサック/Victor Rasuk
  • 役:レイチェル/Rachel
    演:レイク・ベル/Lake Bell
  • 役:デイヴィッド・”カッポ”・カプラン/David “Kappo” Kaplan
    演:エディー・ケイ・トーマス/Eddie Kaye Thomas
  • 役:レネ/Rene
    演:ルイス・ガズマン/Luis Guzman
  • 役:ジンジー・ウー/Gingy Wu
    演:シャニン・ソサモン/Shannyn Sossamon
  • 役:エディ/Edie
    演:マーサ・プリンプトン/Martha Plimpton

視聴する前に

セルヴィッジ

セルヴィッジとはジーンズ生地のがほつれないよう、裏側に折り曲げ縫い上げられたの事を言います。しかも、シャトル織機という古いタイプで織られたデニムに限ります。このセルヴィッジヴィンテージタイプによく見られ、メーカーによって糸の色を変えてあることがあるのです。

例えば、リーバイス/Levi’sが赤リー/Leeは緑ラングラー/Wranglerはゴールドの糸を使う事が知られています。ラングラーの場合、耳を巻いて縫っているためセルヴィッジデニムでも見えないので区別が出来ない事が多いのです。

ベンがキャムに連れられて革ジャンを買った時に、偶然見つけたジーンズ生地、それがセルヴィッジでした。しかも、その生地は左綾本藍手染め高級品だったのです。

海外での日本製品の評価

海外での、メイド・イン・ジャパン・ジーンズの評価はとても高いです

例えば、岡山県倉敷市にある「藍布屋」は、国内では「桃太郎ジーンズ」で知られています。2010年には、新ブランド「ジャパンブルー」としてヨーロッパ、アジア、北米へと海外進出をしているのです。

日本の技術凝縮

海外で日本のジーンズが評価されている点として、織の繊細さ、染のあざやかさ縫製の丁寧さ挙げられます。そこには、日本古来から伝わる技術が凝縮されていたのです。

作品内で、バイヤーがベンにデニム生地の説明をしていました。それは、セルヴィッジで、左綾本藍手染めということでした。ベンもそれが良質な生地だと一目で分かったので、購入を決意したのでしょう。

左綾デニム

デニムの生地を良く見ると、青が濃い線白い線に分かれているのがわかります。この線を綾目(斜紋線)と呼びます。綾目が左上に流れている場合を左綾、右に流れている場合を右綾と言います。

一般的に織物は左綾が主流正綾とされていますが、ジーンズでは右綾が多いです。右綾はざっくりとした感触があるのに対して、左綾は光沢や滑らかさが特徴になります。

メーカーによっても右綾、左綾でスタイルがあり、右綾がリーバイス左綾にはリーが代表格として有名です。

藍染め

ジーンズ生地はインディゴで染められる事が、一般的です。日本では伝統の藍染めが、ジーンズ生地の”染”に応用されています。

ベンの買ったジーンズ生地も藍染め、しかも手染めでした。インディゴ染めはどうしても洗濯を繰り返すうちに、色が落ちてきてしまいます。しかし、藍染めは色落ちしません

その理由は、染料の粒子の大きさに違いがあるからです。インディゴの染料は粒子が大きいため繊維から離れやすく、反対に藍の染料は粒子が細かいので繊維に定着します。

もう一つは、染め方にあります。インディゴは繊維の芯までは染めていません。それに対して、藍染めは繊維の中心まで、すべて染めてしまいます。インディゴの場合、使うほどに色落ちするので、それを楽しむ為にその製法を用いているという意図もあるのです。

バーニーズ・ニューヨーク

ベンは、自身の事をはみ出し者だと卑下しています。ですが、ベンの勤めていたジーンズ店は、バーニーズ・ニューヨーク/Barney’s New York内にありました。

バーニーズ・ニューヨークとは、アメリカの高級百貨店チェーンです。その高級百貨店内に店舗を構えるジーンズ・ショップなのですから、良い職に就いていると言えるでしょう。人によっては、バーニーズ・ニューヨーク勤務という事に、誇りを感じる人もいるからです。

ベンとキャムの場合は”普通”の暮らしが出来る程のお金が稼ぎたいわけではなく”金持ち”になる事が目的でした。ですから、それで満足するわけも、ないですよね。

ニューヨークは、そんなアメリカン・ドリームを可能にすることが出来るパワーと人脈が確立できる不思議なということではないでしょうか。アメリカ人だけではなく、どの人種や宗教でも受け入れ成功のチャンスを平等にくれる所なのかもしれません。

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