「ターミナル」とは

ターミナル

ターミナルは、スティーブン・スピルバーグ監督指揮のもとに作られた、空港を舞台にしている映画です。主演のトム・ハンクスは架空の国「クラコウジア」の国民で、ニューヨークへ行こうとしたものの、ひょんなことから空港で足止めされてしまう、という所からストーリーが展開されていきます。

撮影にあたっては大きなセットが組み立てられ、まるで本物の空港にいるかのような臨場感を味わえます。実際に空港で撮影を行ったシーンもあるのですが、さすがに実際の空港をまるごと貸し切るわけにはいかず、また舞台が24時間稼働し続けるジョン・F・ケネディ空港ということで、撮影時には別の空港が使われています。

劇中では入管をはじめとするセキュリティ担当を中心として、空港内での仕事の様子もしばしば登場します。ただ、メインとなっているのは主人公と周囲の人物たちとの人間関係で、それぞれがそれぞれの形で、出会いや別れを経験していきます。

明記こそされていませんが、ターミナルのストーリーにはモデルがいるとされています。かつてフランスのシャルル・ド・ゴール空港で生活を続けていたというマーハン・カリミ・ナセリ氏で、彼は約15年にわたって空港で生活していたと言われています。

また、2008年にはノハラ・ヒロシと名乗る男性がメキシコの空港で3ヶ月以上寝泊まりしていることが報道され、逆にこの時には「ターミナルに出てくる主人公のようだ」とニュースで紹介されていました。

そりゃ納得いかんのう

ターミナル

トム・ハンクスはクラコウジア人を演じるにあたって、一部を架空の言語で話しています。その中で、おそらく日本でのみ一時話題になったシーンがあります。

母国で起きた騒乱のニュースを報じるテレビに食い付く主人公。彼が見ていたのはVIPルームのテレビで、もちろんアメリカに来たばかりの彼には、入室することなんてできません。

案内人の人が優しく退室を促し、自動ドアへと送り出している最中、テレビから流れる情報を耳にしながら彼はこのような言葉を口にします。「そりゃ納得いかんのう」と。

繰り返しになりますが、これは架空の言語です。しかし、偶然にも彼が発した言葉は、中国・四国地方の訛りが混ざった日本語になり、しかもこれまた偶然にもシーンにマッチした言葉になってしまったのです。

実在するお店の数々

ターミナル

映画公開後に現れた人物、架空の言語を使ったことによる偶然と、意図しない形で日本に関係する出来事が次々に起こっているターミナルですが、きちんと日本のことを描写したシーンもあります。

お金を工面するため、主人公が空港内での働き口を探すシーンに登場するのは、海外でも一定の人気があるファストフード店の吉野家。オレンジ色の衣装を身にまとった店員役には、東洋系の人々が数人参加されています。

このように、劇中では実際に存在しているお店が、何度も登場します。舞台がアメリカということもあってか、スターバックスバーガーキングサーティーワンアイスクリームなど、世界展開しているアメリカの飲食店の看板などが頻繁に出てきます。

また、事実上のヒロイン役となる女性は、ユナイテッド航空のキャビンアテンダントという設定で、制服も当時実際に採用されていたものが使われていました。

あらすじ

ターミナル

クラコウジアからジョン・F・ケネディ空港へのフライトを終え、アメリカの地に降り立ったビクター・ナボルスキー。入国手続きを済ませ、目的地であるニューヨークへ行くはずだった。

しかし、旅客機に乗っている最中に母国ではクーデターが発生。大臣らが死亡するなどして政府が機能不全に陥ってしまう。ビクターが持っていた入国ビザは無効化され、無国籍の人間となった彼は、入国も帰国もできなくなってしまう。

ロビーで生活することになったビクターだったが、国境警備局の主任であるフランク・ディクソンはこの事を快く思わず、次第に違法スレスレの手段を含めたあらゆる作戦で、ビクターを空港から追い出そうとする。しかし、真面目な性格の彼は一向に出ていこうとはしない。

来る日も来る日も入国係官の元へと足を運び、無駄な手続きを終えて帰るビクター。そんな彼の姿を見ていたある男は、ビクターにある依頼をする。

huluでの配信

字幕版、吹替版ともに配信中!
注:2月10日現在、配信停止中。
月替わり配信作品の為、2月15日から再配信予定。

(字) ターミナル(2時間9分)
(吹) ターミナル(2時間9分)

出演者/キャスト

ビクター・ナボルスキー
ビクター・ナボルスキー…クラコウジア出身の男性。母国のクーデターで入国できなくなり、空港で生活を送ることになる。
演:トム・ハンクス

フランク・ディクソン
フランク・ディクソン…国交警備局の主任。ビクターを追い出そうと画策するが、作戦は相次いで失敗する。
演:スタンリー・トゥッチ

レイ・サーマン
レイ・サーマン…警備員の1人で、アメリカに来たばかりだったビクターの世話役でもあった。巨漢で仏頂面。
演:バリー・シャバカ・ヘンリー

アメリア・ウォーレン
アメリア・ウォーレン…ユナイテッド航空のキャビンアテンダント。既婚者と交際するなど、男性遍歴に一定の偏りがある。
演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ

ターミナル
エンリケ・クルズ…機内食の運搬などを手がける職員。ビクターにあるお願いをするため、機内食を提供する。
演:ディエゴ・ルナ

グプタ・ ラハン…インド出身の年老いた清掃員。滑りやすくなった床で誰かが転倒するのを楽しみの1つにしている。
演:クマール・パラーナ(2013年に死去

ジョー・マルロイ…エンリケたちのポーカー仲間。20年以上空港で働き続けている黒人男性。
演:シャイ・マクブライド

ベニー・ゴルソン…サックス奏者。ビクターがアメリカへ来た理由の1つでもある。
演:本人

感想

やりたい放題への謎

ターミナル
ビクターは当初、乗り継ぎロビーの中であれば移動は自由ですと説明されます。一応通じた言葉を聞き入れ、その日の夜にビクターがやったことはこうでした。

まず、改装中と書かれた敷地内に入り込み、広々とした空間を独り占めします。この時点で既に乗り継ぎロビーから出ていっているのですが、そこにあった待合室用と思しき椅子をバキバキに壊し、自己流でベッドを組み立ててしまうのです。

さらに明るすぎて眠れなかったためか、配電盤にも手を加えて部品を次々に取り外し、半ば強制的に照明を落としてしまいます。街中でこんな事をしたら一発でお縄にかかると思うのですが、この意図せず始めたDIYが実を結び、ビクターの生活環境にも好影響を与えることになります。

ところで、彼の行動と同じぐらい気になったのが(架空の)ジョン・F・ケネディ空港のセキュリティ体制です。クーデター真っ最中の国の人間が、深夜に人気のない所へ入り込んで行ったら、何かしら疑いにかかるのが普通です。しかし、警備員は工事中のスペースに入り込んだ彼を、1度も拘束していません

ビクターがたまたまいい人だったから良かったものの、もしもある登場人物の台詞に出てくるようなスパイ政治犯だったら…。これを機会に、(架空の)ジョン・F・ケネディ空港のセキュリティ体制の見直しを、ぜひお願いしたい所です。

わりと「奔放」なヒロイン

ターミナル
どんな作品であろうと、ヒロインと言うとどことなく清楚なイメージがあります。ただ、今回出てきたアメリアは、少しだけジャンルの違うヒロインでした。

セックス・アンド・ザ・シティに出てくる登場人物が語るようなエピソードをあっけらかんと話す彼女に対し、当初はビクターも彼女のエピソードに若干引いてしまいます。

また、空港には恋人である男性も登場します。彼はアメリアのエピソードに出てきた既婚の男性ですが、会ってすぐに人目も気にせずに熱いキスを交わしています。普通は恋人と再会しても、手を繋いだり抱擁するくらいだと思うのですが…。

ただ、アメリアはそんな自分を嫌っているのも事実。ビクターとの出会いで少しだけ変わっていくアメリアですが、物語が終わる頃には、嫌いな自分と決別することができるのでしょうか。

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