秒速5センチメートルとは

秒速5センチメートル

秒速5センチメートルは、2016年に大ヒット作となる「君の名は。」を生み出した新海誠監督による作品です。それまでも「ほしのこえ」や「雲のむこう、約束の場所」の2作品を発表し、それぞれの作品は様々な賞を受賞していました。

秒速5センチメートルは上映される劇場こそ少なかったのですが、ストーリー内容や精巧な映像などに魅了された人々による口コミを原動力として、多くの人へと伝わっていき、最終的にはロングラン作品となりました。もちろん、秒速5センチメートルも国内外で数々の受賞経験をしています。

ほしのこえでは2039年以降の世界が描かれ、雲のむこう、約束の場所では第二次世界大戦後のパラレルワールドが描かれています。しかし、今回は新海監督の作品としては全体的に見ても珍しく、現代の日本が舞台になっております。

JRや小田急線の新宿駅を使ったことがある人であれば、出てくる風景の1/3程度は必ず見たことがあるでしょうし、作中に出てくる駅なども実在しているものばかりですので、その近辺に住んでいる方は、リアルな再現具合にも胸が踊るかもしれません。

映画が公開される前は、淡い恋物語などを注目点として挙げられることの多かった秒速5センチメートルですが、新海監督が生み出す独特の情景や美しく描かれた人々などにも、ぜひとも注目していただきたいです。

3部作で構成された映画

秒速5センチメートル

作品を全くご存じない方にとっては少し意外かもしれませんが、単体の映画作品にしては珍しく、秒速5センチメートルは3部作の構成を取っています。それぞれも、普段TVアニメなどで放送されている尺(約20分程度)とほぼ変わりません。故に、作品自体の長さも1時間程度と短めです。

ストーリーごとに参加されているスタッフさんも少しだけ違っています。ただ、内容自体は一貫してラブストーリー、それも10代から20代にかけての男女の淡い恋愛模様です。主人公は3作全てに登場し、物語の主軸となっていきます。

3つの作品では、主人公たちの年齢や生活環境も大きく変わります。もちろん、話が進むにつれて成長していくのですが、そこには単なる体の成長だけでなく、より複雑になっていくそれぞれの感情なども盛り込まれています。

あらすじ

秒速5センチメートル

遠野貴樹篠原明里は、互いに親の都合で転校をする頻度が多い子供だった。都内の同じ学校へ通うようになった2人は、境遇などが似ていることから次第に友達になり、そして口にこそしないものの、友達以上の関係になっていく。

小学校を卒業すると、明里は栃木へと引っ越し、離れ離れになった貴樹とは文通を始める。日々の何気ない出来事をやり取りしていた2人だが、今度は貴樹が引っ越しをすることになる。行き先は、東京からも栃木からも遠く離れた鹿児島

心の中で会えなくなるかもしれないという気持ちが溢れ、明里へ会いに行くことを決心する貴樹。静かに降り続ける雪の影響で、首都圏の交通機関が麻痺していく中、会いたいという気持ちだけを抱えて目的地に向かおうとしていた。

鹿児島の学校へ転校した後、貴樹は澄田花苗という同級生から恋心を抱かれていた。貴樹は花苗の気持ちに気づかず、花苗もまた、貴樹に思いを告げられずにいた。花苗は趣味のサーフィンも、高校卒業後の進路も決めあぐね、悩みを重ねていく。

一方の貴樹は、都内の大学へと進学することに。自分の思いを告げるか迷い続けていた花苗は、ある決心と共に貴樹の元へ向かう。

大人になった貴樹は仕事に追われ続け、心の中で整理のつかない気持ちを抱え続けていた。春風が吹く都心の一角。ベランダでタバコを加えながら外を眺めていた貴樹の携帯電話に、1人の女性からメールが届いた。

huluでの配信

秒速5センチメートル(1時間3分)

出演者/キャスト

遠野貴樹
遠野貴樹…主人公。東京で篠原明里と水野理紗、鹿児島で澄田花苗と出会う。大人しい性格で、社会人になってからはプログラマーとして働いている。
:水橋研二

篠原明里
篠原明里…遠野貴樹の同級生。貴樹と同じく親の都合で東京の学校に転入。小学校を卒業してからは手紙を通じて貴樹と交流を続ける。
:近藤好美、尾上綾華

澄田花苗
澄田花苗…鹿児島の中学校、高校に通う女子。遠野貴樹が転入してから、彼に対して恋心を抱くようになる。趣味はサーフィン。
:花村怜美

感想

感情移入のしやすさ

秒速5センチメートル
秒速5センチメートルは、オシャレに仕立て上げたフランス映画や、個人制作のホラー映画に匹敵するほど、登場人物が少ないのも特徴の1つです。大きくストーリーに関わってくるキャラクターは3人、主人公である貴樹を除くと、男性は0人になります。だからこそ、各キャラクターに対する思いも強くなっていきます。

もしも自分が貴樹と同じ境遇に立っていたとしたら、もしも自分が花苗のように一歩を踏み出せずにいたら。約1時間という短い映画、そして20分前後の作品の中で感じられることは、おそらくそれだけではないはずです。

誰かを好きになった経験が、どんな人でも1回か2回はあると思います。それが両思いだろうと片想いだろうと、どちらの気持ちにも応えられ、もしもを考えさせてくれる作品。それが秒速5センチメートルなのです。

もちろん、感情移入できるのは恋愛的な部分だけではありません。東京から北上する電車内サッカー部がだらけるベンチ新宿副都心4号線田舎町の駅舎…。何気ない日常が、作品の中にはたくさんあります。

ゴジラが国会議事堂を壊したり、グルメ番組で近所の精肉店が取り上げられたりするのとも違う、全く別の視点で映し出される実在の風景。どんな端末のどんな液晶画面越しに見ていても、まるでその場所で主人公たちを見守っているような気分にもなりました。

こんなとこにいるはずもないのに
主題歌となった山崎まさよし氏の「One more time, One more chance」の歌詞ですが、秒速5センチメートルを見ていると、このような気持ちが何度も湧き上がってきます。

賛否両論のラスト

秒速5センチメートル

映画のレビューサイトをいくつか見て回ると、概ね高評価でありながらも、意見が真っ二つに割れていることがわかるかと思います。表現、映像、ストーリー、音楽、小学生の感情、中学生の感情、高校生の感情、社会人の貴樹、手紙の内容などなど、テーマを挙げたらきりがありません

そんな中でも特に語られていたのが、やはり物語のオチにつながるラストについてです。このストーリーが好きだという人もいれば、一気に心が離れてしまったという人もいます。ここまで散々「恋愛映画」だとご紹介してきましたが、中には「ヒューマンドラマだ」という意見もあります。

感想というものは感情が原動力になったコメントなので、間違っている感想なんてものは存在しません。人の数だけ感想があり、それぞれが正解でもあるのです。多くの解釈が生まれ、たくさんの視点から賛否が別れることもまた、秒速5センチメートルの魅力なのかもしれません。

あなたにとって秒速5センチメートルは、果たしてどのような作品に映るでしょうか。

今なら2週間無料で見放題!今すぐ無料視聴!

今だけ2週間無料キャンペーン中! 登録はわずか3分でスマフォからでも見れます!
お申込みは↓↓↓をクリック


※紹介している作品は、掲載時の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は Hulu の公式ホームページにてご確認ください

Huluを楽しむおすすめメニュー

おすすめ作品まとめリンクページ 今月のおすすめ作品まとめリンクページ
海外ドラマ作品まとめリンクページ 比較まとめリンクページ
hulu登録まとめページ バラエティまとめリンクページ