作品概要

ネイビーシールズ

本作は、2011年5月2日に起きたオサマ・ビン・ラディン殺害作戦、作戦名「海神の槍作戦」を題材にした映画です。
作戦の実行部隊である米軍の特殊部隊ネービーシールズのチーム6の活躍を中心に、兵隊の家族の絆現地調査員の活動CIA本部での作戦立案チームが作戦実行に至るまでのドラマも描いています。
製作にはアカデミー賞作品賞受賞作品『ハートロッカー』で製作総指揮を担当したトニー・マークやニコラス・シャルティエが参加。
監督は『ブルー・クラッシュ』のジョン・ストックウェルです。

ネイビーシールズ

アメリカ軍の特殊部隊のことで、作戦展開地域に応じてチームが8つ存在します。しかし今作で描かれたチーム6は別名をDEVGRUといい、他のチームとは独立。対テロ特殊部隊として活動しています。
他の部隊に比べ高度な訓練を積んでおり、一部の優秀な人材しか参加することが許されない、いわばエリート部隊です。

バーン・ノーティス〜元スパイの逆襲〜」にもネイビーシールズ出身のキャラクターが登場しますが、こちらの紹介記事にも過酷な訓練の様子などが書かれているので、良ければ合わせてご覧ください。

海神の槍作戦

2011年5月2日に決行されたビンラディン殺害作戦のことを表します。

2010年9月CIAがそれまで捉えた捕虜の証言や現地調査員の調査から、パキスタン国内の都市アボッターバードに、ビン・ラディンが潜伏しているであろう建物を突き止めます。しかし、本当に本人がいるのかどうかの証拠が掴めません。CIA内でも意見が分かれます。
また、本当に本人がいるとしても、どのように殺害するかという問題もありました。空爆をしてしまえば本人殺害の証拠がなくなってしまいます。また、建物内には非戦闘である女性や子供が多数いることが確認されており、犠牲は免れません。
しかし、突入するとしても建物内の間取り等情報が少なく、もしビン・ラディンがいなかった場合の兵士たちの身の安全が保障されないのです。

建物がパキスタン国内にある、さらにパキスタン陸軍士官学校と目と鼻の先にあったということが問題でした。

そんな場所にビンラディンが潜伏している建物があるとすれば、パキスタンがビン・ラディンを匿っている可能性が浮上します。そこでアメリカ軍が戦闘行為をすれば、主権侵害を理由にパキスタン軍が動かないはずがありません。また、もし本当にパキスタンとビン・ラディンが手を組んでいるとすれば、同様に攻撃を受けることは明白なのです。
このように、CIAは慎重な判断を求められていました。

しかし、4月29日オバマ大統領は作戦の決行の許可を出します。こうして5月2日、ビン・ラディン(コードネーム「ジェロニモ」)を殺害する作戦、『海神の槍作戦』が実行に移されました。

あらすじ

2010年2月16日、ポーランドの秘密収容所に監禁されていた捕虜によって、ウサマ・ビン・ラディンの側近である連絡員の詳細が判明した。その情報からアメリカは彼がパキスタン国内に潜伏していると睨み、現地調査員を派遣し調査を開始する。

やがてパキスタンのアボッターバードに、その連絡員が出入りする建物を発見。ビン・ラディンもそこに潜伏しているものと思われた。しかしそこはパキスタン陸軍の拠点であり、陸軍士官学校と非常に近い位置である。そのことから、パキスタンがビン・ラディンを匿っている可能性が浮上。CIAは非常に微妙な立場に立たされることになった。
建物を空爆するか、それとも建物内に潜入か。パキスタンに協力を仰ぐこともできない。そもそも本当にビン・ラディンはそこにいるのか。
作戦を立案するCIA内でも様々な議論が交わされていた。

しかし、CIA特殊活動部の女性分析官ホリンズはまさしくそこがビン・ラディンの潜伏場所だと断定。CIA局長に攻撃命令を下すよう促すが、明確な証拠が見つからない現段階。彼はその決断が下せないでいた。

一方、アメリカ軍のある部隊がパキスタンの山岳地帯を調査していた。その当時、ビン・ラディンが山岳地帯の地方部族の元に匿われているという説が有力だったからだ。
そこで行軍する部隊を狙った自爆テロが発生、隊員を一人死なせてしまう。しかし、このことは逆にビン・ラディンがパキスタン国内に潜伏しているという動かぬ証拠であった。

やがて建物を監視中の人工衛星が、ビン・ラディンらしき男の姿を捉える。これに前後して先の部隊がCIA特殊活動部の指揮下に置かれ、建物制圧の訓練を開始。運命の日、5月2日を待つのであった。

ネイビーシールズ

感想

この作品は、タイトルからもわかるように、ネイビーシールズチーム6の活躍を描いているのですが、それと同じくらいにCIA局内での葛藤や、危険と隣合わせの現地調査員の活動が描かれています。
同じ「海神の槍作戦」を描いた作品に『ゼロ・ダーク・サーティ』があるのですが、それは主に女性分析官を中心に描かれており、現地調査員の活動は描かれていませんでした。

その点だけでも今作は見ものです。

現地調査員とは要はスパイ。現地の人の生活に混じってアルカイダを追います。このスリルは相当なものです。軍隊のように武装しているわけでもなく、ましてやCIAの職員のように安全なアメリカ本国から指揮を飛ばすわけでもありません。もしアルカイダに存在がばれたら最後、死が待っています。
さらに、もしかするとパキスタンがビン・ラディンとグルになっているかもしれないのです。つまり警察当局もあてにならない状況。
そんな中、調査中の彼らが警察の検問にあってしまいます。絵的には地味な場面ですが、背景を知った上で見ると非常に恐ろしい場面です。
そんな彼らにも焦点が当てられた本作は紛れもない傑作と言えるでしょう。

ネイビーシールズ

しかし、それ以上に残念なところも多いのが本作の惜しいところ。

シールズの隊員が私情にかられて仲間割れを起こします。
リーダーを務める隊員の妻が浮気をするのですが、その相手がなんと同じ部隊の隊員。そんなドロドロの三角関係なんてものをこの作品に望んでいる人はいないと思うのですが・・・。

他にも、アメリカ賛美が激しすぎるのも人によっては嫌悪感を示すかもしれません。
確かに本作は記録映画ではなく娯楽作品なのですから、主人公であるアメリカが正義として描かれるのはわかるのですが・・・。

例えば、ビン・ラディンが潜伏していると思われる建物内に侵入するための作戦を立案する場面や訓練中。上官は、女子供は撃つなとやたら強調します。それがしつこいくらい描かれていて逆にきな臭いです。

このようにアメリカのプロパガンダ的側面が強かったり、三角関係を描いた余計な演出がある本作ではありますが、そこさえ割り切ってしまえばとても楽しめると思います。
作戦に向かう兵士たちの緊迫感や、他の映画で見ることができない現地調査員活動、そしてCIA内部での情報戦などなど。あれだけ大きな事件の裏にこれほどまでの人間ドラマがあったのかと勉強させられました。

我々、日本人も無視できない9.11テロ事件の一つの区切りであるビン・ラディン殺害。
本作を見てその詳細を知るのもいいかもしれません。

キャスト

演:少佐
役:ロバート・ネッパー

演:スタナー
役:カム・ジガンデイ

演:チェリー
役:アンソン・マウント

演:トレンチ
役:フレディ・ロドリゲス

演:ミョール
役:アルヴィン・イグジビット・ジョイナー

演:ホリンズ
役:キャスリーン・ロバートソン

演:長官
役:ウィリアム・フィクトナー

huluでの配信について

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